【LNGに強みを持つ、穏やかな挑戦】【20卒】千代田化工建設の夏インターン体験記（理系/総合職）No.6329（早稲田大学大学院/男性）（2019/6/26公開）

英語を生かして海外で活躍できる仕事がしたいという思いからプラント業界に興味を持ったのがきっかけである。同業他社と比較しても、LNGに強みを持っており、なおかつ社員も穏やかな人が多いという情報を聞いていたので、自分と社風がマッチすると考えたから。

事前にESとWebテストのみの選考であるという情報を得ていたことから、特にガクチカの部分については2つほどエピソードを探し、400字程度であらかじめまとめておいた。このためESの提出が早期にできたことから、好印象を与えられたと思う。

エントリーシート → WEBテスト

会社の業務、仕事内容を理解して最終日にその経験を発表する

1週目にやったこと

1日目は最初に自己紹介や2週間使うIDの撮影などを行った。その後2日目の午前まで、各部署による部署の仕事内容のプレゼンを座学で聞いた。2日目の午後からは実際に受け入れ先の部署に分かれたプログラムになり、課題を与えられてそれに取り組む時間がほとんどになる。部署ごとに個人で取り組むものや、数人で取り組むものなどバラバラである。

2週目にやったこと

2週目には1週目に行った課題を引き続き取り組んだ。また途中の日に横浜にある水素プラントの実証設備の見学を行い、そのほかの研究設備についても見学を行った。9日目には受け入れ先の部署の方に対するプレゼンを行い、最終日には学生全員が集合して成果報告のプレゼンを行った。

人事部

なし

毎日その日に取り組んだことについてレポートを提出していたのだが、その日取り組んだ感想だけではなく、仕事に対する自分なりの考察をつけると良い、とのアドバイスを頂いたのが印象的だった。

与えられる課題の内容が難しく、決められた時間内に完了させるのが難しいと感じた。後半には課題に取り組むコツをつかめたため決められた期限よりも早めに終わらすことができたが、担当の社員さんは通常業務をしていて忙しくしているため、いろいろ聞きたいことがある中でも自分の中で聞きたい内容の優先順位をつけることが大変だった。

とにかく実際の職場で机を並べて業務に取り組むことができた点が良かったと思う。実際の部署の雰囲気や、時には緊迫した雰囲気が流れるなど、実際社会人がどのように仕事に取り組んでいるのか、という姿勢を学ぶことができた。またランチの時間では自分の興味がある他部署の社員とのランチをセッティングしてくださるなど、非常に社員の方の面倒見が良いと感じた。

プラント建設はイメージしにくい仕事が多くを占めているため、なかなかインターンを通じても完全に理解が深まるわけではなかった。そのため、専門書などを通じて部門ごとの仕事のつながりを学んでおけばよかったと思った。

会議室で行う短期間のインターンとは違って、実際に2週間の間社員さんと同じフロアで仕事に取り組む疑似体験をすることができたからである。時には前日に飲みに連れて行ってくれて遅くまで飲んでいた社員さんが、朝にはしっかり仕事モードに切り替えて出社している様子を見るなど、社員さんの雰囲気をつかむことができた。

受け入れ先の方の話では、長期インターンシップの参加は本選考において有利になるだろうという趣旨の発言をしておられたから。また、実際に課題に取り組んでいる様子について評価されていると思うが、途中の質問などを積極的に行うなど前向きな姿勢を印象付けることができたと思うから。

実際に受け入れ先の部署の社員の方に話を聞き、またランチを通じて他の部署の社員の方と話をしていく中で、穏やかな人が多く技術にこだわる社風が自分に合うと考えたから。実際の仕事内容やプライベートについても飲み会の場を通じて詳しく聞くことができ、自分の働くイメージをつかむことができたから。

インターン参加者限定のイベントが開催され、本選考の案内も早く届くから。特に人事の方とはインターン後にも何回も顔を合わせることになるので、本選考の際に顔をしっかり覚えておいていただけていたから。

冬に夏インターンシップ参加者限定のイベントが行われ、簡単なグループワークと懇親会が行われる。また、本選考も一般の人より早い日程で選考が進む。

主にプラント業界を志望しようと考えていた。その中でも規模の大きい会社に行きたいと考えて、専業御三家といわれる日揮、千代田化工、東洋エンジニアリングに興味を持っていた。特に知り合いからの情報では日揮は体育会系の色が強く、千代田化工は比較的穏やかな社風であるとの情報を聞いていたため、自分の雰囲気に合うと予想した千代田化工のインターンに参加しようと思った。

実際に業務内容について学ぶことができ、巨大なプラントを多くの人々と協力して完成させるやりがいには魅力を感じた。しかし、プラント専業会社はプラント建設で仕事が完結してしまって、その後の運用に大きく関わることができないという点を若干不満に感じた。そのため、ユーザー側の立場である石油会社やガス会社についても視野を広げて就活を進めようを見直すきっかけになった。