【挑戦と革新の決済未来】【16卒】三菱ＵＦＪニコスの本選考体験記 No.428（立教大学/）（2017/6/13公開）

このカード会社の業績、取り巻く社会環境の場合どういった戦略を組むべきかこれらのデータを見ながら考えてください

人数が確か６人、７人くらいの大人数であったのでその中でいかに自身の意見を言うことができるかということと各消費者の立場に立って考えることのできる能力、情報がとても多く短時間でその膨大な情報を元に自分なりに戦略を立ててディスカッションの中でもデータを元にメンバーと考えることが必要なので情報処理能力の部分を見て評価していると感じた。通過するためには短時間で意見をまとめるためのリーダーシップや周囲と協力してディスカッションを進めるための建設的意見や多角的視点から物事を見て意見を言う事が必要であると感じた。

基本的な質問内容ばかりであったので受け答えがしっかりしているかどうかや面接官２人に目配せをしながらわかりやすく話すことができているかなどの第一印象の部分が中心に見られて評価をされていると感じた。また、なぜその行動を取ろうと思ったのかという動機の部分を言えるようにしているかどうかも見られているのだと感じた。

面接官2人とも面接をすることに慣れていない様子で、進め方もたどたどしかった。質問リストの中から学生に質問しチェックリストの評価欄に沿って評価している様子であった。そうしたこともあり学生にとっては話しやすい雰囲気となった

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私の強みは　責任感からくる行動力です以前は謙虚でいることに注力していました。だが高校時代、そのことで出遅れ失敗してしまいました。それを払しょくしたい気持ちから他人がまあいいやと思うことでもおろそかにせず行動するよう心がけました。大学時代、後輩へのフォロー不足で部員減少時に企画長としての責任感から幹部を説得し個別にアプローチしました。自分の行動を発端に周囲が協力姿勢とってくれるようになりました。多様な部署がある御社にてどの部署においても問題発生時には率先してミスをリカバリーしに行くことでチーム力向上させることができると考えております。加盟店営業では加盟店にとっての課題を自らの足で見つけ、業務受託ビジネスでは委託先のお客様の状況確認しながら、何度も足を運び話合い潜在的ニーズをくみ取ることができます。と答えた。それに対して高校時代どのような失敗をしたのですかと聞かれ、部内で対立が発生し、自身は早く気づいていたにもかかわらず行動に移せなかったことで、さらなる対立の悪化になったことですと答えた。自身の強みを入社後何をしたいかにあてはめ、どう活かせるか相手にイメージしてもらえるように話すなど注意した。

学生時代頑張ったことを教えてください

個人経営のカラオケ店のアルバイトです。元々、個人経営ということもあり提案しやすい環境で、自身が提案した結果が見えることにやりがいを感じ３年間続けております。そんな中、近隣にチェーン店がオープンし売上が落ち閉店の危機に陥りました。そこで私は愛着、状況を変えたいという思いから店長にチェーン店との差別化を図るため　飲食物の持ち込みを可能にするキャンペーンを提案しました。当初、渋る店長を説得するために１００人弱のお客様にアンケートを取りニーズを可視化し再提案することで受け入れて頂きました。結果、売上が前年比３０％アップし閉店の危機を回避することができました。この経験を通じて試行錯誤し挑戦することのやりがいを学びました。そしてこの学んだやりがいを活かし新たな決済スキームの構築という自身の夢を実現することに繋げられると考えています。と答えた。それに対して他に提案した施策はありますかと聞かれ、韓国人のお客様が多いので韓国人向けカラオケ機器の納入を提案しましたと答えた。注意した点として話す際にジェスチャーを加え、いつも話すときよりゆっくり話すことで伝わりやすく工夫した。また学生時代頑張ったことから得たものを何に活かせるかという所をはっきりさせるよう心がけた。

