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第一三共株式会社 報酬UP

【サイエンスと挑戦の融合】【22卒】第一三共の研究職の本選考体験記 No.12255(北海道大学大学院/男性)(2021/5/18公開)

第一三共株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2022卒第一三共株式会社のレポート

公開日:2021年5月18日

選考概要

年度
  • 2022年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 研究職

投稿者

大学
  • 北海道大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
なし

選考時の新型コロナ感染症対策

すべてオンライン

企業研究

所属している大学が主催する合同説明会や、会社が主催する個社説明会に積極的に参加し、どのような姿勢で研究を行っているか、どのような理念や方針をもって生き抜いていこうとしているのかを学んだ。またその際には競合他社の特徴と比較してどういった強みや弱みがあるのかを理解することに努めた。また、説明会で質問の時間を取っていただけた際には積極的に質問を投げかけ、企業に対する理解を深めた。企業ホームページを熟読し、研究職の方々のインタビュー記事や論文等にも目を通すようにしていた。それだけでは得られない経営に関する戦略については、新中期経営計画をまとめた資料をチェックし、抗体薬物複合体やがん領域の治療に関する知識を調べた。

志望動機

ADC(抗体薬物複合体)に注力している第一三共であれば低分子医薬品やペプチド医薬品をはじめとして、幅広い領域に携わることができ、自らの成長が望めると考え、志望いたしました。また、ほかのどの製薬企業と比べても、最も「サイエンス」や「ケミストリー」に真摯であり、一丸となって日本一の製薬企業を目指している点に強く惹かれています。私自身、研究において様々な新しい「サイエンス」を融合し、世界中の患者様の健康に貢献したいという強い思いを抱いています。わたしのこの研究に対する姿勢は、革新的な抗体薬物複合体やその他モダリティでのブロックバスターを創出する第一三共の姿勢と一致しており、御社は私が最大限に活躍できる舞台であると確信しています。

エントリーシート 通過

実施時期
2021年03月 中旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

英語で30秒程度自己紹介する場面を想定した自己紹介文をご記入ください。

ESの提出方法

マイページ

ESの形式

Web

ESを書くときに注意したこと

自分の強みを示すキーワードをはっきり記載してから、エピソードを書いた。

ES対策で行ったこと

企業説明会や企業研究から得た知識をちりばめて書くように意識した。企業が求める人材像に合わせ、エピソードを交えて記載した。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

WEBテスト 通過

実施時期
2021年03月 下旬
実施場所
自宅
通知方法
メール
通知期間
3日以内

WEBテスト対策で行ったこと

玉手箱の対策参考書を購入し一周して出題される問題形式に慣れておいた。

WEBテストの内容・科目

玉手箱:言語、計数、性格

WEBテストの各科目の問題数と制限時間

計数「表の空欄の推測」20問20分, 言語「論理的読解」32問15分, 性格20分

対策の参考にした書籍・WEBサイト

玉手箱対策本

筆記試験 通過

実施時期
2021年03月 下旬
実施場所
自宅
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

普段研究室で使用している有機化学の教科書や反応機構の問題集を再び一周した。また英語の試験対策としてTOEICの参考書を少し勉強した。

筆記試験の内容・科目

有機化学と英語で合計2時間
内容は専門的な内容なので省略

筆記試験の各科目の問題数と制限時間

上記

対策の参考にした書籍・WEBサイト

上記

1次面接 通過

実施時期
2021年04月 中旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
研究者
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

すべてオンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究の将来像もしっかり考えていて、準備も周到。なにより手数の多さがある。スケールアップの経験もある。有機合成化学者としての技術力。

面接の雰囲気

過度な緊張感はなく落ち着くような雰囲気づくりをしてくださる方々だった。ただし研究内容に関しては科学者として対等に厳しく評価してくれた。

面接後のフィードバック

同じ研究者がマルチモダリティに関わることができるか。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

所属する研究室およびその研究テーマを選んだ理由と、その研究のアピールポイントは?

低分子やペプチドをはじめとした天然物だけでなく、核酸などをベースとした創薬研究、およびコンビナトリアルケミストリーや標的同定、構造活性相関研究など幅広く研究を展開しており、様々な知識や技術を身に着けられると考えたから。
特殊ペプチドの全合成研究に興味があり、薬剤耐性菌に対する薬効や全く新しい作用機序など、天然物として魅力的な生物活性をもっている分子をターゲットとできることが面白いと考えた。
一つの作用機序しか持たない医薬品では再び新たな薬剤耐性菌が生まれ、いたちごっことなるが、この天然物は複数の作用機序を持っていることが報告されており、ひとつの作用機序に対する変異が生じたとしても抗菌活性を維持できる。

