【異常輸送現象を解明せよ】【23卒】 東海理化電機製作所 技術職の内定ES(エントリーシート) No.95073（非公開/非公開）（2022/6/30公開）

私は大学院で、「ホールスラスタにおける異常輸送現象の解明に向けた揺動モデルの構築」と題して研究を行っています。 ホールスラスタは、人工衛星の電気推進機の一種であり、主推進器として研究開発が行われていますが、ある閾値で推力が頭打ちとなり消費電力だけが増加する電子の異常輸送現象が大きな課題となっており、目標の推力に到達できずにいます。 先行研究により、異常輸送の原因はスラスタ内部のプラズマの揺動による乱流であることが示唆されましたが、それが生じる理由やエネルギーフローは不明のままです。 そこで私の研究では、揺動を再現する理論モデルを構築し、性質を理解した後、実験による検証を行います。 続きを読む

私の長所は2つあります。 1つ目は探求心が強く、その結果幅広い知識と経験を有することです。 私は高専で7年間機械工学を中心に電気工学や制御工学なども学びましたが、より多岐にわたって活躍できる技術者を目指すため、電気工学を専攻しました。 また、国際的にも活躍できるよう、海外留学を行い、そこで機械工学の知識をより深め、また異文化に肌で触れることができました。 2つ目は人の面倒見が良いことです。弓道部や軽音楽研究部に7年間所属し、積極的に先輩や後輩たちと関わり、部活の指導はもちろん、卒業後も関わり続けるなど、幅広い年代から厚い信頼を得ることができました。 このことは今後、現場でのコミュニケーションや人材育成のスキルとして役立つと思います。 短所は自分の好みや志向を強く持つあまり、自分の周りの流行に疎いことです。 これは普段から周りとコミュニケーションを取ることで、その他の内容で補うことで克服しています。 続きを読む

私が学生時代に打ち込んだことは2つあります。 1つ目は、努力を積み上げることです。高専時代に所属していた弓道部では、最初の新人戦では2軍でしたが、先輩や先生に何度も練習を見て頂いたり、自主的に居残り練習を行った結果、半年後には先輩を抑え1軍へ昇格、3年生での大会では〇〇大会で優勝するなど、エースとして部を牽引する存在へと成長できました。また高専本科5年生での研究では、諸事情により教授含め専門外の内容を新規で行いましたが、自ら資料等から知識を収集し、最終的に学会発表を行うまでに至りました。 2つ目は、部活動や塾講師のアルバイトで人にものを教えることです。より効率よく分かりやすく教えるためには、自分が深く理解している必要があります。自分が教えた結果相手が良い結果を残した場合、自分の達成感につながり、また自身の成長へと繋がります。これを反復することにより、自分も相手もより成長することができました。 続きを読む

私が最も達成感を感じたことは、多分野の研究を成し遂げたことです。私は高専時代、機械工学科に所属していましたが、諸事情で情報系の内容であるこの研究を行わざるを得なくなりました。そのため指導教員でさえ専門外な、完全な手探りの状態から始まりました。本やインターネットからプログラミングやソフトの使い方、画像編集の手法などを日々調査し、最終的に欠点は多いものの鋳造の実習が一通り体験できるソフトが完成し、学会で発表できるまでに至りました。 私はこの研究を遂行するにあたり、小さな努力を積み上げることの重要性や、技術者として幅広い分野の知識を持つことにより活躍できる幅が大きく広がることを学びました。以上の経験は、私が大学院で電気系を専攻したことや、留学を決意したことに繋がります。 続きを読む

私が最も挫折した経験は、高専の学祭でのバンドオーディションです。 私の高専では、毎年行われる学祭に出演するバンドがオーディションで選出されます。私は小学生の頃にギターを始め、高専に入学したら学祭のステージで演奏することが夢でした。しかし私が軽音楽研究部で結成したバンドは、4年生まで一度も合格しませんでした。その間同級生は3年生で出場したり、初心者で始めた人も先輩と一緒に先に合格していました。私は音楽が好きでバンドを組んで、日々試行錯誤したにも関わらず、毎年落選するのでオーディションの後はしばらくギターを弾きたいとも思いませんでした。しかし、何度も試行錯誤を繰り返した結果か、私自信を慕う部員は多く、様々なバンドに誘われ、専攻科で組んだバンドではライブで大トリを務めました。 以上の経験から、結果が伴わなくても、努力する姿は周りの人が見ているので、何らかの形で夢がかなうこともあることを学びました。 続きを読む