21卒 本選考ES
部門別コース(グローバルマーケッツ部門)
21卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
大学または大学院等での研究内容やゼミの内容について記述して下さい。金融工学、リスク管理、運用モデル、プログラミング、経済学等について学んだ経験があれば併せて記述して下さい。(400)
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A.
私は確率制御問題という分野を研究しています。確率制御とは不確実性の伴う状況下における最適な行動を決定するための理論です。例えば複数の有価証券に対する投資をする問題を考えると、投資家の目的は実行可能な様々な投資戦略の中から収益を最大化するポートフォリオを見つけることだと考えられます。有価証券の価格は不確実性にさらされるため、当然各投資戦略から得られる収益の大きさは不確実性にさらされます。そのため最適なポートフォリオの決定は容易ではありません。確率制御では上記のような不確実性のともなう問題を確率解析の理論を用いて定式化し、その解を求めていきます。私は上記のような問題を純粋数学の観点から研究しており、特にこのような問題の中で現れる偏微分方程式の解と確率微分方程式の解との関係について研究しております。 続きを読む
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Q.
学生生活(これまで)で最も力を入れた事、もしくは入れている事と、その理由をご記入下さい。(学業以外の事でも構いません)(200)
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A.
私は個別指導塾で講師としてアルバイトをしていました。その塾で教えていた生徒は実に様々で、勉強が好きな生徒もいれば、嫌いな子もいました。私はそのような様々な生徒を相手にどうすれば成績を伸ばすことができるか、また、どうしたら勉強の面白さに気づいてもらえるか考え、工夫を積み重ねながら日々授業をしておりました。 続きを読む
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Q.
当社及び選択したコース・部門を志望する理由、入社後のキャリアプランをご記入下さい。 ※具体的な志望業務、部署名があれば併せて記述して下さい。(800)
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A.
私は金融マーケットのプロフェッショナルとして貴社のグローバル・マーケッツ部門で活躍していきたいと考えております。私は以前からマーケットを相手にトレーディング業務をしたいと思っており、貴社のグローバル・マーケッツ部門のインターンシップに参加しました。その際に、仕組債をテーマにしたグループワークや講義を受け、セールスやトレーダーと協力しながら投資家のニーズを満たす商品を組成するストラクチャリング業務の魅力を知り、トレーディング業務だけでなくストラクチャリング業務にも興味を持つようになりました。また、マーケットは世の中のミクロ、マクロな様々な変化に対応し日々動き続けます。現在ではインターネットの普及やITの発達により、そのような変化はあっという間に世界に広がっていき、マーケットも目まぐるしく変化していきます。そのため、マーケットで生き抜くためには、この変化を敏感に察知し日々知識を更新続けていく必要があると考えています。そのような環境であれば研究を通じて今まで行ってきた新たな発見を求め日々努力を積み重ねる経験が活かせるのではないかと考えております。また、今後さらにIT技術は発展していくことが予想され、金融業界も数理モデルを活用したプライシングやトレーディングがさらに活発になっていくのではないかと考えております。そのようなマーケットを相手に戦っていくには、各局面においてそれらのモデルがどのような動きをするのかを常に頭に入れておく必要があると考えております。このような数理モデルやIT技術を理解し、マーケットで戦っていく上でも今までに大学で培ってきた数理的能力は大きく役に立つのではないかと思っております。これらの理由から私は貴社のグローバルマーケッツ部門を志望します。 続きを読む