【未来を描くエネルギー】【19卒】関西電力の夏インターン体験記（文系/経営企画コース）No.1138（神戸大学大学院/男性）（2018/1/31公開）

以前からインフラを扱うエネルギー業界に興味を持っており、その中でも地元の電力会社である関西電力を志望していた。そのため、本選考に有利になればと思い参加しようと思った。また、経営企画について集中的にプログラムを組んでくれる企業は貴重であるため、漠然と経営企画の部署で働きたいと思っていた認識をより明確にするために参加を決意した。

ウェブサイトを見てインターンがどのようなプログラムになっているのかを確認した。そしてどのような人物が求められているかを想定して臨んだ。

2050年を見据え、関西電力のとるべき戦略について経営層にむけたレポートを作成せよ

前半にやったこと

関西電力についての講義や経営企画室をはじめとする代表的な部署の講義がほとんどだった。１、２日目のあとに、外部環境や内部環境を分析するグループワークの時間が設けられている。３日目は環境に関する部署に行き、環境への取り組みをPRする方法についてのワークがあった。

後半にやったこと

発表の準備となんでも質問を行える座談会を行った。担当の社員がアドバイスや質問に答えてくれる。また１人ずつキャリアに関する面談を行う。
最終日の午前に発表し、他のコースと合同で部署で起こせるイノベーションを提案する。

採用担当の社員

なし

ワークでは、意見の発散と収束に注意するよう指摘された。地に足の着いた現実的な提案が求められていると考え、あまり冒険しない提案を準備していたが、もっと面白い提案が加わればいい発表になるといわれた。

前半は講義の時間が多く、話を聞き続けるのがしんどかった。また、発表の準備が終わらず、発表前日はインターン後に集まって準備を行った。途中にあまり関係のない環境系の部署では講義が眠かった上、１日完結のバタバタしたプログラムになっていたため、意図がよくわからなかった。

本社で行われるため、何時に出社して何時に退社する社員が多いのかを生で確認することができた。また、様々な部署の複数の社員から話を聞くことができたため、特に1年目の営業所に配属された際の働き方についてイメージが具体的になった。経営企画室の仕事内容がかなり詳しく知れた。

電力会社に関する法規制や国際的な競合企業は調べておいた方が外部環境分析がスムーズに進められたかもしれない。

経営企画室の仕事内容を詳細に知った結果、様々な部署の意見を統合して戦略をつくるという特徴が自分に合っていると感じた。また企業全体についても風土や働いている方の様子を見ると、きっちり仕事をしつつプライベートの時間を確保していることが分かり、バランスの取れた社会人生活を想像できた。

インターンに参加したことで、企業の全体像が分かり、各部署の内容もある程度学ぶことができたので、情報を得るうえではかなり有利であった。しかしながら、企業研究をしっかりすればある程度のキャッチアップは可能であり、また海外経験を重視している傾向があるため、海外経験のない自分は不利であると感じた。

営業のイメージもそれなりに強かったが、総合職として入社すればキャリアのほとんどは事業戦略や経営戦略の立案等に関わることができるということが分かったため。また、出向による給与の大幅な減少がほとんどなく、関連会社の役員も本社の部長クラスと等級が変わらない点が魅力的であるため。

インターン参加者はESを出した後にインターン専用の選考ルートに乗ることができる。面接は合計2回でその前には採用担当の社員が面談を行い、自己PRをブラッシュアップしてくれるため。

鉄道業界を特に志望しており、大手私鉄やJRを中心に見ていた。しかしながら、鉄道は競争率が高く全滅の可能性もあるため、同じインフラ企業ということでエネルギー業界を見ていた。またインフラをはじめとする様々な角度で生活に関わることができる素材メーカーも併願先として検討していた。ベンチャーや金融などは向いていないと感じ志望していなかった。

エネルギー業界への関心が以前より高まり、電力会社も就職先の選択肢として考慮しようという気持ちが少し高まった。さらに、今度はガス会社のインターンに参加してみたいと考えるようになった。インターンの参加者がみんなそれぞれ異なる長所や強みを持っており、それが作用しあって議論が活性化したことが楽しく、多様な人材がいる会社で働きたいと思った。