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- A.
株式会社三菱UFJ銀行の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒株式会社三菱UFJ銀行のレポート
公開日:2022年5月27日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定
- 職種名
-
- システム・デジタルコース
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- あり
選考時の新型コロナ感染症対策
最終面接のみ対面である。
企業研究
面接で予想される質問として、①何故、金融機関なのか、②何故、法人営業などではなくシステム・デジタルコースなのか、③何故、SIerではダメなのか、などがあった。それ故に、その点を明瞭化させておく必要がある。インターンに参加すると、1on1の早期選考面談が組まれるため、それを有効活用するのが良い。(ただし、当然ながら1on1の面談も評価対象に入っていると思われるので、変なことは言わない方が良い。)最も良いのは、夏インターンとか秋インターンでSIerのインターンに参加することだと思う。つまり、銀行はSIerにとって発注元となるので、受注元から発注元を見ることで、自分の適性が分かる。次に、先輩方のESを集めて内定者の考えていることから求められている人物像を把握することである。システム・デジタルコースは採用人数が法人営業と比較して多くないので中々集めるのが難しいかもしれないが、その際は法人営業のESを集めて、『銀行として求められている人物像』を把握した後に、『じゃあ、システム・デジタルコースでは+αで何が求められているのか』を考えると良い。
志望動機
ITを用いて金融分野から日本経済を支え、より良い世界を創造したい。特に貴行の信用力、技術力を土台にIT分野、銀行分野両面のプロフェッショナルとして、今後のデジタル社会に適合した決済システムの企画、開発を行いたい。そして決済データの収集等を通じた情報の非対称性解消により、貴社の収益向上に貢献したい。
また、入社後のキャリアプランニングとして4つの段階を計画している。入行後、第1にSEとしての基礎を学ぶために下流工程を網羅的に経験したい。第2に基盤部を経験することで汎用的な技術、銀行システム全体に対して広範な視野を持ちつつ、専門分野を高めたい。第3にフロント部で実際にユーザーのニーズ等を踏まえた開発を経験した後、最終的に企画立案を行う部署で活躍したい。
インターン
- 実施時期
- 2022年01月 中旬
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接官の肩書
- リクルーターと面談の上で決定する。年次というよりは、職務のフィールドで選定しているのだと思う。
- 面談時間
- 60分
- 面談タイプ
- オンライン面接
- 実施時期
- 2022年01月 下旬
- 実施場所
- オンライン
リクルーターからの連絡が来た時期・経緯
インターン参加者にリクルーターがつく。(大学のOBOGが多い)
会場到着から選考終了までの流れ
基本的にはリクルーターから紹介された社員と複数回面談をする形式。
60分×3~4回程度(面談回数はリクルーターと学生で相談の上決定。)
3~4回と言っても、一気に3~4回するのではなく1か月に2回ずつ程度で進む。
面接の雰囲気
基本的に逆質問がメインである。面接の雰囲気は穏やかであることが多い。ただし、行員の方は優秀な方が多いので、逆質問自体に意味を持たせることが必要である。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
逆質問を徹底的に準備しておくこと。面談終了後にリクルーターへ面談担当者から総評が送られるので、1回目の面談がかなり重要で、そこでリクルーターから優秀と思われることが必要。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年04月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 若手~中堅の現場職員
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分のキャリアプランニングが明確化できていること、また、キャリアプランニングが会社に足りない人材である点が評価されたと思う。
面接の雰囲気
どちらかというと堅苦しい雰囲気。また、面接中は質問の数が非常に多いので、一問一答形式になりがちである。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
MUFGと同業他社へのイメージ
MUFGに関しては、石橋を叩いて渡る融資の形態であると認識している。法人営業がそういった雰囲気をしているので、システム分野も最もお堅いイメージがある。銀行システムに関しては、信頼性が最も重要な要素となるので、個人的にはその雰囲気が好きである。みずほに関しては最近システム障害があったが、あれが革新的な取り組みの結果であると認識している。そのために、同業他社であってもMUFGでも十分に起こりうる問題であり、その点に関しては注意していく必要があると思う。また、みずほに関してはみずほRTという形で独立組織になっているのに対して、MUFGではMUITはあるものの、企画分野がMUFGの内部に存在することが非常に効率的な運営に繋がっていると考える。
今後のキャリアプランニングについて教えてほしい。
