【日本経済を支える未来へ】【23卒】商工組合中央金庫の総合職の本選考体験記 No.27673（非公開/非公開）（2022/5/27公開）

会社説明会

商工中金の基本的な業務説明や、キャリアパスについて。

事前準備は必要ない。ただし、この説明会動画を視聴したかどうかは履歴が残ると思われるので、しっかりと視聴しておくこと。また、エントリーシートに説明会への出席有無を書く欄がある。

選考で有利かどうかはわからないが、視聴しなければ不利に働くと思う。

ゼミ・卒論テーマ/志望動機/キャリアビジョン/自己PR/学生時代に打ち込んだこと/会社を選ぶ時のpoint/説明会への過去の出席履歴

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キャリアビジョンについては具体性を持たせすぎずに書いた方が良い。

基本的には求められる人物像の把握を行うことである。特に商工中金という政府系金融機関で一体何をしたいのかなどは明確化しておく方が良い。

なし

会場到着→待合室→面接

基本的には逆質問が評価されているように思う。特に商工中金にどこまで興味を持っているのかなどについて見られている。

基本的には穏やかな雰囲気。学生に対して深く掘っていく質問というよりは基本的な応答が出来ているのかをcheckする。

なし

なし

なぜ商工中金に興味を持ったか。

興味を持ったきっかけとしては2つある。1つ目に地方出身でシャッター街などが近くにあったことである。近くにあったことで、日本経済の衰退を肌身で感じ、同時に中堅中小企業から日本を下支えするような職業に就きたいと感じた。2つ目に衆議院議員事務所で働いた経験からである。特に私の事務所では労働組合の方や中小企業を統括されている方が陳情などの形でいらっしゃることが非常に多かった。そのため、そういった方々に寄り添って日本経済を発展させていきたいという思いが強くなった。特に日本経済、日本企業群の中核をなしているのは中小企業であり、そこを支えることの意義や意味合いと言うのは非常に大きいのではないかと思っている。

現在の中小企業にとって何が必要だと思うか。

課題は大きく2つであると思う。1つ目は人材不足である。これは大企業志向が強まっているということもあるかもしれないが、そもそも日本自体が人口減少しているので、どこかで歪みが出てきて当然である。結局のところ、中小企業の事業承継に関しても、複数社を統合して効率の良い形にする、技術の売買なども視野に入れなければならないと思う。2つ目に日本市場の縮小である。特に人口減少を経て内需が縮小していく傾向にある中でBtoCの形態は益々難しくなっていくだろう。また、大企業の工場が海外移転していくことによって、BtoBの形態に関しても日本においては下請けという形だけで生存していくことは難しいだろう。それ故に商工中金としても積極的に海外展開をたすけていくべきだとおもう。

会場到着→待合室→面接

今回も逆質問が評価の対象としては大きいと思う。商工中金についてどこまで知っているのか、興味を持っているのかを見られている。

前回と同じく穏やかな雰囲気。ただし、職員の方によって雰囲気が異なり、隣のブースはかなりピリピリしていた印象。

なし

なし

商工中金以外はどこを受けているか。

現状としては金融機関を中心に選考を受けている。そのため、第1志望群としては政府系金融機関である。特に日本政策投資銀行、日本政策金融公庫なども受けている。第2志望群としては日系大手のメガバンクである。特に三菱UFJ銀行（MUFG）、みずほ銀行、みずほリサーチ＆テクノロジーズなどを受けている。第3志望群として若干雰囲気が異なるが重工業メーカーを受けている。特に川崎重工、三菱重工などである。

＜深く掘られた質問＞
重工業メーカーについては、かなり雰囲気が異なるが、その理由は。
＜回答＞
日本は高度成長期以降、技術力で世界と勝負してきたと考えている。それ故に、一回はそちらの方面も見ておきたいと思ったためである。

商工中金と政策金融公庫の違いは何だと思うか。

商工中金と政策金融公庫の違いは大きく3点あると思っている。1点目はターゲットの企業群である。商工中金はターゲットが商工中金に出資する中小企業団体の構成員に限られている。一方で政策金融公庫はターゲットが中小中堅企業の全体となっている。2点目に融資スタイルである。商工中金の方が融資の審査は厳しい。むしろ政策金融公庫が完全に税金で賄われているために緩いということであると思うが、商工中金の方が保証協会の保証などが審査に必要な場合もあると聞く。3点目に商工中金の中小企業を対象にしているのに対して、政策金融公庫は中小中堅企業と幅広く、それ故に商工中金の方が企業規模的には平均値をとると大きいという点が挙げられる。

支店到着→待合室→応接室（面接室）→帰宅

①面接官に興味を持ってもらうこと、②会社のことを注意深く調べて、逆質問をしっかりと作り込んでおくことの2点。

穏やかであったが、鬼門と言われるだけあって、お互いに真剣であった。基本的には逆質問がメインで、且つ、応接室だったために机が低く、メモを取るような感じではなかった。

なし

会社のIR情報/執行役員の取材記事/面接予約をする際に支店名を告げられるので、その支店と他支店との間隔、沿線の立地などから特徴を掴むこと/出来れば支店長クラスの方の経歴を調べること（掲載があれば。）

なぜ、衆議院議員事務所でインターンをしたのか。

最も大きい理由は日本の経済基盤を作りたいという大学入学当時の目標を達成するためには、自分から日本の中枢を見に行く必要があると感じたためである。特に日本では、司法ー立法ー行政の区分で語られることが多い。その中で、司法府は法学部の教授や実際に弁護士事務所の先輩、裁判官になった先輩がサークルOBOGとしていらっしゃったため、お話を伺うのが難しくはなかった。また行政府に関しては常に説明会をオープンにしていて、先輩方も事務系総合職で勤務されているので、そこの紹介をたどることで、ほとんどの省庁を回れると思った。この二つに関しては、実際に1，2年生でそのようにＯＢＯＧ訪問を繰り返していた。一方で立法府に関しては知り合いが全くいなかったので、その点から非常に興味を持った。

この選考では質問は一つでした。

＜アドバイス＞
この支店面接が非常に難易度が高く、鬼門と言われています。評価ポイントは不明ながら、逆質問に対して『じゃあ、○○君はどう思う？』などと聞かれるので、思考体力を見られていると考えます。また、いきなり応接室に通されるので、（そしてなぜか学生が上座に座る形になることがあるので）緊張しないようにしましょう。加えて応接室のため机が低いです。そのためメモを取るのは現実的ではなく、暗記しながら会話のきっかけ、逆質問の回答に対する質問のきっかけを探していきましょう。最終的にはその支店の管理職クラスの方と波長が合うのかということが重要視されてしまいますが、重要なポイントとして『興味を持ってもらう』ことだと思います。例えば、私であれば議員事務所で秘書官をしていたことですし、同期の友人はダイビングが好きすぎてライセンスでREDを取得した話をしていました。

他社に内定が決まったため。