【差別化を超えて共存】【21卒】ホーチキの夏インターン体験記（文系/総合職）No.11134（法政大学/男性）（2020/10/13公開）

この企業は、防災器具業界のシェアが1位であり、私自身、業界シェアの高い企業という点にとても興味を持っていたため。また、もう一つの理由として、業界大手の方が大きな案件などにチャレンジできると考えたため、インターンに参加した。

このインターンは特に特別な選考などはなかったが、事前に、その企業の行っている事業をホームページなどで調べることで、スムーズな企業理解や、ディスカッションが行えるように対策した。　

文系インターンシップ

1日目にやったこと

まず前半に人事の方から会社の事業について詳しく説明があった。その後、企業の強みや弱みを分析して新たな事業企画をするというグループワークを行った。最後に質疑応答の時間も与えられた。

なし

最後の質疑応答の際に、中堅社員の方に「同業他社との差別化はどう行っているのか？」と質問すると、「差別化ばかりを意識するのではなく、お互いがやっていないことを補い合い共存することが大切だ」とお話ししていたのが印象的であった。

企業の社員さんが3人いる前で、企業の弱みについても、挙げたうえで、事業企画を行うのでどうしても本質的な意見ではなく忖度したグループワークとなってしまいがちであった。そのため、どのようにより良い事業企画をつくり上げていくか、試行錯誤したため、とても苦労した。

この企業は、日本の様々な有名な建物、ランドマークとなる場所の防災機器などの施工管理を行っているということを知った。
また、防災機器の施工管理は設置したら終わりではなく、その後の点検までお客様と、長い付き合いをする仕事であるということが分かった。

企業の強み弱みについての分析は、携帯などを参考にすることが可能であったが、時間が限られていたため、事前に企業についてしっかり調べておくことで、より時間を有効に使えたと思う。

実際に自分が常日頃から知らないうちに利用している火災報知器といった防災機器が、どのような流れで施工管理されているのかなどを知り、実際に社員の方々がその流れについて、細かく仕事を紹介してくれたので、実際に自分が入社しどう働いていくのか少しではあるが、イメージできた。

長期的にお客さんと関係を築きながら行う営業の仕事は、人と関わることが好きである自分に合うのではないかと感じた。
また、インターンに参加している学生のレベルもすごい高いと言うわけではなかったため、その点からも内定を得ることができるのではないかと感じた。

防災機器というニッチな業界ではあるが、業界大手の企業は2社であり、法律でも義務付けられた商品であるため、安定的な利益を得ることができる企業であると感じた。
また、仕事もそれほど激務という雰囲気が社員さんからも感じなかったため、隠れた優良企業であると思ったことから、志望度が上がった。

直接社員さんに質問できることや、人事の方に顔を覚えてもらえる観点からは有利になるとは思うが、特別な選考免除といった優遇はないため、本選考に直結しては特段有利になるとは思えない。

企業や業界はこだわらずに、幅広く様々な業界を見ていたが、大手の企業などを中心に見ていた。その理由は、福利厚生などがしかっりしており、働きやすい環境が整っているイメージがあったからである。
また、収益が安定している企業・業界であること、今後絶対になくなることがない事業を行っている企業に興味を持っていた。

実際にあまり見ていなかった、ニッチな業界のインターンに参加してみると、自分の業界視野の狭さや、知らなかったことが多い事を理解した。
自分を含め多くの人が日々接する、日用品や食品といった身近な商品を取り扱う企業以外にも、安定性のある企業があるということを知り、今後は、様々な業界について調べてみようと考えるきっかけとなった。