やはり企業研究がよくできているかどうか、自社への志望度が高いかどうかという所を質問の答えから判断していると感じた。特に入社後やりたいことについては深く突っ込まれたのでどんな部署があり何の業務をしているかを知っておくべき。そうした深い部分を知っていたからこそ評価を受けたと感じた。そして今の世の中の流れを把握したうえで何がやりたいかを言えたのが評価されたと感じた。

入って早々に「この時期にスーツ暑いよね。遠慮なく上脱いでいいからね」という風に言って頂き少しリラックスして臨むことができた。面接官との距離が近く小さい部屋なので本音で話しやすい雰囲気であった。面接の進め方はごく普通で普通の質問に加えて２個質問しそれぞれについて深掘りしていく形式であった。

ニコスのどこに魅力を感じているのか教えてください

MUFGのスケールパワーに加え国内最大の地銀・FCネットワークなど幅広いネットワークやバックボーンの安定性を持つＪＡグループと提携している点やインターネットの浸透を踏まえて、加盟店のニーズにこたえるためのクラウド型決済システムのJ-Mupsを開発し、スマートフォンを活用した決済サービスや成長分野に経営資源投入など常に自社で新しいものを提供している点がより便利なカード決済システムを世の中に送り出したい私にとって魅力的であると感じました。注意した点は多角的視点からニコスの魅力を回答し、いかに魅力を感じているかをアピールしていくようにした。

入社後のやりたいことを教えてください

様々な事をやってみたいと考えております。加盟店営業にてお客様視点になり行動して加盟店新規開拓したいと考えております。使えるカードを増やし消費者の利用機会増加に繋げることができるので提携営業部もやってみたいと考えております。国内市場縮小による収益鈍化に対し、自社収益の増加に貢献可能なプロセッシング業務にも携わりたいと考えております。そして一番やりたいことは決済スキームの構築プロジェクトに携わり、ＣＬＯうまく使いきれない現状を変えたいと考えております。注意した点はやりたいことを多く出すことでどの部署に配属されてもモチベーションを担保つことができることや企業研究もできていることをアピールした点である。

部署の名前をある程度知っているかどうかや同業他社の中でなぜニコスなのかをきちんとした理由を付けて説明できるようにしているかという志望度の部分を見られていると感じた。その中でなぜそう考えたのかを組み込みながら説明したからかあまり突っ込まれることはなかったので理由付けをしながら話したことは評価されていると感じた。

圧迫とは感じなかったが緊張感のある面接であった。最初に緊張しないように雑談を交えてくれた。その後初めに志望動機を言うように促され、普通の質問が数問ありその後に逆質問があった。進め方は一問について何回か深掘りがあった。

部署の希望はありますか

基本的にはどの部署でも一生懸命やらせて頂きたいと考えていますが、まず加盟店、法人営業に携わり、そこで経験積んだ後にEC推進や商品開発部などの新規スキーム構築に関わる部署で働いてみたいと考えております。と答えた。それに対してもし希望の部署に行けなかったらどうしますかと聞かれ、全て今後の業務に役立つものだと考えているので目の前に与えられた仕事を一生懸命全うしていきたいと考えております。と答えた。注意した点はなるべく具体的に部署名をあげることでより入社後のイメージができているところをアピールした。

（選考中の企業一覧を見て）クレディセゾンでもなくＪＣＢでもなくなぜうちなのか、違いなどはありますか

人々の日々の決済をより快適にしたいと考えているので、メインカードにしてもらうためにはJAバンク、農林中金、地銀と提携し日本最大ネットワークを持っていて、常に業界をけん引し、業界初の決済システムなど消費者目線のサービス開発で新たなトレンド創造されている御社である必要があると考えています。また、セゾンの特性として加盟店の特性上買い物時の決済に強く、ＪＣＢは国際ブランドとして企業の海外進出時に強いと捉えているためです。と答えた。注意した点はきちんと質問の意図を汲み取り、なぜニコスなのかを説明してから他社の特性をあげながら違いを明確にし、回答することを心がけた。