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あすか製薬株式会社 報酬UP

【20卒】あすか製薬の研究職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.7531(京都大学大学院/女性)(2019/7/10公開)

あすか製薬株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2020卒あすか製薬株式会社のレポート

公開日:2019年7月10日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 研究職

投稿者

大学
  • 京都大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

企業ホームページのリクルートサイトを読み込んで、どのような企業で、どのような特徴があるのかを確認しました。社員の仲の良さや伝統をアピールしている、と感じたため、自身の中に、それに順応できる部分があることを示せるように意識しました。製薬業界に限らずですが、業界研究は必須で、研究職がどのような仕事を行うのか、他部署とはどのような繋がりがあるのかを明確にしておき、この企業で募集されている職種において、自分に何ができるのか、何がしたいのかを、自身の性格の特徴と関連付けて説明できるようにしておく必要があると感じます。しかし、多少イメージできていない部分があっても、初期の面接の逆質問を通して教えてもらうこともできます。

志望動機

私が御社を志望した理由は二点ございます。一点目は、産婦人科領域に力を入れているためです。婦人科領域は、力を入れている企業があまり多くは無い一方、不妊治療を行っている方のお話しを聞き、まだまだ研究が足りていないと実感しております。また、女性の健康を支えること、とくに不妊治療を行うことは、ご本人やそのご家族の希望となるだけでなく、少子高齢化傾向にある国全体にとっても求められている、非常に需要の大きいことだと考えています。御社であれば、そのような分野において新薬の創出を通じて、多くの方々の希望を作り出すことができる、と考えました。二点目は、御社の社風に惹かれたためです。企業ホームページに、大きな家族のようだ、とあったこと、入社直後から同僚たちと親睦を深め合うイベントを行う機会をいただけるとお聞きしたことから、御社であれば部署を問わず多くの方々と意見交換を行うことができると考えました。このような、広く協力し合える環境は、研究をスムーズに進めるために重要な環境だと考えております。御社であれば、様々な方とのかかわりを大切にしながら、創薬に貢献することができる、と考えました。以上二点の理由から、私は御社を志望しております。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

企業研究者として必要な能力を、あなたが重要視している順番に3つ挙げ、その理由をそれぞれ簡潔に記載してください(400字)

ES対策で行ったこと

企業のリクルートサイトを読み込み、必要とされる人物像を想像した上で文章を考えました。提出が早かったためあまり対策はできませんでした。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2019年04月

筆記試験 通過

実施時期
2019年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

筆記試験対策で行ったこと

専門試験と英語の試験、と言われていましたが、何をして良いのか分からず対策できませんでした。忙しい時期であったため対策は難しかったと思います。

筆記試験の内容・科目

英語の選択式試験、専門知識の選択式試験(注力領域の内科、婦人科、泌尿器科に関連する疾患関連の問題や薬学的な問題、細胞生物学的問題など)

1次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生3 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
研究所の部長クラスの方
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

二つ目の質問に対して、協調する力、と答えたのは失敗だったな、と感じていました。面接前の説明会で、協調性の重要さについての説明を受けていたため、それをそのまま話すような形になってしまったためです。しかし通過していたため不思議でした。周囲のことを考えることができる人間であれば、能力や優秀さよりも、大学での研究内容を重視しているのかもしれません。

面接の雰囲気

かなり時間が短かったため、手短に話す必要がありました。リラックスしてください、と言っていただけました。厳しい空気はありませんでした。説明会・筆記試験と同日に行われました。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究概要を教えてください。

私の研究テーマはxxxです。xxを利用して、xxxxという疾患のモデルを作製することを目標としています。この疾患は、未だ不明な点が多く残されており、有効な治療法も確立されておりません。xxを利用することで、細胞モデルと、動物モデルの両方を構築することによって、疾患理解と、治療法確立に貢献することを目的として、研究を行っております。(この質問ともう一つの質問を合わせて数分、かなり短い時間を指定されたため、うまく話をまとめることができませんでしたが、時間内には収めることができたのではないかと思います。他の学生は、自分がこれまでに成し遂げてきたことやこれからの予定をうまくまとめていましたが、かなり長く話していたように感じました。私もその人も合格していたため、どこを見られているのかは不明です。)

