2018卒の京都大学大学院の先輩が小林製薬研究開発職の本選考で受けた2次面接の詳細です。2次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
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2018卒小林製薬株式会社のレポート
公開日:2018年2月5日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 研究開発職
投稿者
選考フロー
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明/不明/研究開発職
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
現在の研究について問われた際に、熱く答えられた点が良かったと思う。熱意を持って働ける人を求められているように感じた。
面接の雰囲気
一次面接と同様話しやすかった。研究職の方は、研究に興味を持ってくれていたので制限時間が過ぎる程度には話が弾んだ。
2次面接で聞かれた質問と回答
自己PRしてください。
私は研究の中で、新しい分野に挑戦することに力を注ぎました。私は大学生時代に所属していた研究室において、天然物由来の化合物の神経保護効果を評価しておりました。その化合物の構造と神経保護効果の関係を証明する為に、構造が一部異なる化合物を有機合成する必要がありました。私は有機化学に関する知識がほとんどなかったので、教科書を購入して基礎から勉強し直し、理解できない箇所は有機合成を専門とする研究室の教授に連絡を取って質問に行きました。そうして合成経路を検討して実験を重ねた結果、目的の化合物の合成は成功し、構造の有意性を証明できました。大学院進学後も別の研究室で新しい分野に取り組むことで知識を身につけております。
研究内容を教えて下さい。
細胞内に存在するVCPというタンパク質のATPase阻害剤を経口投与可能にする為、誘導体の分子設計及び有機合成を行なっています。VCPのATPaseを阻害することにより、細胞内ATPの減少や小胞体ストレスが抑制され、種々の細胞に対し細胞保護・細胞死抑制効果を示すことが知られています。当研究室において現在臨床試験中のATP制御剤は、この作用機序に基づいて眼疾患の治療や予防に有効であることが報告されています。ATP制御剤は注射による投与以外では使用できないので、より簡便な経口投与法を目指して、小腸における吸収率を改善する為に脂溶性が上昇するような分子設計を行なっています。分子設計にはQSARなどの手法を用いており、合成経路には鈴木カップリングなどの主流の反応を用いています。本研究により経口投与が可能となれば、自宅での治療が選択肢に加わり、患者様のQOL向上に貢献できると考えています。
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小林製薬の 会社情報
会社名 | 小林製薬株式会社 |
---|---|
フリガナ | コバヤシセイヤク |
設立日 | 1919年8月 |
資本金 | 34億5000万円 |
従業員数 | 3,534人 |
売上高 | 1734億5500万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 山根聡 |
本社所在地 | 〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町4丁目4番10号 |
平均年齢 | 41.0歳 |
平均給与 | 725万円 |
電話番号 | 06-6231-1144 |
URL | https://www.kobayashi.co.jp/ |