まずフェーズとしては4つを想定している。第1フェーズでは、システムエンジニアとしての足腰を鍛えるつもりであり、どちらかといえば下流工程を行っていきたい。第2フェーズでは、基盤側の部署に入り、汎用的な技術を身につけるとともに銀行システムの広範な部分を見ていきたい。第3フェーズではフロント側の部署に入り、実際のユーザー側と折衝する中でユーザー側の求めるシステムについて考察したい。また、このフェーズでは銀行システムとユーザーの間に入る形で折衝を経験したいので、このあたりで管理職クラスになっていることが望ましい。第4フェーズは第1フェーズから第3フェーズまでを総括する形で企画側に回って最適な銀行システムに関して考察を深めたい。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2022年04月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 人事
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
2次面接と言えども気を抜かないこと。1次面接からしてネガティブチェックではないことが明白なので、2次面接以降もよく注意していた。
面接の雰囲気
前回に引き続き堅苦しい雰囲気は変わっていない。ただし、質問から察すると面接官の方がシステム系の人事部ではなかったと思う。(もしくは人事部はシステムと法人などが一体になっているのかもしれない。)
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
法人営業のインターンとシステムのインターンで学んだこと
時系列的には先に法人営業のインターンに行った。法人営業のインターンでは実際のユーザーがどのように業務を行っているのか、また、どのようなことを考えて毎日の業務を行っているのかを学べたと思う。この点に関しては、システム・デジタルで入行しても非常に重要なポイントであると考えている。システム・デジタルのインターンでは、銀行システムの広域な範囲と、さらにシステムの改修・保守・運用・改革の難しさを主として学んだ。また、銀行のシステムという観点から、コンマ4桁とか6桁とかの次元で安全性が担保されていなければならないと伺い、非常に責任が重い仕事であると痛感した。そのうえで、自分としてはシステム分野で経済基盤を作っていきたいと思う。
システム分野で働く際に気を付けたいこと
最も重要な点は、『絶対に安全性を見失わないこと』と『ユーザー側の利便性を考えた設計』を行うことであると思う。そのうえで、時代に遅れないようなシステム設計にしたいと思っている。特に安全性に関しては、1つのミスが日本経済のみならず、世界経済にも波及した問題となる可能性があることを考慮すると、ミスが許されるシステムではないと考えている。自分の性格として非常に慎重であるという点が挙げられるので、その点に関しては特に問題があるとは思わない。またユーザー側の利便性を考えた設計に関しても、自らのキャリアプランニングを鑑みると、基盤側とフロント側を行き来して、最終的には企画側に移るようなものを想定しているので、問題ないと思う。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2022年04月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 人事
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
基本的に前回までの面接で評価自体は終わっていたように思う。そのうえで、最終面接に進ませて良いかのcheckであったと思う。
面接の雰囲気
前回の堅苦しい雰囲気から変わり、どちらかと言えば穏やかな雰囲気で始まった。また、要点要点は深く掘られたが、全体としては穏やかに終始した。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
3次面接で聞かれた質問と回答
他社の選考状況について教えてほしい
第1志望群としてはメガバンクを中心に、特に銀行系システムを中心に見ているので、その点についてまず申し上げたい。第1志望群で他社の状況としては、みずほリサーチ&テクノロジーズを見ている。また、みずほリサーチ&テクノロジーズは現状として最終選考が○月○日にあることが判明している状態である。次にみずほ銀行の法人営業に関しては第1次面接が○月○日にあることが判明している状態である。次に第2志望群として政府系金融機関について申し上げたい。まず、日本政策投資銀行については人事面接が○月○日にある状況で、政策金融公庫についてはリクルーター面談という形で何回か面談を行っている状況である。いずれにしても御社から内定を頂いた場合には御社に入行する可能性が最も高いと思っている。
理系から文系に移ってきた理由を教えてほしい
文系に転身したのは、経済基盤を創りたいという想いからである。特に、高校までは理系で、『日本は技術立国であるから、技術によって日本経済を繁栄させたい』という技術者からの貢献意識が強かった。しかしながら、様々な方とお話しする中で、ある方から『経済をマクロで見ることで、もっと与えられるインパクトは大きくなるのではないか。』という助言をいただき、結果としてそれに共感したために自分は文系への道を選ぶことにした。結論としては、文系を選んで非常に良かったと思う。何故ならば、文系と理系の両方の視点を持つことが出来るので、『この場合、技術系の人はこう考えるだろうな』とか『この部分で摩擦が生まれるだろうな』ということが分かるからである。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年04月 下旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 豊洲会場
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事の最終決定権者
