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ジヤトコ株式会社 報酬UP

【加速感を楽しむ未来へ】【20卒】ジヤトコのエンジニアの本選考体験記 No.9848(九州大学大学院/男性)(2020/7/22公開)

ジヤトコ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒ジヤトコ株式会社のレポート

公開日:2020年7月22日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • エンジニア

投稿者

大学
  • 九州大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定
  • 日産自動車

選考フロー

企業研究

トランスミッションに関する基本的な知識が必要であると感じました。ジヤトコの主力商品であるCVTのみならず、ステップATやDCTなどのそれぞれの長所、短所を自分なりによどみなく答えられると良いと思います。一次面接で実際にあった質問ですが、「CVT以外にもトランスミッションはあるが、それらと比較したときにCVTについてどう思うか」と聞かれました。これに対し、「排気量の大きな自動車であれば話は変わってくるが、こと小排気量車、特に軽自動車に関して言えばCVTが一番バランスが取れていると思う」と答えました。ここについて具体的に掘り下げられるということはなく、「おぉ、お詳しいですね」といった反応でした。この点を自信をもって答えられていれば、企業研究は十分であるとみなされるのかなと感じました。

志望動機

私は自動車が好きで、この百年に一度の大変革期の後の世代に、自動車を愛し楽しむ文化を残したいと考えています。そのためには、世界中のユーザーの皆様に自動車の面白さを体験していただく必要があると感じています。自動車の面白さの中でも、「加速感」は誰しもが体感しやすいものであると考えます。実際に私の友人は、加速の良い自動車を体験したことから自動車に興味を持つようになりました。自動車の「加速感」に関わる要素として、トランスミッションは非常に大きな役割を果たします。特にCVTは、燃費と加速感を両立できる理想的なトランスミッションであると考えます。このCVTをグローバルに取り扱う御社であれば、私の目標を達成できると考え、志望させていただきました。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

ESの内容・テーマ

あなたが取り組んだ部活動・サークルについて、具体的に記入してください。(150文字以内)/あなたが取り組んでいる専攻およびゼミの内容について、具体的に記入してください。(200字以内)/あなたがジヤトコを希望する理由は何ですか?できるだけ具体的に教えてください。(200文字以内)/あなたは、ジヤトコで自身の強みをどのように活かせると思いますか?(200文字以内)/あなたのアピールポイントは何ですか?できるだけ具体的に教えてください。(200文字以内)/あなたが、学生時代にもっとも打ち込んだことを教えてください。チームで活動していた場合には、チームでのあなたの役割も含めてお答えください。(300文字以内)/あなたにとって、これまで一番大変だったことは何ですか?また、その困難をどのように乗り越えたかも含めてお答えください。(300文字以内)/あなたが、モノづくりを「おもしろい」と感じた出来事を、具体例交えて教えてください。モノづくりとは、物事の仕組みなどの形のないものを含みます(300文字以内)

ES対策で行ったこと

自分がやってきたこと・考えてきたことを素直に見つめなおすようにしました。そこから自分の武器を見つけていき、設問に合わせて書いていくとよいと思います。ものは言いようです。

1次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
10年目の先行開発/人事
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

トランスミッションについて知っていて、CVTの優位性をしっかり語れた点。また、バイクの修理・整備を自分でやっていて、メカに関する理解がある点。

面接の雰囲気

WEBでの面談で、全体に和やかな雰囲気でした。質問は基本的に開発の方からされました。こちらの返答にも一つ一つリアクションがあり、非常に真摯に対応していただきました。そんな中でも、トランスミッションについてしっかり理解していないと答えられない質問もあるため、油断は禁物です。

1次面接で聞かれた質問と回答

自分の強みを一言でいうと何か。

「好奇心」であると考えます。ESにはエンジニアに必要なコミュニケーション能力であると書いていますが、この能力は他人の研究に対する好奇心から質問やディスカッションを行ってきたことで培われました。また、自動車の技術に関しても、好奇心がなければ仕組みを知る前に納得してしまうでしょうが、私は中身を理解したいと思い、日々調べています。その中で御社が開発したエクストロイドCVTを知り、その技術に非常に驚いたという経緯もあります。他にも、バイクの修理・整備でモノづくりに対する理解を得たことや、モノづくりを面白いと感じたエピソードなど、ESに記入した私の長所となる項目はすべて好奇心が原動力となっていると感じています。

志望度、また、内定が出た場合に入社するか。

御社は第一志望群です。入社についてですが、実は日産自動車株式会社への推薦をいただいて、現在選考の最中です。推薦とはいえ、このご時世において確実に内定をいただけるとは言えず、落ちることも十分に考えられます。また、日産自動車でもトランスミッションの開発を志望しております。私は、VVELやVCR、エクストロイドCVTなど、日産系企業には革新的な技術を実現する力があると考えており、そういったところに魅力を感じております。したがって、日産系のサプライヤーである御社への志望度も非常に高いのです。ですので、日産自動車の選考に落ちてしまった場合という条件にはなってしまいますが。内定をいただけた場合にはぜひ入社させていただきたいと思っております。

