【建築系学生のリアル体験】【23卒】野村不動産の冬インターン体験記（理系/現場配属型5Daysインターン）No.19520（非公開/男性）（2022/1/24公開）

街づくりやデベロッパー業界にもともと強い関心があり、企業説明会や座談会のみでなく、社内のリアルな雰囲気や業務体制、若手の裁量権などを直接社員に同行して目で見れるような体験を1度してみたかったため、参加を希望した。

まず、事前にインターンシップの選考の難易度や倍率、選考フローなどを徹底的に調査した。かなり倍率が高く厳しい選考であると記載があったため、自身の自己PRやガクチカを仕上げるのはもちろんだが、企業の展望や現在注力されている事業、現在の課題点、入社後なにをやりたいかなど予想される質問に関しては一通り答えを作っておくなど徹底的に事前準備に行った。

他社デベロッパーのインターン選考とは異なり、建築系の学生は別のフローで選考が行われるのが特徴である。自身がやってきたことに関してポートフォリオを見せながら面接を行う。

現場配属型のインターンシップ

1社員につき1人の学生が付き、その社員の日常的な業務に同行するというもの。社内の打ち合わせ等だけではなく、工事現場の品質管理や設計者との打ち合わせ等にも出席をした。

社内における建築系技術社員の役割、業務内容について
野村不動産の企業理念や活躍している社員の特徴など

現場配属型（1社員に1人学生が付き、その業務に同行する）

前半にやったこと

初日は、野村不動産についての企業説明やマンションの開発企画などを行った。2日目以降は現場配属という形で社員の方につききっきりで業務を見学させていただいた。最後にはそれらの学習内容を

後半にやったこと

最終日にはそれらの各配属での学習内容を学生同士で共有するような時間を設けていただいた。そのため、自身が配属された部署の情報だけでなく、他の部署での社員の活躍の仕方を知ることが出来、野村不動産全体としての業務の推進の仕方をイメージとして捉えることが出来るようになったと感じる。

配属部署の管理役職のベテラン社員

なし

建物を作るという事は「人の生活をつくること」とおっしゃっていたのが非常に印象的であった。建物というものを「ハコもの」として捉えるのではなく、生活の舞台としてとらえ、人の生活のストーリを作るという意識で開発を提案するのがデベロッパーとおっしゃっていたことは非常に鮮明に覚えている。

1日ごとの学習内容のまとめ、感想の記載がかなり大変であったと感じる。この資料作成に1時間近くかかることもあったため、就業時間外に帰る事も多々あった。しかし担当社員の方からその都度丁寧に確認してフィードバック等もいただけたので、つらかったという事はなかった。

他の部署の情報を伺えたことは非常に有益であったと感じる。また、デベロッパー業界の就活情報を共有できたことも嬉しかった。

大手企業であるために堅実に事業を進めている印象を持っていたが、インターンに参加して印象が180度変わった。また、事業内容の理解だけでなく、社会人と学生で徹底的にマインドを変えなければならない事や社会人マナー、他事業者・他社の年齢が高い方との接し方など、基本的なことを多く学べたことは自身にとって大きな収穫であったと感じる。

企業として今後新しく取り組む開発事業に関して、事前に情報を仕入れて自分の中で仮説を立てたうえで社員の方々に質問をすることが出来ればと感じた。特に社員の方に質問を出来る機会はたくさんあったため、質問に関しては事前に徹底的に準備をしておくべくと感じた。

今回の現場配属のインターンシップの中で、若手社員からベテランの管理職の社員の方まで幅広く多種多様なお話を5日間の中で伺うことが出来たため、自身が入社して直近、さらには10年後20年後にどのような大人になってどういった街づくりを目指していきたいか、自分なりに考えることが出来た。デベロッパー業界の情報というよりかは、「社会人」としての自分を初めて鮮明に想像することが出来るようになったきっけけとなるインターンであったと感じる。

正直レベルの高い学生ばかりでインターン初日は委縮したが、インターンが進むにつれて他の参加者にはない自身独自の強みというものを見つけることができ、それがこの会社で大いに活かすことが出来ると感じたためである。それに建築や街づくりを学んできた理系学生は、他文系学生と比較して勉強内容が直接強みとして見いだされるため有利であると感じた。

デベロッパーという業界の業務内容を初めて身近に直接体験させてくれた企業という事もあり、非常に好感度が上がった。企業風土に関しても大手企業でありながらチャレンジングな精神あふれる雰囲気を肌身で感じ、自身が理想とする理想の働き方のイメージと重なる部分が多かったことから志望度がより上がった。

インターン参加者においては、社内の雰囲気や社員の方々とのつながりをつくることが出来る点から志望動機や入社後やりたい事などを本選考のESで記入する際に、説得感ある内容にすることが可能なため特に有利であると感じた。

もともと街づくりに携わりたいという想いから建築学科を志望し、その延長線上で将来働く上でも直接街づくりを企画できるような企業に入社したいという展望を持っていた。建物や不動産事業を専門的にかかわっていきたいという想いから鉄道よりデベロッパーを志望している。本インターンに参加し、その思いがより一層強くなった。

大手企業であるためそこまでチャレンジングな事業等は行わずに堅実に事業を進めていっている印象を持っていたが、インターンに参加して印象が180度変わった。特に商業や物流の事業に関しては常に新しい知見や分野に対して社員1人1人がアンテナをはり、積極的に今後新しく社内で出来る事を検討し続けている様子を見ることが出来た。