【未来を切り拓く挑戦】【20卒】住友電気工業の冬インターン体験記（理系/文系総合職）No.5978（名古屋大学/男性）（2019/7/22公開）

元々大手メーカーを志望していたなかで、リクナビでインターンの募集をたまたま発見したのがきっかけ。参加の決め手となったのは、交通費と宿泊費が支給であるという点と、選考で面接がなく、主にwebテストの結果だけで選考が行われる点が魅力的だったから。

WEBテストで高得点を取ることが重要になるので、SPIの参考書を購入し、一通り問題の解法をインプットしていった。

住友電工の3つの製品のどれに注力すべきかを提案せよ

1日目にやったこと

一日目はアイスブレイクと企業説明の後、
「住友電工の3つの製品のどれに注力すべきかを提案せよ」
というワークを1日行った。
ワークの中では、各部門の社員にインタヴューして情報を集めたり
中間報告をするタイミングがありそこで社員と関わることができた。

2日目にやったこと

二日目の午前は一日目のワークの最終発表を行い、
班を入れ替えた後、
「サウジアラビアに住友電工の電線を普及させるにはどうしたらよいか」
といった旨のワークを行った。
その後懇親会で社員と多く関われた。

人事・各セクションの部長

なし

ある一つのものの魅力を伝えるないようだったものに対して、そもそも3つの製品からなぜそれを選ぶのかということを考えるときいくつかの指標があるはずだからそれを表を作って客観的に比較したらとフィードバックを頂いた。

インターンシップで大変だったことは、ワークの濃度が非常に濃いことです。わずか2日間という短い期間の上、懇親会も開催されることから非常に短い時間でアウトプットを出す必要がありそれが非常に頭と気力を使うものでした。また、開始が朝早かった点も個人的に大変でした。

グループで自己紹介をしあうと、自主的にプログラミング学習の短期インターンに参加していたり、秋インターンの時期でも様々な企業にエントリーしたり業界研究を進めていたりと自分より就活準備を入念に進めている学生が多く、そのギャップからより頑張ろうと思った。

企業について基本的な説明もなされるので知識面で特に準備は必要ないが、グループワークが上手くないと辛い時間になるので何かしら別のインターンで経験しておくと良いのではないかと思う。

基本的にいい会社だという噂は聞いていたが、実際何人かの社員と話していてもそれは感じた。ただし、事務系の場合数が少ないので一人一人の受け持つ裁量が大きいという点も高評価だった。また、海外展開してはいるものの選考等で特別語学力や留学経験を問うということはないということもお聞きした。これらの点が自分にとって魅力的に映ったから。

インターンの参加学生や実際の社員の雰囲気や実力を考えても自分でもなんとか手が届く領域なのかもしれないと感じたが、素材メーカーを志望する明確な原体験や志望理由を上手く描けていなかったから。また、海外展開していることから、留学経験がない点も懸念点としてある。

噂にたがわぬいい企業だという印象をインターンに参加して再確認したので志望度は上がりました。また、自分はインフラよりの志向を持っていたが、住友電工はメーカーの中でも社会インフラに寄った事業を行っており自分の希望ともマッチしていると感じた。さらに、メーカーの営業職は社内社外の調整や見積もりだけだと思っていたが、プロジェクトマネージャーとして裁量をもってプロジェクトを推進できるキャリアもあるのだと知ってそれも自分にとって魅力的だった。

インターン後の工場見学があるながらも、特にフォローがついたという話を全く聞かなかったから。リクルータ面談の際もインターンを参加しているといったらそうなんだという雰囲気だったので参加学生を絞っているようには見えない。

インターンシップ参加前はIT・メーカー・インフラ業界を中心に志望していた。具体的な企業として大手のものを中心に日立製作所・富士通・NTTデータ・NECやデンソー・豊田自動織機・アイシン精機、NTT東西・NTTコミュニケーションズ等である。住友電気工業はそれらには及ばないまでも非常に評判が良いことから志望度は高かった。

実際に大手メーカーのインターンに参加してみるとやはり人の部分で非常に好感がいいということは感じた。しかし業務内容の点で自分が素材メーカーの文系職として働くという明確な動機がないという事に気づき、それを見直すうえで非常にいいきっかけになった。企業選びの軸として人だけではなく実際にこのような場に参加して自分がそれをやる理由を考えるのは有意義だと思いなおした。