【物流革新の挑戦】【23卒】豊田自動織機の冬インターン体験記（文系/2daysインターンシップ）No.27075（非公開/女性）（2022/6/9公開）

自動車業界に興味を持っており、その中でも人気企業であるこの企業に、練習のつもりでESを提出してみようと思った。また、リクルーター制度があることを知っていたため、少しでも選考を有利にしたいと思い、参加した。

ESのみの選考で、基本的な質問ばかりだったため、高い倍率を突破するため、文をシンプルにかつ論理構成をはっきりとさせることを意識した。

面接選考がなくESのみで参加できたので、相手が読みやすい、簡潔にまとまったESを書く事ができれば選考には通過できるのではないかと思う。

物流課題に関する新規事業立案型グループワーク

人事から簡単な企業説明があったのち、早速グループに分かれ与えられた課題に対する新規事業を立案していく。最終的に発表会をし、フィードバックをもらったあと、社員座談会の時間が設けられた。

豊田自動織機のリソースの使い方、企画における市場調査

新しい物流の形を考えてください

1日目にやったこと

はじめオリエンテーションや人事によるQ&Aコーナー・懇談会があった後、グループに分かれ、メンバーへの自己紹介含め1時間半程度のグループディスカッションがあった。

2日目にやったこと

引き続きグループでプレゼン資料を作り、最終的に三つのグループのなかで発表会をした。グループごとに社員の方から発表に対するフィードバックをもらったのち、社員座談会が開かれた。

中堅の人事

なし

グループでの議論中に、定期的に回ってきて、アドバイスをくれた。また、最後の発表後に、発表に対するフィードバックをもらい、もっとこう考えれば良かったのではないかという意見をもらった。

最終日の発表に向けて、意見がうまくまとまらなかったり、プレゼンの資料が完成しなかったりという状況だったので、一日目の晩は夜遅くまでグループで話し合いをした。正直そんなに短期間で新規事業を立案できるものではないと感じ、体力的にも厳しかった。割と学生たちに放り投げているような感じだったので、もう少し社員さんのフォーローなどがあって欲しかった。

グループ内での議論の時間がメインだったので、オンラインではあるものの、一緒にいる時間が長く、比較的仲良くなれる。メンバー全員が自分の仕事をきちんとこなすタイプの人だったので、レベルが高い学生の集まりであることを感じた。

現状の課題を解決できるような新規の事業を考える際には、課題の現状分析でチーム全体で共通理解を深め、そして課題解決のために今の会社にあるリソースをどのように利用して新しい事業を生み出していけば良いか、夢を膨らませながら考えることが大切だということを学んだ。あまりにも現実に即して考えすぎると、それは画期的な良い事業を生むことには繋がらないと感じた。

現代の物流課題を解決するような案をたくさんグループ内で出し合えた方が良いと感じたので、事前に個人的に物流問題について理解を深めておき、どんな製品があったら良いか、漠然とでもアイデアを持っておくとスムーズになる。

今回のインターンは、新規事業立案だったため、よくある形の、学生が議論しあって意見を一つにまとめるものであった。海外営業を志望していたため、企業全体として多少の業務理解には繋がったものの、その職種で働いている自分をイメージするには至らなかった。

インターンの参加学生を見る限り、グループディスカッションも問題なくスムーズに進められ、学生のレベル感が非常に高いと感じた。人事の方も、「うちの会社にはそれなりの能力を持った人が入社してくる」と言っていたので、控えめで終始静かだった自分は、これでは本選考で落とされる、と思った。

積極的に新規のものにチャレンジをしていく姿勢を大切にしているのだと感じた。そしてかなり規模の大きい会社であり、海外とのつながりも強い点に惹かれた。また、どの社員の方も印象がよく、懇談会でお話を聞くなかで、働く環境においても日系企業の中でもかなりホワイトなのだろうという印象を持った。

インターンに参加していたからか、その後２月上旬にリクルーター面談の案内が来た。ある程度のレベル層の大学で、かつインターンに参加していればこの案内が来ると思われる。

メーカーを志望していた。特に、自社で作った製品が消費者の目に触れることに魅力を感じていたので、下流・中流あたりの企業に行きたいと思っていた。メーカーの中でも、特に自動車は日本の基幹産業であるし、また自分の専攻地域が重要な海外拠点となっている場合が多いので、大学で学んだことを活かせると考え、自動車業界中心にみていた。

売上高が二兆円を超える大規模な会社であるので、一つのプロジェクトに関わる社員の人数も多いのかと思っていた。しかし、実際はかなり少数精鋭の環境であり、一人当たりの裁量が大きく若手のうちから仕事を任せてもらえる環境にあることを知り、一番のギャップであった。また、どの社員さんも口を揃えて、社内でのホワイトな仕事環境について話していて、印象に残っている。