21卒 本選考ES
技術系総合職
21卒 | 関西大学大学院 | 男性
-
Q.
研究内容(簡潔に) ※研究テーマ未定の場合は、今後取り組む予定のテーマ内容または「未定」と記入ください。 200文字以下
-
A.
私は○○を用いた薬物徐放性ゲルの調製を行っています。目的は麻酔効果を持続させ、コストや患者の身体的負担を軽減する為の新たなドラッグデリバリー材料の開発です。○○として用いる××は生体に有効な特性を有する天然の多糖です。しかし、殆どの溶媒に不溶である為、利用に制限があります。そこで、私は、有機合成を用いて、××に水溶性を付与しました。また、調製条件を変えることにより、薬物を保持し、薬物の放出時間をコントロールできるゲルの調製に成功しました。 続きを読む
-
Q.
HORIBAという舞台でチャレンジしたいことは何ですか?具体的に記入してください。300文字以下
-
A.
リスクや無駄を取り除くための非破壊計測装置の発展に挑戦したいと考えています。理由は、母が手術をする必要がある段階まで病気に気付かなかったことや、研究活動においても、論文の再現が難しいことがあったからです。貴社で「はかる」技術を学び、発展させていくことで、病気の早期発見や、生産性の向上に貢献できるようなあらゆる分野を支えられる技術者になりたいと考えています。そのためには、人生で成果を出す時に必要であった様々な立場の人や異なる分野の人と積極的にコミュニケーションを取ることと、たとえ失敗してもそこから得たことを活かすという考えを大切にし、一流の技術者を目指して果敢にチャレンジしていきます。 続きを読む
-
Q.
あなたの人生の中で最もチャレンジしたことは何ですか? 成果ややり遂げるために工夫したことを含めて具体的に記入してください。400文字以下
-
A.
「販売中止となった試薬の合成」です。私が必要とする試薬は、生成物の修飾率が6割以上のものでしたが、反応物が溶液状態にならず、均一に反応が進みませんでした。最初は複数の論文を参考にし、化学的視点から分子に浸透しやすい溶媒の種類に着目しましたが、修飾率が3割未満の生成物しか得られませんでした。そこで多角的な視点を得るために、専攻分野が異なる人や企業の方に自らコンタクトをとり、議論をさせていただく機会を設けてもらいました。そこから、溶媒の形を変化させることが重要な事であると気づき、溶媒である水の凍結、融解を繰り返すことで、水の膨張と収縮を利用し、水を分子間に浸透させるようにしました。その結果、販売中止となった試薬と同等の生成物を得ることができました。この経験から、できないではなく、どうすればできるかを考え、行動を起こし、多種多様な視点から物事を分析していくことが結果に繋がることを再認識しました。 続きを読む
-
Q.
「これだけは誰にも負けない!」というあなたの自慢・長所を教えてください。400文字以下
-
A.
私は「お節介」な男です。困っている人を見かけたら、放っておけずに世話を焼いてしまう性格は反面、長所だと思っています。学生の実験アシスタントのアルバイトでは当初、私が担当する実験テーマは失敗が多く、終了時間を大幅に超えていました。そして、その失敗は学生との会話を通して「説明をイメージ化」できていない点であると考えました。常に機械的に実験を行う事が非効率と失敗の要因だったのです。そこで、教え方に二つの工夫を行いました。一つ目は、実際に自分で実験を行いながら口頭で説明する事。二つ目は、「なぜそうなるか」を常に質問をする事。これらの工夫で学生に「具現化」させて、実験の本質を理解してもらうように努めました。結果として、実験の終了時間が1時間早くなるだけでなく、学生から進んで質問をしてくれる信頼関係構築にもつながりました。この「お節介」により、現在は約40人の研究室総括に抜擢されています。 続きを読む