19卒 本選考ES
技術職
19卒 | 北海道大学大学院 | 男性
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Q.
これまでの人生の中で、あなたにもっとも大きな影響を与えた経験・エピソードについて教えてください。200−400字
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A.
学部四年生のときにトライアスロンのロングディスタンスレースに出場したことです。スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmという非常に距離が長いレースで、当日は極めて気温も高く、完走率が過去28年間で最低となりました。自身が経験した中で最も過酷なレースであり、レース後半では血糖値が下がって体に力が入らなくなり、スタミナも尽きて途中で何回も立ち止まりそうになりました。しかし、それでも止まらずに走り続けて12時間以上かけ完走しました。途中はあまりにも残りの距離がありすぎて絶望していましたが、苦しくても諦めず、とにかく足を止めずに粘り続けてゴールにたどり着いた経験は自分にとって大きな達成感と自信になりました。それからは以前よりも、粘り強く物事をこなすようになり、苦しく感じるときでも容易に諦めることが少なくなりました。 続きを読む
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Q.
大学の講義、研究などであなたが最も興味をいだいた内容を簡単に教えてください。200−400字
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A.
腐食防食学会が発行している『材料と環境』という学会誌で、いかに多くの産業で金属の腐食が問題となっているかということを知ったことです。私は現在、コンクリート中に埋設された鉄筋の腐食に関して研究をしていますが、金属の腐食は地中や高温環境、海水中など様々な環境や材質によって左右され、塩分濃度の高い醤油を生産するメーカー、多種多様で微細な金属を加工し、製品に組み込む精密電子機器を製造するメーカー、通信設備を管理する事業者や鉄筋コンクリート建造物を取り扱う土木建築業者など多くの業界で問題となっています。もともと金属腐食に興味があって現在の研究室を選びましたが、これに伴う様々な設備や製品の劣化と戦うフロンティアが広がっているということが非常に面白く感じ、より自身の研究に対して魅力を感じるようになりました。 続きを読む
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Q.
今までの枠組みを超えて新たな環境へチャレンジした経験(海外留学等)がもしあれば、ご記入ください。100−400字
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A.
大学進学時に北海道に単身で移ったため、入学当初から大学の寮に住んでいました。そこでは一人に一部屋が与えられる「個室」というスタイルと、複数の部屋を勉強部屋、寝部屋など部屋の機能ごとにわけて使用して複数人で共同生活を行う「複室」というスタイルがありました。私は、今後の人生で複室のような過ごし方はこの寮でしか体験することができないと思い、最初から敢えてそちらを選択して4年間のほとんどを複室の居住形態で過ごしました。他人との共同生活のため、ときにはぶつかり合うこともありましたが、より親密な付き合いになることも多く、気心の知れた友人たちに恵まれて非常に楽しい寮生活となりました。当然誰もが最初は個室を希望しますが、敢えて今までに体験したことのないような環境にチャレンジして多くのものを得たと思っています。 続きを読む