【未来の街を創造】【20卒】三井不動産の冬インターン体験記（理系/総合職）No.5475（大阪大学大学院/男性）（2019/4/17公開）

将来まちづくりの観点から、暮らしを支えたいと考えていたため、参加。不動産業界のトップなので、この業界を志望する人は必ず参加すべき。柏の葉という今まさに開発が進んでいる街を自分たちの手で想像し、具現化するというスケールの大きさも魅力。

正直ほとんど何もしていない。というのも、どれだけ知識が豊富とかは関係なく、人間性を見られているから。

2030年における柏の葉の未来像を具現化する。

1日目にやったこと

自己紹介の後、現在の柏の葉を見学。KOILなど周辺施設を詳しく案内してもらえる。その後2030年における柏の葉の未来像をGD。ホワイトボードにまとめて最終日に発表。

2日目にやったこと

GDの続き。途中何回か、中間発表がある。ダメ出しをされるが、若手社員のため正直あまり参考にならない。（社員にもよるが）ほとんどのグループが居残りで作業を進めていた。

3日目にやったこと

午前中はGDの続き。3グループ×2に分かれ、午後から発表。6グループ中優秀だった2グループは部長クラスの前で再度発表。そして最優秀賞が決められる。（同率一位もある）

メンター、人事、部長

役員とディナー（うわさ程度で、優勝しないとわからない）

「街」というのは本当に裾野が広い。あらゆることに精通し、あらゆる人に影響を与えることを十分に認識していないとデベロッパーは務まらない。しかもその上で収益を上げなければいけない。

議論が活発に行われたこともあり、なかなか意見がまとまらなかった。そのため居残りで作業をするなど、3日間はほとんど缶詰状態。モンスターエナジーが支給されるなど、体力的にもいっぱいいっぱい。体調を万全にすることや、睡眠をしっかり確保するなど、本当に基本的なことはしっかりしていないと楽しめない。

まちづくりの基本的な考え方はもちろんだが、社員さんの雰囲気などは3日間共にしたからこそわかったことだと思う。おそらくOB・OG訪問を通して社員さんと交流しても、この経験は得られなかった。またグループのメンバーを見ると、同期となる人も分かるので、実際自分が会社に入ったあと、有意義な時間を過ごせるか、分かる。

まちづくりに関する知識はいらないが、あって損はしない。自分が普段街にどういう印象を抱いているか、一度考えてみると良いかも。

まちづくりの光が当たっている面だけでなく、影の部分をしっかりと見ることができたので、入ってからのギャップは少ないと思う。一方で、実際の1日の仕事の流れなどは、聞いたとしてもそれを実際にやってみないとわからないので、イメージしにくい。（これは大手だとどこもそうかも）

周りのレベルがかなり高い。特に議論の中で、自分の意見への持っていき方は社員顔負けのところがある。また自分がこれから何ができるかどうかではなく、相性が大きいように思う。いわゆる合う合わない。何が合うかは難しいが、熱意を全面に押し出す人は有利に働きそう。

志望度はやや上がった。不動産業界は採用人数も少なく、また選考も遅いので、自分の中でぶれない志望軸を持つ必要があると思う。その軸をこのインターンで手に入れたいと望んだが、そこまでではなかった。個人主義のように感じたことと熱意の押しつけが過ぎたことが原因。

先程も述べたが、一部の優秀な人は最終面接までいけるよう。またそうでない人も、インターン参加者限定のトークセッションなどがある。ただし面接ではあまり関係ないように思う。

インターンに参加前の志望企業・志望業界は不動産業界（三井不動産、三菱地所、森ビル、東急不動産、東京建物）と鉄道業界（JR東日本、JR西日本、東急電鉄、阪急阪神ホールディングス、京阪ホールディングス）と土木系（阪神高速、太平洋セメント、ピーエス三菱）。まちづくりをやりたかったので、前2つの業界をメインに考えていた。また大学で学んでいる土木が活かせる業界も見ていた。

自分がやりたいことができると再認識できた。そのこともありインターン参加前は不動産業界と鉄道業界どちらも同じ、並列で見ていたが、不動産業界をメインに就活を行おうと決心した。また不動産業界の中では、三井不動産にしかインターンに参加しておらず、絶対ココじゃなきゃダメと言うふうでもなかったので、そこは広く見ようと思った。