最終面接 通過

実施時期
2020年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
生産技術/開発/人事
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

エンジニアとしてのモノづくりに対する姿勢、またモノづくりに関する経験から、即戦力になると評価した、というフィードバックをいただきました。

面接の雰囲気

一次同様、非常に和やかでした。WEB面接でしたが、生産技術の方が大きく映っていて、残りのお二方は小さく映っていました。しかし、質問はお三方からまんべんなくいただきました。時間が短かったこともあり、あまり深堀はされませんでした。それどころかむしろ半分売り込みのようになっていました。

最終面接で聞かれた質問と回答

困難を乗り越えるにあたって重視した、ポリシーのようなものについて

困難であったことは、進学の際に研究テーマが大きく変わったことです。この困難を乗り越えるにあたっての私のポリシーは、自分でしっかり理解しておきたいということです。研究について理解していくために、論文を読み込みました。読む論文についても、自分の研究に関連がある論文であるかどうか、判断する能力がまだ乏しいこと自覚し、教授に確認をいただいてから読みました。論文を読む際にも、わかった気にならずに、自分はまだよくわかっていないのだという自覚をもって読みました。結果、疑問点を多く見出すことができ、それらを調べていくことで研究分野についての知識を得、理解を深めることができました。わかっていない自覚を持つことはエンジニアにとって重要であると感じました。

吹奏楽部はまさにチームワークが求められると思うが、そういった中でのリーダーシップについて。

部員のモチベーションをあげるためにリーダーシップを発揮しました。私のいた高専の吹奏楽部は弱小であり、さらにコンクールでは大学の部に出場していたために毎年最下位でした。こういった状況で、部員のモチベーションは低いものでした。ある年、ミーティングで「コンクールに出る意味はあるのか」という意見が上がりました。しかし、コンクールに出なければ練習時間が減り、部の質の低下につながると感じました。しかし、この意見を正面からぶつけても、出場反対派の意見は変わらないと感じました。彼らは「上位入賞しなければ出場する意味がない」と考えているようであったため、私は「得点アップ」を目標に頑張ってみることを進言しました。この目標に向かって練習方法の工夫等をしていったところ、得点を前年比で1.2倍まで上げることができました。この結果を受けて、部員のモチベーションが上がりました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

面接の時点で他の企業を推薦で受けていることを伝えていたため、そっちがどうなっているのかをまず聞かれた。まだ終わっていないことを伝えると、後日確認のため改めて電話すると言われた。今後の就職活動も頑張ってくださいと応援の言葉はいただいたが、やはりできればうちに決めてほしいという雰囲気を感じた。

内定に必要なことは何だと思うか

なぜ自動車業界か、なぜ完成車メーカーでなくサプライヤーか、なぜトランスミッションか、なぜジヤトコか(なぜCVTか、でも可)をしっかりさせておき、それを裏付けるだけの知識・思いが必要だと思います。自動車をトランスミッションでどうしたいのか、それはなぜか、一貫性があるとなおいいと思います。また、モノづくりを面白いと感じていることや、モノづくりをしたいという思いをしっかりアピールすることも重要であると感じました。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

ひとえに熱意の差であると思います。私はジヤトコ株式会社を受けるまでにもいくつか面接を受けていますが、全て落ちました。原因を考えたときに、それらの企業で自分が何をしたいか、なぜその企業なのか、なぜその業種なのか、熱意が足りなかったために深いところまで考えられていなかったためであると考えました。自分を見つめなおし、やりたいことをしっかり見つけてから企業を選ぶことは、基本であり一番重要なことであると思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

雰囲気が和やかで、こちらの話をしっかり聞いてリアクションしてもらえるため、緊張がほぐれやすいと感じました。その反面、注意力も散漫になりやすいと思います。もちろん、自分の思い・考えを率直に伝えることは大前提ですが、気のゆるみから余計な事を答えてしまうことも考えられます。緊張感は失わないように注意しましょう。

内定後、社員や人事からのフォロー

就活を続けているため、その後の状況の確認の連絡が来る。

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ジヤトコの 会社情報

基本データ
会社名 ジヤトコ株式会社
フリガナ ジヤトコ
設立日 1999年6月
資本金 299億3500万円
従業員数 14,000人
売上高 3261億2000万円
決算月 3月
代表者 佐藤朋由
本社所在地 〒417-0001 静岡県富士市今泉700番地の1
電話番号 0545-51-0047
URL https://www.jatco.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131640

ジヤトコの 選考対策

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