【高速道路の舞台裏を知れ】【20卒】阪神高速道路の夏インターン体験記（理系/夏季インターン（技術系））No.5624（大阪大学大学院/男性）（2019/4/9公開）

私は土木を大学・大学院で専攻しており，研究内容も道路業界に関わりが深かったため，自然と高速道路会社に興味を持った．中でも阪神高速道路は，自分の住む地域を中心とした都市高速であり，身近な存在としてどのような業務をしているかを知りたいと思い，インターンシップに応募しました．

インターンシップの選考では面接が無く，書類選考だけで行われる．そのため，自分の参加したいという熱意を文章で伝える必要があった．私は，対策として阪神高速道路の行っている事業を知るために会社の技術紹介用の特設ページの内容を読むようにしました．

インターン最終日は各自が与えられた課題に対する発表が行われる．課題は配属部署のインターン担当者から初日に渡される．私の課題は維持管理に関するテーマだった．その他，現場見学や歓迎会が開催された．

1週目にやったこと

会議への参加や，配属部署での現場視察に同行させてもらった．また，課題に担当者の方に課題に関する説明を丁寧に教えてもらった．参加日程3日目には配属部署で歓迎会が開催された．

2週目にやったこと

現場見学の日なども設けられており，建設中の現場にインターン生全員で見学した．また，最終日の発表の準備として，課題とPowerPointスライドづくりに取り組んだ．課題やスライド内容は全て担当者が事前に何度も目を通してもらい，発表練習の場まで設けて下さった．

不明

なし

社員はコミュニケーション能力が高い人ばかり，といった印象を受けた．また，阪神高速道路の人間の特徴として仕事とプライベートといったオンオフの切り替えが上手な人が多いということを社員の方が言っていた．

参加者に様々な体験をしてもらいたいという気持ちから，会議への同席や部署の現場視察への同行といった機会を用意してくれていた．しかし，その反面，課題とその最終発表への準備時間がやや少ないので効率よく作業することが求められた．発表とスライドの作成に関しては，膨大な内容の中で発表時間も短いため，工夫を凝らす必要があった．

会社の概要や業務の内容は説明会やホームページを見れば分かる情報も多いと思う．現場見学会もインターンでしか体験できないわけではない．しかし，働いている人の人柄や雰囲気といったものや本音はインターンで得た最大の収穫だと思えた．なぜなら，雰囲気や社員の人柄などは企業が自分に合っているかを決める最大の理由にもなる可能性があるからだ．

阪神高速道路の独自のものに関する情報・知識をもう少し勉強していれば良かったと思う．なぜなら，インターン中には新たな情報や知識を得る機会にはなるが，たとえば高速道路業界全体や他社との”差”であるものかを瞬時に識別しづらい．もし，その場で独自性を理解しておけば社員への質問などを通して，後に就職活動では他社との差別化を意識して文章の糧とすることができると感じたからだ．

阪神高速道路会社は，小規模精鋭で業務を回すという形態をとっている．そのため，社員同士はとても仲が良く，飲み会が多い文化もあると聞いた．実際，自分の配属部署では歓迎会を開いてもらった際には社員同士の雰囲気がとても和やかで良かった．社員の雰囲気が居心地の良さを生み出し，自分もそこで働きたいという意欲に繋がったと考えられる．

阪神高速道路会社は技術系（特に土木）ではとても人気があり，とても難しいと聞いてる．しかし，インターンを通して会社の業務内容や雰囲気が自分とマッチしていると感じられるため，内定に近づくことはあると思う．また後日インターン参加者の特典イベントもあり，優遇はされる．

実際の業務内容を細かく知れたことや，社員の方の雰囲気を感じ，自分と合っていると思ったから．また関西圏で働けることや転勤がほとんどない，安定した給料が手に入るなど，企業選びの軸とも十分にマッチしており，これ以上の企業はなかなかないのではと感じた．

そこまで大きな有利にはならないが，顔を覚えてもらえることや，インターン参加者の特典イベントが用意されているなど，有利ではなく，優遇されている．選考が短くなるなどはあまり聞かない．

土木を中心に考えていた．その中でも高速道路会社という発注者の立場で，生まれ育った関西の発展を基盤から支えられる魅力にひかれた．その意味では鉄道会社なども志望業界の1つとみていたが，研究室の先輩方が多く進まれていることからも，会社内の争いで有利になると考えていることもあった．実際そういった事情はあるそう．

実際インターンに参加してみると，ますます興味が高まった．一方，鉄道会社や不動産業界など土木の知識経験を活かせる業界を幅広くみて，なぜこの企業を選んだのか，といった本選考の面接でも有利になることを模索すべきだと感じた．そのため秋以降にかけては業界を絞るのではなく，あえて広げて，他業種との違いを明確にしようと考えた．