17卒 本選考ES
技術系
17卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
研究テーマについ(1)その内容(2)取り組むべき技術的課題(3)今後の産業社会に与える影響について、自由に論述してください。(500)
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A.
現在、身の回りにあるモバイル機器を始め、多くの電気製品に集積回路が組み込まれている。この集積技術は、ムーアの法則と呼ばれる経験則に従って発展してきた。しかし、集積回路配線の微細化に伴い、従来のCu配線では、信頼性の低下やCuの電気抵抗が増大してしまうといった課題があり、Cu配線では限界を迎えつつあると考えられている。そこで、Cuに変わる配線材料としてグラフェンやカーボンナノチューブといったナノカーボンが注目されている。グラフェンは、高電流密度耐性、低抵抗等の優れた特性を持ち、Cuを凌ぐことが理論計算から予測されており、配線応用に適していると考えられる。しかし、多層グラフェンの電気特性については世界的にも報告例が非常に少ない。更に、グラフェンの特性を妨げる要因として、電極金属とグラフェン間の接触抵抗がある。グラフェンの特性を最大限に生かす上で接触抵抗低減は最重要課題となっている。ナノカーボンが集積回路に応用されれば、微細化による更なるエレクトロ二クスの発展だけでなく、省エネ社会の実現にもつながる。本研究では、グラフェンのLSI配線応用を目指し、多層グラフェンと金属の接触抵抗の低減を目指す。 続きを読む
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Q.
学生時代に力を入れて取り組んできたこと(研究以外) (500)
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A.
学生時代に最も力を入れたことは、個別指導塾でのアルバイトです。当初、職場では、講師間の関わりは挨拶程度の非常にドライなものであったため、他講師の担当する生徒の性格や学習状況といった情報は把握できていない状況でした。そのため、振替などで普段担当しない生徒に対して授業をする時は、授業の進め方や学習状況の確認などで無駄な時間が生まれてしまっていました。そこで、誰でもどの生徒に対しても効率よく最良の授業を行えるように、積極的に他の講師に働きかけ、私が中心となって定期的にミーティングを開くことにしました。そこでは、生徒の性格や理解力を考慮して、どのような授業の進め方が最善なのか議論し、一人一人にぴったり合った指導マニュアルを作製し、講師間で全ての生徒の状況を共有するようにしました。その結果、普段担当しない生徒に指導する際にも効率よく授業を進めることができ、生徒の満足度も向上し、模擬試験や定期試験においても明らかな成績上昇が見られました。さらに、生徒が学校の友人を塾に紹介してくれるという形で入塾者の増加(2.5倍)にもつながりました。 続きを読む
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Q.
住友電工への志望動機、住友電工でやってみたいこと (300)
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A.
貴社の製品と技術力を通じて、世界中の人々により豊かな暮らしを提供できると考えたため志望しました。私は、貴社のインターンシップに参加し、貴社は自動車分野をはじめとする5つの幅広い事業と高い技術力を持っていることを知りました。その中でも特に、半導体・デバイス分野に興味を持ちました。私は、電子デバイス系の研究室に所属しており、半導体がいかにエレクトロニクスの発展に貢献してきたか、また人々の生活の暮らしを支えているのかを学んできました。貴社においても光デバイスや電子デバイスの開発に携わり、世界の人々の暮らしの向上に寄与したいと考えています。 続きを読む
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Q.
その他自由記入欄(200)
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A.
私の強みは計画力と柔軟性です。個別指導塾では、期間内に最大限の成績向上が求められます。そこで、私は担当初日に生徒の学習状況を分析し、入試までの大まかな計画と定期試験までの細かな計画を立て、理解度を確認しながら、計画に修正を加えつつ指導しました。その結果、生徒のペースで指導でき、担当科目は平均30点上昇しました。この経験を活かし、計画性と柔軟性を持って行動し、技術革新に貢献したいと考えています。 続きを読む