18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 東京農工大学大学院 | 女性
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Q.
研究テーマについて(400字以内)
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A.
私は摩擦に関する研究をしています。こすれ合う面の表面に細かい凹凸を作ると、摩擦が減ることが分かっています。それを自動車や発電機などの産業機械の軸受部に応用すれば、摩擦が減り、世界規模の省エネルギー化につながります。ミクロな領域での凹凸の摩擦特性が分かれば、マクロな領域で摩擦が減るような凹凸の設計の指針とすることができるため、私の研究はミクロな領域での凹凸と摩擦の関係性を明らかにすることを目的としています。そのために私は、マイクロスケールとナノスケールの凹凸を持つ「ナノストライプ構造」というものを作製し、原子間力顕微鏡を用いてミクロな領域の摩擦を測定し、その関係性を明らかにしようとしています。今までに、凹凸がそもそも効果を発揮するような潤滑油の塗り方の条件を見つけることができたので、今後はピッチの異なるナノストライプ構造を作製して摩擦を測定し、ピッチと摩擦の関係性を明らかにしていく予定です。 続きを読む
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Q.
大学時代最も力を入れたことについて一言で(40字以内)
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A.
コンサートミストレスとしてオーケストラをまとめ、演奏を成功させました。 続きを読む
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Q.
さらに詳しく教えてください(400字以内)
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A.
私は大学でオーケストラに所属し、演奏を成功させて皆を笑顔にしたいという思いから、演奏をまとめる役職であるコンサートミストレスを務めました。演奏を成功させるために、以前より団員の基礎力不足を感じていたことから、自分の代で団員の基礎力を上げるという目標を立て、団員と1ヶ月に1回は必ず一対一で練習しました。その際は、互いに納得がいくまで時間を惜しまず粘り強く取り組みました。また、違うパート同士のコミュニケーションが重要であると考えたことから、今まで取り出して一緒に練習したことのなかったパート同士の練習を積極的に行いました。その結果、演奏を成功させることができ、私は団員から「あなたのお陰で団の基礎力が底上げされた」と評されました。この経験より、周りを巻き込んで問題を解決する力が身に付きました。チャレンジすること、物事に真摯に粘り強く取り組むこと、コミュニケーションを取ることの大切さも学びました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまで学んできたことやスキルを入社後どのように活かしたいと考えているか教えてください(400字以内)
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A.
私には、「多角的にアプローチできる」、「粘り強く取り組む」、「積極的にコミュニケーションを取る」という強みがあります。私は大学院で摩擦の研究をしているのですが、摩擦はまだ解明されていないことが多い分野で、予想と全く異なる実験結果が出ることがありました。そこで私は様々な学問を勉強し、研究室の他の人の研究も常に気にかけ知識を得て、課題に対して多角的にアプローチしました。また、課題には、自分の納得のいくまで時間を惜しまず取り組みました。一人で試行錯誤を繰り返しても上手くいかないときは、周りの人と積極的に議論しました。この経験から得た先述の強みを活かし、貴社で、自ら考え周りを巻き込み信頼関係を築き、技術職として誰も成し遂げたことのない問題に挑戦し、自分がこの世を去った後も人々の命を支え続ける革新的な「操作性の良い低侵襲な医用機器」を生み出し、「誰でも安心して受けられる医療」の実現に貢献したいです。 続きを読む