どのような社会人になりたいかを教えてください。

協調する力のある社会人、になりたいと考えています。企業で研究する上では、大学とは異なり、他者と協力し合いながら進める必要があると考えています。同じ部署、さらには他部署の方々の力を合わせることではじめて、一人では成し遂げられないような大きなこと、新薬の創出が可能となる、と考えています。私はこれまでの研究において、研究室の別のメンバーとの議論や協働を通じて、他者との協力によって一人では不可能な成果を上げることが可能となることを実感してまいりました。社会に出てからも、周囲の意見を聞きながら、まとめあげることによって大きな成果を上げたいと考えております。(こちらも時間が短いためかなりまとめあげる必要がありました。あまり上手くしゃべることはできませんでした。)

2次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
研究所の部長クラスの方、人事部長の方
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

用意したことを話すのではなく、その場で会話を楽しみ、正直に受け答えをしたのが良かったのかなと思います。ESの復唱のようなことや自己PRなど、ありがちな設問もありましたが、変化球が非常に多く、準備して臨むものではないと感じました。

面接の雰囲気

和やか。言葉遣いが多少荒くなっても良いので、ありのままの姿を見せてください、と言っていただけました。緊張がほぐれるように、雑談からはじめていただけました。

2次面接で聞かれた質問と回答

1セレンディピティを知っているか2先天的なものである説と後天的なものである説とあるがどちらだと思うか3手に入れるためには何が必要だと思うか

1.偶然で何か大きな発見をすること、という意味であったような記憶があります。(それに対しセレンディピティは、そのような能力、も指します、と言われたうえで二つ目の質問がありました)2.どちらなのか、は分からないのですが、努力して目指すしかない、と思います。3.手に入れるためには、小さな変化を見逃さない観察眼が必要だと思います。あとは、謙虚な姿勢で、自分はできる!と思っていると、見逃してしまうことが多くなると感じます。幅広い知識と、周囲にアシストしてもらえるだけの人望も必要だと思います。(他には?と何度か聞かれたためひねり出しました。もう無いか?と最後に聞かれたため、もう思いつかないです、と答えました。面接官の方の考えも教えていただけました。)

当社に対して何か質問はありますか

製薬業界全体の流れとして、研究の上流にあたる、基礎研究に近いような研究はもうあまり企業では行わず、アカデミアなどに任せる流れがあるとうかがっています。御社で近年設立された先端創薬研究部は、創薬の上流にあたる研究を行う部署だとうかがいましたが、御社において、基礎的な研究を他に任せるような流れは無いのでしょうか。(現状ではまだそんなに大きな流れは作れていないが、いずれそうなる。本当の基礎研究は製薬会社では余裕がなくなる。アカデミアなり、ベンチャーでやってもらって、ある程度のステージからやる。という回答でした。基礎研究でイメージしているような内容が実際に企業で行っていることと異なっているのでは、との指摘も受けて、実際少し違っていたのですが、そこは問題無かったようです。)

最終面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
役員の方々、人事部長の方
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

ありのままの姿を出せたのがよかったのかな、と思います。初めは緊張していたのですが、徐々にほぐれてきて、最後には自分らしさを出せたと感じます。ですが一番重要視されるのは研究内容のマッチングだと思います。

面接の雰囲気

3:1で、あまり大きくない部屋であったため、どちらかというと緊張を感じにくい環境だったと思います。立場ある方々が相手だったので、特別和やかではありませんでしたが、笑顔を見せてくださる場面もあり、最後には温かい空気で終わることができました。

