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丸善石油化学株式会社 報酬UP

【挑戦と貢献の化学革命】【20卒】丸善石油化学の研究開発職の本選考体験記 No.6632(上智大学大学院/男性)(2019/6/25公開)

丸善石油化学株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒丸善石油化学株式会社のレポート

公開日:2019年6月25日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 研究開発職

投稿者

大学
  • 上智大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

数少ない基礎化学品の化学メーカーとして、主力製品だけでなく、どのように社会を支えていて、そこに対してどう自分が関わっていきたいかを述べれるようにすることがいいと思う。複数日開催される説明会ではかなり多くの情報を得ることができるため、説明会では積極的に質問すると良い。また丸善石油化学は大企業ではあるが、非上場企業であるため有価証券報告書などはないから、それを念頭に説明会に臨むのが良い。また、パンフレットや企業のHPからも有益な情報は得ることができるので、そこもチェックするべきであると思う。現在の自分の研究内容とつなげ、かつ入社後何をやりたいかを事業内容と絡めて話すように準備しておくべきだと思う。

志望動機

「化学を用いたモノづくりで人々の暮らしに貢献したい」この想いから御社を志望します。私は幼少の頃に、有機化学の研究者である叔父に研究室を見せてもらった経験から、化学に非常に興味を持っていました。そして大学に入学してより専門的な化学を学ぶようになり、学んだ化学の知識でモノづくりを行いたいと考えるようになりました。そこで、私は御社で、化成品の研究開発に携わりたいと考えています。御社は川上の基礎化学品メーカーとして石油化学製品の原料を供給されているだけでなく、高付加価値の機能化学品の研究開発にも非常に注力されています。私はこの御社の強みを活かしたモノづくりに携わり、人々の暮らしに貢献したいと考えています。

WEBテスト 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

WEBテスト対策で行ったこと

市販のSPI対策本を購入し、苦手分野を徹底的に解いた。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
若手の人事、人事課長
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

人事が行っている面接として、働いている社員との相性を重要視しているようであった。社員の雰囲気として、チームで何かを成し遂げようという雰囲気があるため、そこを自らの経験を絡めて「合う」ことをアピールすると良いと思う。また、どこの企業でも同じではあるが、特に丸善石油は人柄を重視しているため、笑顔でハキハキと話すことは重要であるように感じた。

面接の雰囲気

1時間と非常に長い面接時間であったが、大半が雑談のように話しやすいものだった。そのため素の自分を出して話すことができた。

1次面接で聞かれた質問と回答

自分の短所を2つ教えてください

私の短所は、せっかちであることと、頑固であることです。まず最初にせっかちに関しては、私は現在の研究活動において多くのことに挑戦したいという一心から、詳細な部分まで予め検討することを怠ってしまい、その結果として途中で行き詰ってしまい遠回りな挑戦になってしまったという経験があります。この経験から私は、挑戦をする前に詳細な検討を行うことを意識しています。二つ目の頑固であることについては、サークルの会長として活動内容を考える際、自らの意見にこだわりすぎてしまい他のメンバーの反感を買ってしまったという経験があります。この経験から、相手の意見にしっかり耳を傾けることで自らの考えに固執しないようにしています。

入社後やりたいことを教えてください

私は御社に入社後、新商品開発室において今後の事業の柱となる新商品の開発業務に携わりたいと考えています。私は高校時代に自ら部活を立ち上げて部長として企画・運営を行った経験や、現在までの研究活動において、いくつものアイデアを自ら考えてそれに挑戦するなど、積極的に数多くのチャレンジを行ってきました。これらの経験を通して、積極的に行動し、挑戦し続けることの重要性を学びました。そこで、この挑戦していくという姿勢を御社で働く上でも活かしたいと考え、新規事業開発に携わることで御社で新たな事業の柱を作っていきたいです。自らのこれまでの経験を、入社後にどこで活かすことができるのかを明確に話し、かつ自分を売り込むことを意識した。

2次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
10年目程の研究員2名
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一次面接と同様、実際に研究員からの面接であるため雰囲気が合致するかが非常に大きいと思う。そのため、一人で何かを行うというというよりは、チームで何かを行う姿勢を示すと良いと思う。また、入社後のビジョンをより専門的に研究員目線で伝えると良いと思う。

面接の雰囲気

研究員2名との面接であったが、2人とも物腰が非常に柔らかく笑顔が常に絶えなかった。こちらも一次面接と同様に1時間の面接ではあったが、素を出して話せるものであった。

2次面接で聞かれた質問と回答

志望動機を教えてください。

私は「化学を用いたモノづくりで人々の暮らしに貢献したい」という想いから御社を志望します。私は幼少の頃に、有機化学の研究者である叔父に研究室を見せてもらい、実際にそこで実験をさせてもらった経験から、化学に非常に興味を持っていました。そして大学に入学してより専門的な化学を学び、学んだ化学の知識でモノづくりを行い、社会に貢献したいと考えるようになりました。そこで、私は御社で、新商品開発業務に携わりたいと考えています。御社は基礎化学品メーカーとして石油化学製品の原料を供給を通して社会を支えているだけでなく、高付加価値の機能化学品の研究開発や、新しい事業の柱を作る新規事業開発にも注力されています。この御社の強みを活かしたモノづくりに携わることで新たな事業を生み出し、社会に貢献したいと考えています。

