- Q. 志望動機
- A.
アンリツ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒アンリツ株式会社のレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 設計開発
投稿者
選考フロー
企業研究
IRを中心とした企業研究と計測器が応用される市場に関する調査を行いました。事業規模の割に会社が小さい・扱っている製品がニッチなどの理由から、情報源があまりありません。そこで、計測器自体ではなく、通信計測器の背景にある5GやIoTについて詳しく調べることでアンリツの事業についての理解を深めました。面接では、製品自体に関する理解(技術的な話)はあまり問われませんでした。一方、5Gなど計測器の応用に関する質問は面接中にあったため、市場研究が役立ちました。一次面接で企業研究の仕方を質問され、IRと答えたところ、「結構詳しく調べているんですね」と面接官から評価されました。説明会に直接参加できる方であれば、ぜひ参加したほうが良いと思いますが、遠方で参加が難しい場合、無理に参加する必要はないかと思われます。
志望動機
必要な情報を素早く確実に手に入れられる安心安全快適な未来社会の実現に携わりたいため、志望いたします。私は計測器のような応用範囲の広い技術によって社会全体に広く貢献する仕事をしたいと考えています。私はデジタルネイティブ世代として、情報伝達の高速化を実感しながら成長してきました。特に、災害や交通機関の遅延、渋滞など予想外のことが起きた時に公式サイトやSNSから情報を素早く取得できる点で情報通信の発達の恩恵を非常に感じます。今後、IoTによる通信トラフィックの急増が予想されていますが、必要な情報を素早く確実に手に入れられる社会を保ちつつ、さらに安心安全快適な社会の実現を支える貴社に魅力を感じています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
学生時代の失敗体験について、 その経過や要因、反省点等を整理し、1つ紹介してください。
ES対策で行ったこと
失敗談についての記述量が非常に多かったため、過去の自分の行動とその理由を洗い出した。また、ESに記述する失敗談候補が複数あったが、その中でも面接官に深堀りさせやすい失敗談を選んだ。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次面接では企業理解よりも自己理解・そして自分を伝える力が重視されていると思います。そして、話に一貫性を持たせることが重要です。発言の細かい部分に関して質問されることもあるので、言葉を選びながら話すことが重要だと思います。
面接の雰囲気
淡々と進む面接であった。面接官は二人おり、前半は片方が、後半は片方が質問をする形式。会話形式というよりは事情聴取に近いが、堅苦しい雰囲気はなかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
ESの失敗談の欄で「パソコン講座での失敗について」書かれていますが、なぜこの内容を選んだのでしょうか。
「失敗談は複数ありましたが、その中でも最も仕事に近い内容を選びました。企業での仕事に近いアルバイトという内容を選ぶことで、面接官の方々に理解してもらえると考えたためです。また、一つの製品を作るにしても、営業や製造など多くの人が関わるため、相手の立場で物事を考える力が使えると考えたためです。」と答えた。他の質問でも「相手に理解してもらうエピソード」を中心に回答していたため、面接官から「あなたは相手の立場で物事を考えられる人なのではないでしょうか」と高評価を得ることが出来た。面接時間が長く、ESの深堀が中心となるため、エピソードに一貫性を持たせ、自分がどのような人物なのかしっかり伝えることが出来れば通過すると思う。
鳥人間サークルでの活動内容と自分の立ち位置について教えてください
⼈⼒⾶⾏機製作 (⿃⼈間) サークルの活動に最も⼒を⼊れ、⼯学系の学⽣と⼀体となって活 動する点に最も苦労しました。部員20⼈中、⾮⼯学部⽣は私1⼈だけだったため、学部という ギャップを埋め、他の部員と相互理解する必要性を強く感じていました。そこで私は(1)技術で認めてもらうために⾃⾝の担当である電装に関する専⾨性を向上させ(2)⼤きな機体を扱うにはチームワークが必須のため、所属している電装班以外の製作班の活動にも参加する、という⼆点に注⼒しました。その結果、技術的な議論に参加できるようになったことに加え、他の部員と互いにに気を遣えるようになりました。このような個の⼒を伸ばし、それをチームに還元する⾏動をすることにより、執⾏代である3年次には⼊部当初感じていた学部の壁はなくなり、チーム⼀丸となって夏の⿃⼈間コンテストに挑めました。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
筆記試験対策で行ったこと
特になし。英語、数学、専門のオリジナル試験で、対策のしようがありませんでした。
筆記試験の内容・科目
英語(30分):全文和訳。量はやや多めだが、文章は平易。
数学(50分):高校+大学教養レベル。時間の余裕はある。
専門(50分):物理や電気回路を中心とした選択問題。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事・技術者
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究に関する深堀があったが、実験原理や背景理論など一通り質問に答えられたため、勉学に関する真摯な態度を評価して頂けたのではないかと考えている。
面接の雰囲気
和やかな雰囲気。技術面接なので、初めに10分程度使って、自分の研究テーマについて説明を行う。技術者の方はあまり面接官としての経験はないようだった。
2次面接で聞かれた質問と回答
研究テーマについて説明してください
私の研究テーマは「⾼強度レーザーを使⽤した暗⿊物質⽣成実験」です。宇宙に存在する物質の約三割を占めると理論的に予想されてる、未観測の物質のことを暗⿊物質と呼びます。暗⿊物質は1930年代にその存在が予⾔されるものの、未だに発⾒できていないため、現代物理学において最⼤の課題の⼀つと⾔われています。この暗⿊物質を⾼強度レーザーを使って作り出し、その存在を検証することが研究の⽬的です。中でも私は次期アップグレード実験で使⽤するレーザーの作成を中⼼に⾏っています。本実験は学外の施設で⾏っており、実験の度に計画を経て、実験出張期間内に⽬標を達成する必要がある為、この研究を通じて「時間を意識して研究する⼒」が付きました。