最終面接で聞かれた質問と回答

強みと弱みを簡潔に教えてください

私の強みは、粘り強く前向きに取り組むことができる点です。大学時代、体育会の部活動に所属していたのですが、非常に厳しく、誰もが一度は退部を考える、実際に退部者も出るような環境でした。私自身も、練習しても思うように成果が出ず、苦しい思いをすることもありました。しかし、暗いことを考えていても事態が好転することはありませんので、周囲と協力し合う、一日単位の小さな目標を持って達成することでモチベーションを維持する、といった方法で気持ちを奮い立たせ、4年生の末まで部活動を続け、引退試合では自己最高記録を出して部の記録に貢献することができました。しかし、この粘り強さ、前向きさは、非効率的な手法からの脱却が遅れてしまう、根性でやり抜いてしまう、といった弱みとして現れることがあります。現在は、より効率的な方法はないか、と常に考えることによってそのようなことを防いでいます。

粘り強さ、が強みということですが、粘り強く取り組みながらも結果が出なかった経験はありますか。

部活動の経験が、粘り強さが結果に結びつかなかった、結びつきにくかった経験です。引退試合では部の記録に貢献することができたのですが、部が目標に掲げていた、団体戦での勝利、において、自身の力で部を勝利に導いたような経験はできませんでした。(それに対してどのように対処しましたか?と質問されました。)諦めず、いつか自分の力で試合に勝ってやる、という意気込みで取り組みを続けました。私が所属していたころの部活動は全体的に調子が悪い人が多く、暗い表情の人や思うように試合で成果を出せない人が複数名いたため、そのような人と励まし合うことを意識していました。とくに、同期で退部を考えていたような人には、勝負を持ちかけたり、共に朝に練習する約束を作ったりと、二人で向上を目指していけるようにはたらきかけていました。その結果、その同期とは卒部まで共にやり遂げることができました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定承諾期間は短かったのですが、交渉の結果、伸ばしていただくことができました。印象としては、人事の方は学生に寄り添ってくださっている、と感じました。

内定に必要なことは何だと思いますか?

製薬業界への理解や、企業を理解すること、また、大学での研究を真面目に行うことは重要です。しかし、特に内資系の、大手以外の企業では、研究内容のマッチングが重要視されると感じました。私の研究内容はあすか製薬さんの重点領域とは全く異なるのですが、これから着手しても良いと考えていた領域とたまたま重なったようです。そのため、研究内容が内科・泌尿器科・産婦人科と被らないからといって諦めるのはもったいないかもしれません。ただ、必ずしも優秀な人、準備をたくさんした人が内定をもらえるわけではないようですので、あまり気負いすぎず挑むのが良いのかな、と感じました。人柄的な面では、協調性がある人、柔らかい人の方が好まれるのかな、という印象がありました。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

研究内容が一番大きいと思います。あまり研究成果を話す機会はなかったので、研究運用能力やプレゼン能力はそれほど重要視されていないと感じました。面接ではあまり上手く話すことができなかったのですが、その場で会話を楽しむことで、人間らしい部分を見せることはできたと感じています。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

筆記試験は全くできなかったのですが、なんとか内定をいただけました。(採点結果をうかがっていないため実際どうだったのかは不明ですが…)あまりにも筆記試験と面接とテストセンターの出来が悪かったため、成績を郵送するのをやめて選考を辞退しようかとも思ったほどだったのですが、通過できていました。手ごたえがなくても、諦めない方が良いかもしれません。

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あすか製薬の 会社情報

基本データ
会社名 あすか製薬株式会社
フリガナ アスカセイヤク
設立日 1929年6月
資本金 11億9700万円
従業員数 847人
売上高 545億6700万円
代表者 山口惣大
本社所在地 〒108-0023 東京都港区芝浦2丁目5番1号
平均年齢 43.3歳
平均給与 760万円
電話番号 03-5484-8361
URL https://www.aska-pharma.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131322

あすか製薬の 選考対策

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