【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】VP【面接の雰囲気】一般的な投資銀行のイメージとは異なり、穏やかで知的な人という感じでした。学生の素を引き出そうとしてくれていた印象です。【これまでの学生生活の中で、最も熱心に取り組んだ学業について教えてください。】私が最も力を入れて取り組んだのは卒業論文です。卒業論文では洪水被害額の算定手法の開発と経済に与える影響の分析を行いました。前者に関して、洪水による被害額を算出するためには各地点の資産を推定する必要があり、既往研究では人口と一人当たりGDPの積を用いて各地点の資産を推定していましたが、私は人口分布よりもより詳細なデータが存在する土地利用分類に注目し、土地利用分類と資産の関係があるのではないかと考えました。実際に土地利用分類と資産には大きな相関が見られ、土地利用分類に応じて資産推定を行うことで、最終的に既往の手法に比べてより高精度かつ高解像度の資産推定を行うことができるようになりました。後者に関して、災害が発生した際に被害額を災害の規模の指標とするのが一般的であるが、私は他の指標としてGDPに着目し、洪水が発生した際にGDPがどれだけ減少するのかを推定する枠組みを構築しました。【あなたが大切にしている価値観や考えは何ですか?】私が大切にしていることは「自分の責任を全うすること」と「チャレンジ」です。前者に関して、私は責任感の強い人間であり、自分がやらなければならないことに対して、しっかりと責任を持って最後までやり遂げることを大事にしています。私は自分が責任のある立場として物事に関わり、目標を達成することができた時に大きな喜びを感じる人間で、これまでの人生において、大学における部活の副将など、自分の判断が組織を動かし得る、責任のある立場に就き、そして自分の責任を全うしてきたという自負があります。後者に関して、困難な目標に粘り強く挑戦していくことで自分自身を大きく成長させることができると私は考えており、チャレンジ精神を大事にしています。上述の部活動や卒業論文など困難だと思われることに対して、チャレンジを積み重ねてきました。勿論失敗することも多々ありますが、その失敗を糧に新たなチャレンジをすることでより自分自身を成長させることができ、さらに人生をより豊かなものにすることができると考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】自分が話したいことを自信を持って話せたと思います。ただ、説明会なども参加したことが無く、もう少しJPモルガンという会社の理解に時間を費やすべきだったように思います。
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