研究概要を簡潔に説明してください。

私の研究テーマとしては、天然から得られる微量な抗菌活性を持つ化合物を将来的に医薬品として大量供給できるよう合成の経路を確立するという研究を行なっています。この研究において私は過去に報告例のない複雑な化合物の部分構造の合成を行なっています。報告例がないため、自主的に合成経路を考え、実際にその経路に挑戦する必要がありました。そこで、より合成を達成できる可能性が高く、効率的な合成経路を3つ自ら発案し、その経路での合成を行っています。3つの経路のうち2つの経路は検討の結果断念することになりましたが、現在は3つ目の経路で少しずつ合成達成に向かって進むことが出来ており、5段階中3段階目の合成の検討を行っています。

最終面接 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生1 面接官5
面接時間
40分
面接官の肩書
社長/各部門の役員
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接であるため、主に真ん中に座っている社長に対して話すように心がけた。こちらの人柄を知ろうと色々な質問がされるが、落ち着いて論理的に述べることが重要です。役員も人柄をかなり見ているので、笑顔でハキハキと話せれば評価は高くなると思います。

面接の雰囲気

部屋に入ると、社長を含め役員が5名座っていて非常に緊張した。しかし、こちらの話を頷きながら聞いてくださり、非常に話しやすかった。

最終面接で聞かれた質問と回答

今までの人生で困難だった出来事を教えてください。

私にとって困難だった出来事は、飲食店のアルバイトです。私にとって初めての飲食店でのアルバイト経験であり、来店されるお客様や社員の方からは非常に高い水準の接客を求められたため、最初はその水準に見合う仕事ができませんでした。お客様に迷惑をかけたり、社員の方から叱られたりすることが続き、「私にはこの仕事が向いていない」と思うようになってしまいました。しかし私は、失敗で諦めるのではなく成長の糧にしようと考えました。そこで、その日のミスとその対策を必ずメモに残し、毎回働く前に全てを見返し改善に努めました。その結果、接客の水準も上げることができ、店長代理を任されるまでになりました。この経験で、失敗から学び、次に繋げていく重要性を学びました。

内定を複数社からもらった際の企業選びの軸について教えてください。

複数の企業から内定をいただいた際、私が選ぶ軸とするのは2つあります。1つ目は、その企業の事業内容です。私は現在まで学んできた化学の知識を用いたモノづくりで社会に貢献したいという想いがあるため、企業の事業内容が現在だけでなく将来的にもさらに社会に大きく貢献できるかということを重視します。2つ目はその企業で働く社員さんとの相性です。私は就職するにあたっては、その企業で出来る限り長く働いていきたいと考えます。そのため就職した企業で大きな人間関係の問題を抱えることなく長く働くためにも、その企業で働く社員さんと自分との相性が良いということを重視します。この2つの軸で私は、自らが就職する企業を選択したいと考えています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定をいただいた後も親身になって色々話をしてくれた。基本的には納得がいくまで就活を続けさせてもらえるが、内々定を受ける人で枠が埋まってしまえば終わりというスタンスなので、早めに決断しないと埋まってしまう。

内定に必要なことは何だと思うか

川上の化学メーカーとして川中、川下のメーカーに対して製品を売っているため社会的責任の大きな企業です。そのため、自分が入社後に何をやりたいかのビジョンを明確に持って一次から最終面接まで望むと良い。また、どのステップでも人柄が非常に重視されるため、面接だからといって過度に緊張して表情が固くなったり、声が小さくならないように心がけるべきである。ただ、面接官側は”面接”という雰囲気ではなく、話しやすい雰囲気を作ってくれるので、自信をもって自分をアピールすると良い。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

自分のこれまでの経験を入社後にどのように活かしていけるか、また入社後に何をしたいかをしっかりと持つのが内定をもらうためには重要であると思う。また、人事の方の話だと人柄を非常に重視しているとのことなので、内定が出る人はコミュニケーションをしっかり取ることができ、個人プレイというよりチームで動ける人であると思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接時間がそれぞれ1時間程度と非常に長いため、あらゆる話を通して面接官には上っ面ではない姿が見られることになる。そのため、事前の自己分析などのしっかりとした準備をしておくべきである。また何度も言うことにはなるが、人柄重視なので笑顔でハキハキ話すことが大事である。

内定後、社員や人事からのフォロー

枠に限りがあるため、出来る限り早く決めてもらわないと埋まってしまうかもしれないと言われたが、決めるにあたっては社員との面談の機会を作るなどもできると言っていた。

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丸善石油化学の 会社情報

基本データ
会社名 丸善石油化学株式会社
フリガナ マルゼンセキユカガク
設立日 1959年10月
資本金 100億円
従業員数 1,063人
※2019年2月現在
売上高 3570億7100万円
※2018年3月期
決算月 3月
代表者 鍋島 勝
本社所在地 〒104-0042 東京都中央区入船2丁目1番1号
平均年齢 39.5歳
電話番号 03-3552-9361
URL https://www.chemiway.co.jp/
NOKIZAL ID: 1212863

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