
23卒 インターンES
研究職
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Q.
大学における研究テーマとその内容についてお書きください。(400字以内)
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A.
分子の集合体は、単一分子では実現できない機能を示す。これまで、安定で取り扱いが容易な芳香族分子を用いた集合体が数多く報告されてきた。一方、不安定で合成が困難な反芳香族分子を用いた集合体の報告例はない。しかし、反芳香族分子は芳香族分子にはない魅力的な物性を有する。したがって、反芳香族分子を用いた集合体を生成できれば、新たな機能をもつ材料の実現に繋がると期待できる。ここで、本研究は反芳香族分子の一次元積層体を合成することを目指した。具体的には、まず、密接に積層すると考えられる新規反芳香族分子を設計、合成し、結晶中でどのような積層構造が安定であるかを調べた。これまでに、合成、単離に成功し、反芳香族分子は結晶中で、回転やずれのない完全に整列した得意な積層構造が安定であることがわかった。今後は、この結晶の電気伝導測定などを行い、構造の特異性に由来する新規な機能を探り、材料としての展開を目指す。 続きを読む
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Q.
学生時代に頑張ったことについて3つ教えてください。
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A.
(1)(100文字以内) 飲食店のアルバイトにおいて、新人教育の統一と改善を行ったこと。教育係の自己流の指導で新人が困惑していることが判明したので、若手から社員まで多くの人と意見を交えながら、新人教育のマニュアルを作成した。 (2)(100文字以内) 大学での研究活動において、新規有機化合物の合成に取り組んだこと。当初は何度も失敗したが、失敗の原因として考えられる濃度や温度などの条件を洗い出し、1つずつ検討を繰り返した結果、目的物の合成に成功した。 (3)(100文字以内) 高校時代に所属していたギターマンドリン部で、パート異動によって周囲よりも半年遅れて練習を始めたが、演奏会で課題曲を弾ききったこと。異動直後は、譜読みさえ円滑にできなかったが、部活後も残って練習した。 続きを読む
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Q.
当社インターンシップへの応募動機およびインターンシップを通じて学びたいことについてお書きください。(200字以内)
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A.
実用化に意識を向けた研究開発を学びたい。私が大学で行っている研究は、基礎的であり、研究が製品開発に繋がっていくイメージが持てていない。そこで、電子部品を始めとして幅広い分野の製品開発を成し遂げた、高い技術力を誇る貴社において、応用展開を視野に入れた研究の考え方を学びたいと考えた。特に、コロナ禍においても最高収益を更新し続ける貴社では、先を見据えた研究姿勢に関して学びが多いのではと期待している。 続きを読む