【未知の工程を体感】【19卒】豊田自動織機の冬インターン体験記（理系/エンジニア体感インターンシップ）No.4526（京都大学大学院/男性）（2019/3/13公開）

メーカーでの働き方を感じてみたかったから。しかし、2週間などのインターンに参加できるほどの時間もなかったことから1dayインターンに参加した。この会社については、研究室の先輩からおススメされていのたのもあって、興味を持った。

特段表に出ているような会社ではないので、HPや会社が行っていたwebセミナーを視聴するなど企業研究は最低限行った。

開発から製品が出荷されるまでの流れを体感する

1日目にやったこと

会社概要の説明。研究開発から製品ができて出荷するまでの流れを考えるグループワーク。社員一人に対し、学生５、６名ほどの座談会。座談会には複数の部門の社員から選んで話を聞ける。3サイクルくらい回る。

様々な部署の人。中堅クラスが主。40代の人も。

なし

グループワークでは、開発から、生産、出荷までの工程を考えるようなものであったが、製品が作られるまでに数多くの工程があることからも、自分たちの後工程のことまで考えて仕事をする必要があるのだと言われた。

グループワークでは、特別に専門的知識は必要ないものの、機械系の人には馴染みのあるところが多かったようで、ところどころフォローしてもらう形となった。座談会では、社員の方はとても穏やかな雰囲気でお話してくださるが、ある程度事前に会社についての知識や質問事項を用意しておいて方が良い。

メーカーでの働き方、どんな工程があるのか部署がるのかという点を知る良い機会となった。また、座談会では、複数の部署の社員とフランクな雰囲気でキャリアについては勿論、プライべートなところ（愛知での生活環境やライフイベントなど）まで話を聞けたことで入社後のイメージが湧いた。

webセミナーなどで会社の概要は知ったつもりではいたものの、もう少し自分の働きたい部署はどこか、そこでどんな仕事をしたいか（どこの工程に関わりたいか）など具体的なところまで考えておけば、もっと座談会を有意義にできたと思う。

座談会で社員と話せたことで、特に会社員、社会人としての生活部分におけるイメージは沸いた。一方で、自分がどの部署で働くのか、働きたいのか、この会社でどんな仕事をしたいのかという部分では、まだしっくりは来なかった。というのも、事前にそこまで具体的な仕事内容のところまでイメージしていなかったことと、この日の座談会で聞いた社員の部署に興味は出たものの、”ここだ！”というところまでは感じなかった。

グループワークや座談会を通して、自分にはモノづくり、或いはこの会社の事業に対する熱意はそれほど高くないだろうと感じたため。発表者や質問者を見ていても、本気度が高い人は伝わってくるものはある。自分はそこまで面接などでも頑張れないだろうと思った。

やはり、これといって強く興味のある事業を発見できなかったこと。またグループワークにおける様々な工程の話でも、自分がどこで働きたいのかイメージできなかったこと。ただし、座談会を通して社員の方の人柄の良さは強く感じたため、その点においては志望度はかなり上がった。

特にこのインターン参加者限定のイベントなどの存在は確認できなかったため。また、インターン中も社員の方が学生を見て回ったり、メモを取ったりしているような雰囲気もなかったため。

基本的にはメーカー全般。だが、これといって業界は絞ってはいなかった。とりあえず研究室の先輩が行っている企業や勧められた企業を中心に見て回っていた。なので、そこまで深くは考えておらず、業界地図や就職四季報に載っているような情報しか見えていなかった（売り上げや営業利益、平均年収、残業時間、勤続年数など）。

もう少し、会社というよりは、ちゃんと自分の働く現場、職種の事を考えないといけないなと感じた。会社が大きければ社内での仕事も様々であるし、興味のある業界の会社であったとしても職種や携わる工程も様々であるので、自分が会社内で何をしたいのか具体的なところまで考えなければいけないと、見つめなおす機会となった。