20卒 本選考ES
技術系総合職
20卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
これまでの人生の中で、あなたに最も大きな影響を与えた経験・エピソードについて教えてください。
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A.
研究活動において、「卒業論文発表会で優秀賞受賞」という目標を達成できなかった経験です。活動当初、私は目標を達成するため、自身の研究テーマに関する先行研究を徹底的に調べ上げました。また、研究活動に使用するプログラミング言語の学習についても、意欲的に取り組みました。しかし、研究活動の下準備に注力し過ぎるあまり、研究活動の進捗状況に支障を来してしまい、目標を達成することができませんでした。現在はこの反省を踏まえ、進捗状況の期限を細かく設け、時間への意識を強く持つことで、修士論文発表会でのリベンジを目指しています。 私は本経験から、時間への意識を持つことの重要性を痛感しました。貴社で技術者としてプロジェクトに取り組む際、行動前の準備を徹底することは重要だと考えていますが、同時に質と早さを両立することが重要だと考えています。そこで、この気付きを踏まえ、期限を細かく設けることで、成果を上げたいです。 続きを読む
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Q.
大学の講義、研究などであなたが最も興味を抱いた内容を教えてください。
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A.
研究活動に最も興味を抱きました。私は日本の資源枯渇問題に貢献するため、炭酸カルシウムに関する研究を行っています。現在日本では資源の不足が深刻な問題になっています。このような背景から、日本の数少ない自給率100%の資源である石灰石が、新たな材料として注目されています。石灰石の主成分である炭酸カルシウムには、機械的特性が異なる構造が複数存在します。従って、炭酸カルシウムの材料特性をコントロールする上で、各構造を任意に制御することは非常に重要な技術です。私は理論解析によって、炭酸カルシウムの構造制御のメカニズムを解明することを目指し、研究活動に励んでいます。 私が行う理論解析は多くのデータを入手できる反面、データを取捨選択する力が強く求められます。そのため、教授や先輩方に積極的にフィードバックをいただくことで、自身の考えを整理し、目的の達成にはどのデータが必要か吟味することを常に心掛けています。 続きを読む
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Q.
今までの枠組みを超えて新しい環境へチャレンジした経験(海外留学等)がもしあれば、記入してください。
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A.
個別指導塾のアルバイトで、既存の指導手法の枠組みを超え、新手法を確立した経験です。私は自身の指導経験から、指導課程が全生徒共通である従来法では、生徒の個人差に対応困難だと感じました。そこで、生徒に合わせて指導課程を選択する新手法を考案し、全講師に発信しました。しかし、当初は手法変更の必要性を疑問視する意見が多くあり、議論は進展しませんでした。その状況を打破するためには、問題意識を講師間で共有することが重要だと考えました。そこで、全講師の前で自身の指導経験を交え、従来法の問題点や新手法であれば改善できる旨を詳細に説明しました。結果、手法変更の必要性が全講師に理解され、新手法が塾全体で採用されました。新手法の採用に伴い、7割の生徒が成績を向上しました。 私は本経験から、問題意識の共有が人を動かす原動力になることを学びました。貴社で働く際も、周囲の人と問題意識を共有することで、成果を上げます。 続きを読む