- Q. 志望動機
- A.
小田急不動産株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒小田急不動産株式会社のレポート
公開日:2020年7月21日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
他の中堅総合不動産や大手デベロッパーとの違いはしっかり確認しておいた方がいい。小田急不動産は総合不動産会社なのでデベロッパー業務もやりつつ、仲介なども行っている。私の場合デベロッパー業務に携わりたいと考えていたため、物件見学を相当数行った。実際に見に行くことで、地域に合わせてコンセプトを変える開発を行う会社なのか、自社の利益を優先してあまり地域に合わせない画一的物件をつくるのかが分かる。この「地域に合わせるか否か」は自分の思い描く街づくりと合っていないと入社後にかなりギャップになってしまうためしっかり確認しておく。
また、ニュースリリースを読むことで小田急不動産独自の取組みを理解していた。小田急不動産もデベロッパー業界の例にもれず、採用人数が少ないため、他の総合不動産会社に無い取組み、魅力を自分なりに理解し、話せるようにしておくのが肝要ではないか。
志望動機
面接で志望理由は簡単にしか聞かれなかった。考えていた志望理由は以下の通り。一つめもともとまちづくりをしたいと思っていたこと。ゼミナールの経験から、ソフトとハードの取組みで多くの地域を盛り上げ、活性化していきたいと考えていた。小田急不動産であれば小田急線沿線を中心に住宅、オフィスの両面から街づくりをしていけると考えた。二つ目は安定した基盤のもとで今後積極的に、多様な挑戦ができると感じたこと。小田急電鉄の子会社ということで、財政基盤事業基盤地盤がかなり安定している(もちろん待遇もいい)。だからこそ、(少数精鋭であることも寄与して)様々な挑戦ができるのではないかと思っていた。実際最近千葉県で物流用地第1号の獲得や小田急新宿ビルの建て替え(小田急不動産として初の建て替え事業。保有するオフィスがほぼ30~40年経過しているらしい)を行っており、会社が拡大していく真っただ中に居れるのではないかと考えた。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生34 面接官不明
- 時間
- 120分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
テーマ
新入社員の入寮部屋を考える
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
SPIの推論をグループでやる感じだった。解答にたどり着いたかどうかも評価のポイントだとは思うが、そこよりもGD中のふるまいの方が見られていると思う。実際、私のグループは解答できなかったが私は通過した。
「いま考えるべきことはなにか」など議論が脱線しないように意識していたことが評価されたのではないか。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
ESの内容・テーマ
あなたが大学時代にリーダーシップを発揮して取り組んだこととその成果について具体的に紹介してください。(全半角500文字以内)/不動産業界で挑戦したいことは何ですか?また、それを達成するにあたってあなたが活かせる強みを併せて教えてください。(全半角300文字以内)
ES対策で行ったこと
正直、GDが通過していたため特に対策はしなかった。GDを通過した人はほぼ全員受かっているのではないだろうか。というのもGDの日に人事が「とりあえず期限までにES出してね」と緩く言っていたことや態度から、あまりESの出来は見ていないと予想したから。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 若手人事、採用リーダー
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
オーソドックスな質問が多かったが、それに的確に返答できた点と、笑顔などの基本的なことを意識したコミュニケーション力が評価されたと考えている。面接中の表情、話し方、姿勢など基礎となることを繰り返し練習していたのか功を奏した。
面接の雰囲気
物腰柔らかい感じで話やすかった。というのも面接官2人ともGDの時に居た人事の方でその時に打ち解けていたため。質問自体はオーソドックスなものが多く、厳しい深堀もなかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたこと
同期7人との新たな挑戦により、住民の信頼を得て根室市への政策提言を完成させた。漁業による地域活性化のために提言したが、中間報告では住民に寄り添えず、全く聞く耳を持ってもらえなかった。「ここで妥協したくない」との想いから2つの挑戦をした。1つ目は漁家に頼み込んで3日間共に暮らすことだ。その中で根室の課題や自分の考えを包み隠さずに率直に伝えることで「よそ者」から「協力者」へと認識を改めてもらい、本心を伺うことに繋げた。2つ目は数多くの方の意見を取り入れることだ。同期と共に直接足を動かして20人の住民にヒアリングを依頼し、一般市民、商工会議所など多様な立場の方からお話を伺った。これらを踏まえ、住民が根室の漁業の魅力に気づくためのマルシェの開催を提案することで、最終報告会では最優秀賞を獲得できた。この経験から、信頼構築のために本音で真摯に行動することの大切さとチームで一つのものを作る達成感を学んだ。
サークルの取組みについて教えて
伝統に縛られない取組みに挑戦することで開催危機だった合宿の参加者を15人から33人に増加させた。