5Gについてどれくらい理解しているか・技術的にどの部分に関わりたいか
「5GはIoTによる通信トラフィックの急増に対応するための波長帯であり、コネクテッドカーの開発のカギとなる。大学での経験から、ハードウェア設計や回路設計を希望してるが、実は自分自身はアナログ回路とデジタル回路に関する区別があまりついておらず、絶対に関わりたい技術があるわけではない」と回答した。その後、技術者の方から、実は4GでもIoTに対応できるという話や、技術的に難しい部分に関する解説をして頂いた。相手はプロの技術者であるため、製品や技術に関する事前の下調べをしっかりしておくこと、わからない部分に関してははっきりとわからないと言うことが重要だと思う。技術に対して真摯な姿勢を見せることが出来れば、評価されると思う。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 役員・人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
その場で答えを考えながら質問に回答しました。回答に行き詰ったとき、「少し考える時間をください」と言って、その場で論理を組み立てて回答しなおしたりしていました。役員の中に技術出身者がいたため、経営的な観点と技術的な観点両方が求められる面接でした。
面接の雰囲気
プレゼンスタイル。テーマは「自分を役員に売り込んでください」というもの。役員面接であるが、雑談も多く、あまり緊張しなかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
プレゼンの謳い文句として「一歩先を考えて動く力」としているが、「一歩先」とはどのような意味か教えてください。
ただ考えて動くと言ってしまうと、その場その時自分のことのみを考えて動くという意味も含まれてしまう。私の場合、次やその次に必要となることや周りの人が必要としていることをとらえたうえで、自分がどのようなふるまいをすれば、利益を最大化できるか考えた上で行動するため、「一歩先」という枕詞を付けている。例えば、サークル活動である鳥人間であれば、将来的にチームワークが必要になることを入部当初感じ、それに基づいて周囲の人とコミュニケーションをとったり、自分の専門性を高めるという行動している。仕事では一つの製品に関わる人が多かったり、開発スパンが長かったりと、先を見通す機会が多々あると思う。そのような時に自分の力が役立てられるのではないか。
10年後、アンリツを取り巻く環境はどのようになっていると考えるか
10年後であれ人工知能の進歩により、自動運転など、今まで以上に人間が行ってきた作業の一部が機械に代わっている。一方で、技術的に不完全な部分もあると予想されるため、自動化による事故が起き、社会全体で安全性への関心が高まると予想する。このような社会背景の中で、アンリツは自動運転であればコネクテッドカーの通信の安定性など、安全の分野で社会貢献できると考えている。以上のような回答をしたところ、役員から「(自動運転に関して)高速道路程度であれば自動運転が普及しているかもしれませんね。アンリツはX線検査など通信以外の分野でも安全を支える事業をしているため、様々な分野で安全性に貢献できると思います。」というフィードバックを頂けた。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いたあと、どの程度、回答猶予期間が欲しいか質問された。また、回答猶予期間中に社員とのフォローアップ面談をセットして頂けた。納得した上で入社してもらおうという考えが伝わってきて、とても印象が良かった。入社意志確認の連絡は電話で行うように、と指示があった。
内定に必要なことは何だと思うか
全ての面接が40分以上の個人面接である為、どのような思考回路をしているか非常に見られる。思考と行動の一対一の自己分析ではなく、過去に行ってきた思考と行動の対応を複数洗い出し、自分の思考回路や行動パターンをしっかり把握する必要がある。一方、志望動機に関してだが「計測器業界の志望理由」と「なぜ通信計測器なのか」をはっきりと示せれば問題ない。競合が米メーカーと独メーカーであるため、「通信計測器業界の中でもなぜアンリツでなければならないのか」といった質問はなされなかった。学歴重視かどうかは分からないが、オリジナルのテストがあったり、最終面接で技術的な口頭試問があったりしたことを鑑みるに、最低限の学力と知識は有していないと内定までこぎつけられないと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
論理的に思考が出来るかどうか、だと思う。志望動機でも自己PRでも論理性がないと言いたいこのもっともらしさが出ないため、文脈が追いにくく相手に言いたいことが伝わりにくい。加えて、その会社で仕事をしたいという熱意があるかも見られていると思うが、熱意に関しても、ただ明るく元気にふるまっていればよいというわけではなく、過去の体験と結びつけるなど、伝わりやすさに関する戦法を練る必要がある。
内定したからこそ分かる選考の注意点
選考スピードが比較的早いので、企業分析は早めにしておいた方が良いです。また、二次面接の研究資料や最終面接のプレゼン資料など準備するものが多いため、選考がある程度進んできたら、他社選考との日程調整をしっかり考えないと、資料作成に時間を掛けられなくなります。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後、フォローアップ面談の場を用意して頂けた。自分のキャリアプランを伝えると、それにマッチした社員と面談できる。
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アンリツの 会社情報
会社名 | アンリツ株式会社 |
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フリガナ | アンリツ |
設立日 | 1950年10月 |
資本金 | 191億1300万円 |
従業員数 | 4,083人 |
売上高 | 1099億5200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 濱田宏一 |
本社所在地 | 〒243-0032 神奈川県厚木市恩名5丁目1番1号 |
平均年齢 | 45.1歳 |
平均給与 | 744万円 |
電話番号 | 046-223-1111 |
URL | https://www.anritsu.com/ja-jp |