スケールアップの際に工夫した点はどこか

まずは反応の収率を向上させるために小スケールで再現性が十分に確保できる条件を見出した。スケールを向上させるうえで、攪拌効率や冷却効率には特に気をつかい、大きいスターラーチップを使用したり、さらにスケールが大きい場合にはメカニカルスターラーを使用したりなど、常に工夫を施していた。また精製方法も工夫を施した。カラムクロマトグラフィーによる精製が一般的だが、取り扱っている化合物の物性や特性を利用して、再結晶やデカンテーションによる精製により大スケールでも反応を仕込むことができるようになった。沸点の高い溶媒から沸点の低い溶媒に代えることで、エバポレーターによる留去のみで綺麗に目的化合物を取ってくることもできた。

最終面接 通過

実施時期
2021年04月 中旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
自宅

形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
研究所長など役員
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

すべてオンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

常に笑顔を保って、この企業を圧倒的に第一志望としていることをアピールした。研究に対する姿勢もポジティブな点が良かった。

面接の雰囲気

かなり和やかな雰囲気で、面接官の皆さんが積極的に質問などをしてくださり、笑いを取ってくれる場面もあった。

面接後のフィードバック

人をまとめるうえで苦労した経験は?

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接で聞かれた質問と回答

メドケムとプロセスどちらがいいか

どちらにも興味があるが、強いて言えばメドケムに興味を持っています。新薬のリード化合物を創出することは、近年の医療環境の変化が激しいという背景からも難しくなっていますが、0から1を生み出すことで、世界で初めてその新薬に携われるのは夢がある領域であるとかんがえています。ただし、プロセスでも十分にこれまでの経験を生かせるとかんがえています。ペプチドや低分子などを基盤とした有機合成を軸とした多くの深い知識をもって初期から後期プロセス開発まで、広いものづくりに関われる点に魅力を感じています。さらに、プロセスケミストに関しては工場への技術移管などに携わることができ、実際に自分がかかわった工程が新薬の工業化に寄与すると考えるとやりがいを感じます。

研究の面白いと思うところやその逆、また研究に対する姿勢を教えてください。

どれだけ知識や技術を極めても思い通りの結果が得られるとは限らない点が難しいと感じます。ただし、年代や経歴に関係なく、みずからの研究に対して知識や技術を深めていくことにより、新薬創生プロセスの最先端を自らがトップランナーとして走ることができるのが面白いところだと考えています。研究では、不屈の精神をもって取り組むことや、人とのコミュニケーションを重視して、結果に対して自分だけで解決しないことを大切にしています。研究には失敗がつきものであり、失敗してからが研究だと考えているので、その失敗をどう生かすかが最も重要なことであるという意識を持っています。また、結果を一人で捉えることにより欺瞞などが生じるリスクがあるため、成功したと思っても必ず他人に意見を求めます。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年04月 中旬

内定を承諾または辞退した決め手

多様な創薬研究業務に関わることができると考えたため。

内定後の課題・研修・交流会等

なし

内定者について

内定者の人数

わからない

内定者の所属大学

わからない

内定者の属性

わからない

内定後の企業のスタンス

内定を連絡する電話で承諾したため、承諾検討期間については不明。自分は承諾後、すぐに就活をやめるように指示された。

内定に必要なことは何だと思うか

とにかく普段の研究に一生懸命取り組み、学会発表や研究室でのセミナーにおける質疑応答になれておくと面接を有利に進むことができると思う。また、自分の研究はどこがすごくて世界にどのような影響を与えうるのか、自分は自分の研究に対してどのように考えているのか、に対する回答を頭の中で持っておくことが重要。一次面接では「サイエンス」を重視して対等な目線で研究を評価してくれるので、普段からこういったことに気を使っていれば自信をもって取り組むことができ、アピールにつながる。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

研究において、自分の頭で考え、自分で手を動かせる最低限の能力があり、さらにチームを動かしたりチームメンバーとして動いたりした経験があったことが評価されたと思う。また企業研究や志望度が不十分であるとすぐに見抜かれる。

内定したからこそ分かる選考の注意点

普段から自分の専門科目における十分な知識を持っておく必要がある。就職活動中に勉強していては筆記試験や一次面接に間に合わないため、常にそれを意識する。一次面接では研究内容に対してほかのどの企業より厳しい質問が飛んでくる。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定連絡の電話において、就活をこれで辞めて、自分の研究に専念して良い結果が出せるように頑張ってくださいとフォローしていただけた。

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第一三共の 会社情報

基本データ
会社名 第一三共株式会社
フリガナ ダイイチサンキョウ
設立日 2005年9月
資本金 500億円
従業員数 18,907人
売上高 1兆6016億8800万円
決算月 3月
代表者 奥澤宏幸
本社所在地 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目5番1号
平均年齢 45.5歳
平均給与 1113万円
電話番号 03-6225-1111
URL https://www.daiichisankyo.co.jp/
採用URL https://www.daiichisankyo.co.jp/recruit/graduate/
NOKIZAL ID: 1130392

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