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
豊洲会場到着→1階受付→エレベーターなどを通して待合室へ→面接(その場で内々定オファー)→今後の事務説明→帰宅
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
前回までの面接で凡その評価は終了している。そのうえで最終的に人事のトップの方が面接をして学生を評価しているだと思う。今まで通り、一貫した回答を紡ぎ出すことが大事。
面接の雰囲気
基本的には前回までの面接で決まっていたと思うので、穏やかな雰囲気だった。しかし、要所要所はしっかりと深く掘られた印象。
面接後のフィードバック
内々定オファー
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
幼少期から大学生の現在までで最も罪悪感を感じた瞬間
最も罪悪感を感じた瞬間は、小学生の時に父親の上司に竹馬を教えていただいた時である。小学校では竹馬が必修になっていたが、まったく乗れなかったので教えてもらおうという運びになった。その際に、竹馬は大人用と子供用の二種類があるのだが、当時の私としては子供用に乗れるようになりたかったので、家にあった大人用ではなくて子供用を差し出して教えてもらおうとした。結果として、それが原因かは分からないところがあるが、その上司の方が骨折をするという事態に発展した。なんとなく、自分が子供用を差し出したせいかと思うと罪悪感を感じることが多い。
【アドバイス】
罪悪感を感じた瞬間に関しては出来るだけ幼少期の方が良いです。大人になってからだと、単純に『善悪の判断がつかない学生』になってしまうので。
今後のキャリアプランニングについて教えてほしい。
基本的には4つのフェーズに分かれている。(以下は、前回までの面接の回答と同じ。)
【意識するpoint】
重要なことは2つある。1つ目に前回までの面接で述べた内容との一致性の点。2つ目は論理的なキャリアプランニングになっているのかという点。1つ目の点に関しては、別に前回までの面接と同じでなくても良いと思うが、その際に必ず変更した理由が明確化されていなければならない。また、前回までの面接と同じ回答である時には、さらに深く掘られる可能性があるので、その点を意識しながら回答をすること。2つ目の点に関して、どの質問でも同じだが、会社の経営方針(今回であればMUFGの人材育成方針)と同じ方向、ベクトルを剥いた回答であることが要求されている。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年04月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
まだ未定だが、社風や他企業の状況を見極めつつ、考えていく。
内定後の課題・研修・交流会等
今後あるらしい。
内定者について
内定者の人数
不明。ただし法人営業と比較すると格段に少ないだろう。
内定者の所属大学
東京大学、早稲田大学、海外大学
内定者の属性
理系院生、理系学部生
内定後の企業のスタンス
6月1日までには決定が必要。ただし、それまでは就活を続けても良い。同業他社と比較すると、就活を応援する空気だと思う。
内定に必要なことは何だと思うか
大きく2点ある。1点目は求められている人物像を明確に把握すること。そのためにはOBOG訪問をする(ただし、MUFGは人事から紹介された行員にしか会えない。そして、インターン参加者のみに紹介する。)なり、就活サイトでESを探して精査するなりして欲しい。2点目は自らのキャリアプランニングを明瞭化することである。そのためには、インターンに参加し、行員の方を紹介していただき、その方とのディスカッションを通じて考えるのが最も良い。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
2点ある。1点目に信頼関係を築くことが出来る人間かどうか、そして立場の異なる相手と円滑に話が出来るかどうかである。2点目に自らのキャリアプランニングを明確にできるかどうかである。1点目と2点目をメンターや行員の方々とディスカッションして考えられたことで明確化できたため、内定に繋がったと考える。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次面接はネガティブチェックに留まらないので注意して欲しい。また早期選考時にメンターの方に紹介して頂いた行員の方も学生を評価しているので注意が必要。最終選考の時まで学生カルテ上に全ての総評(インターンから最終選考まで)が一貫して載っている。
内定後、社員や人事からのフォロー
2週間に1度程度電話で人事の方とお話しする機会を頂けるらしい。
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三菱UFJ銀行の 会社情報
| 会社名 | 株式会社三菱UFJ銀行 |
|---|---|
| フリガナ | ミツビシユーエフジェイギンコウ |
| 設立日 | 1919年8月 |
| 資本金 | 1兆7119億円 |
| 従業員数 | 33,524人 ※2019年3月末時点、単体 |
| 売上高 | 9兆7074億800万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 取締役頭取執行役員 三毛兼承 |
| 本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 |
| 平均年齢 | 38.1歳 |
| 平均給与 | 771万円 ※総合職、BS職等全てのコースの行員の平均 |
| 電話番号 | 03-3240-1111 |
| URL | https://www.bk.mufg.jp/ |
| 採用URL | https://www.saiyo.bk.mufg.jp/ |
