【理想の街を創造】【20卒】森ビルの冬インターン体験記（文系/総合職夏季インターンシップ）No.6237（早稲田大学/男性）（2019/7/5公開）

合同説明会での会社説明に興味を持ち、デベロッパーや森ビルについてより深く知りたいと思うとおもったのがきっかけ。六本木ヒルズで名前も知っており、自分の全く関心のなかった分野に視野を広げるのもいいと思い、応募した。

行われている事業についてはホームページや説明会でもらった資料を基に頭に入れておいた。また会社が大事にしている理念も調べていた。

理想の街を考える

1日目にやったこと

午前中は理想の街についてグループで話し合い、午後にそれを一つの形にして発表を行った。採用リーダーからのフィードバックがすべての班に対して行われ、非常に勉強になった。

40代の社員と採用担当のリーダー

なし

デザイン思考についてのお話が印象的だった。表面的なニーズを満たすのではなく、より深くにある真のニーズをつかむことが大切であるというお話だった。自分達では深いと思っていても、社員の方に話してみるとより深い考察をいただくことが多く、非常にためになった。

グループメンバー一人一人の持つ理想は当然異なっており、それを短時間で一つにまとめる作業は時間的にも内容的にも負担の大きいワークだったように感じる。また中間発表と最終発表の二回のプレゼンがあり、ほとんど全員がプレゼンを行ったので、プレゼンが苦手な学生は大変かもしれない。

街づくりという学生生活では経験することのない、そして考えることのないテーマだったので、非常に新鮮だった。デベロッパーに就職しなかったとしても、地域の人が一体となって街を作ることの重要性は忘れないと思う。また社風の理解は実際に人に会うことで理解が進むので、参加してよかったなと思う。

すでにある街が、どのようなコンセプトで作られたのかを事前に知っておくことで、自分の理想とする街にはどのような機能をつければいいのか考えやすくなると思う。

異なる考え方多くある中で、議論を重ねて一つの結論を導くというのは、地域の人や様々な関係者と協力し一つの街を作り上げるデベロッパーの仕事につながる点が多いと感じた。真剣に街づくりについて考える経験を行えたことで、デベロッパーの仕事により一層興味を持ち、働きたいと感じた。

そもそもの採用予定人数が非常に少ないことから内定は難しいのではないかと考えた。グループワークの中では議論を進行し、まとめる役割を遂行できた。しかし、班員の中にも頭の切れる学生は数人おり、そういった人々と比べ、わずかな枠を勝ち取るのは至難の業であると感じた。

具体的な業務内容があまりわかっていない状態でインターンシップに参加したが、終了してからは一通り学びきることができた。また昼食や、夜の懇親会では積極的に社員の方と会うことができ、非常に親しみやすい方が多く、社風が自分に合っていると感じたため、志望度が上がった。

インターンシップ参加者はイベントに招待されたり、若干の早期選考が行われた。人事の方や社員さんともお話しする機会が多く、社風を知れるのは大きなアドバンテージであると感じた。

就職活動を始めたのが12月と遅かったため、企業までは絞れていない段階だった。具体的には銀行やクレジットなどの金融業界や、SIerを中心としたIT業界、マス広告を中心とした広告業界を見ていた。企業選びの軸も当時はあまり定まっていなかったが、後世に残るような大きな仕事、そして一緒に働く人の雰囲気などを大事にしていた。

大きなプロジェクトというのは、様々な関係者の協力があって初めて成り立っていることを非常に感じた。規模が大きくなればなるほど自分の裁量は減ることも理解し、自分にとって大切なのは規模ではなく裁量の広さではないかと考え、ベンチャー企業へのエントリーを始めた。また営業だけでなく思考する仕事にも興味を持ち、コンサル業界にエントリーした。