例年40人ほどが参加する合宿が人数不足で開催危機に陥っていたため「会員が求めるものを提供することが私の役目である」との思いで参加者数増加に取り組んだ。会員への聞き取りから「不信感と内容の味気無さ」が原因だと考えて2つの取組みを行った。一つ目は徹底されていなかった行程の開示だ。従来は開催日まで詳細が知らされていなかったため、未活用だったメーリングリストを用いて3ヶ月ほど前から宿泊場所や活動内容を広報した。二つ目はダイビングや観光などの活動の追加だ。内容が卓球のみでは普段練習している会員には魅力的でないことから行程に組み込んだ。
結果、得体が知れないという不安感の排除と卓球以外も楽しむことができるという期待感の増大繋げることができ、33人まで参加者が増加した。会員には「今年は充実していた」と評価された。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 採用リーダー、部長級2人
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
やはり質問に的確に返答ができること、愛嬌をもって十分なコミュニケーション力をとることができたことが評価されたのではないか。本当のところはわからないが、GDと1次面接の時点で評価が決まっていてこの最終面接は、いわゆる握手のようなものだったのではないだろうか。面接官から聞かれることも1次とほぼ同じであり、かつ始まる直前に採用リーダーの方に「前と同じように答えればいいから」と言われたため、このように考えた。この予想が正しいのなら、GDでいかに優秀であることをアピールするかが最も大切になる。
面接の雰囲気
部長級の社員ということもあって固い雰囲気だった。ウェブ面接でルームに面接官全員が揃うまで時間がかかっていたが、その時間でのアイスブレイクなどは無く気まずかった。(10分ぐらい初対面の面接官と共に放置された)
最終面接で聞かれた質問と回答
他社の選考状況と小田急不動産の志望度
早期選考ということもあり全て正直に伝えた。小田急不動産は第一志望群だが、内定を頂いたとしても、新型コロナウイルスの影響で他社の選考が進んでいない状態では決めきれない。迷っている数社だけは受けさせてほしいと考えている。その上で以下の3つの点から各社を比較させていただき、決断したい。一つ目は会社の事業の幅広さ。正直に言ってマンションデベロッパーと迷っているので(そこは選考が始まってなかったので))、もう少し自分と向き合いたい。二つ目はチャレンジできる環境。この点に関しては小田急不動産はかなり整っていると感じている。3つ目は社員の方の雰囲気。先ほども申し上げたように他社の選考がほとんど始まっていないため、社員と会う機会も限られている。自分の人生を決める決断になるだろうから、一緒に働く方々のことをより深く知って決めたい。
他に早期で選考を受けている人たちを比べて、あなたにはどんな強みがあって、どんな価値を提供してくれるのか
かなり突飛な質問で狼狽えながら以下のように答えた。ここに記載するのは当時を思い出したものなので、恐らく実際にはもっと構成が崩れていたと思う。
まず私の強みは「課題解決のために考え抜き、行動できること」です。高校時代の生徒会活動の経験などでこの力を培ってきました。御社においてはこの力を生かし、何か新しい事業を行うときに、様々なリスクに予め気付けるのではないかと考えている。特に考え抜く、ということに関しては他の就活生よりも少しだけ優れていると感じています。
また謙虚、素直であることを生かし、上司や同期、関係者の様々な知見を吸収し、経験を糧にして成長していけると思います。素直に成長していくことで、どのような場面においても御社に貢献できるようになります。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
面接中から迷っていることを伝えていたため、言葉の上では待ってくれた。ただ採用人数が少ないためか、言葉尻や表情、態度などを見る限り早く他社を辞退してほしいと思っていたと思う。
内定に必要なことは何だと思うか
ISに参加すると早期選考に呼ばれるため志望度が高い学生は必ずISに参加するべき。ISの選考はESとディベート。ディベートは難しくないため気負わず、頭をフル回転して積極的に発言することが大切(と人事が言っていた)。早期選考ではおそらくGDが最も大切でほとんどの学生がここで落ちているのではないだろうか。採用人数が少ないため、通常ルートの方が難易度が高くなることが予想される。GDの対策をしっかりして臨んだ方がいい。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
地頭の良い人が早期で内定を獲得しているのではないだろうか。そのため、面接では他社と比較したいと言っても通過させてもらえた。つまり志望度よりも能力を見ている。
社員もスマートなタイプが多かったため面接でもがむしゃらに泥臭く取り組んだことよりも、しっかり分析して的確に行動した話の方が受けると思う。私はその話が評価された。
内定したからこそ分かる選考の注意点
早期においてGDが最も大切なのは上述した通り。インターン参加から優遇ルートに乗り、早期で内定を獲得するのが最も無難(内定後に話をした感じだと、通常ルートだと枠が残っていない可能性が高い、若しくは早期の辞退者の穴埋めのみ)
内定後、社員や人事からのフォロー
1度本社に呼ばれ「今後の話」をした。そこではほかの社員とも会わせてくれると言っていたが、辞退したため真偽は不明
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小田急不動産の 会社情報
会社名 | 小田急不動産株式会社 |
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フリガナ | オダキュウフドウサン |
設立日 | 1964年12月 |
資本金 | 21億4000万円 |
従業員数 | 389人 |
売上高 | 435億5700万円 |
代表者 | 五十嵐秀 |
本社所在地 | 〒151-0061 東京都渋谷区初台1丁目47番1号 |
電話番号 | 03-3370-1110 |
URL | https://www.odakyu-fudosan.co.jp/ |