- Q. 志望動機
- A.
中外製薬株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒中外製薬株式会社のレポート
公開日:2022年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種名
-
- 開発職臨床開発職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインでした。
企業研究
他の製薬会社と比較して何が強みなのかを企業HPや製薬企業のまとめサイトなどで調べ、基本的なところだがパイプラインや今後の展望などを企業のIR情報なども利用して調べておいた。また、企業の採用HPに載っている社員インタビューを見て志望動機などを参考にした。特に臨床開発職といっても志望職種が細かく分かれているので、なぜその職種がいいのかなどはHPを見て調べることで固めていった。また、採用マイページに職種説明会の動画があったのでそれを見て職種理解をした。ただし選考全体としては研究力があるかをメインで見られている印象だったので、普段の研究を自分でしっかり考えて進めているかどうかが一番重要になってくるのではと思う。
志望動機
(面接では、志望理由はほとんど全く聞かれなかった。)まず、自分の研究における経験と知識を最も活かしやすいのが製薬企業であり、その中でも御社は知名度も高く影響力が非常に大きく、またロシュと連携することによってグローバル展開を進め、かつ自社製品をどんどん開発していっているからだ。研究開発費も大きく、また自社製品を海外に展開する際にもネットワークが強固であるのが非常に強みだと感じている。また、周りの人々のレベルが非常に高く、自分が成長できる環境だと考えるからだ。研究においてもプライベートにおいても、常にお互いで刺激しあって高めている雰囲気があるのが御社の特徴と感じたので、そこが非常に魅力的だと感じた。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2022年03月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
職種の選択理由をご記入ください。/あなたの強みを活かすことで、当社にどのような貢献ができると考えますか?ご自身の強みとあわせてご記入ください。/当社への質問事項
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
設問数が少なかったので、各設問で自分の強みがアピールできるように意識した。
ES対策で行ったこと
企業HPやマイページから職種理解を深め、自分のつよみややりたいことと照らし合わせて書いた。研究に対する姿勢が伝わるように意識した。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
インターン
- 実施時期
- 2022年04月 中旬
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年05月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事2名、研究員1名
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
入室して待機し、順次面接。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
普段の研究に対して真剣に向き合っているかや、学問(科学)に対しての姿勢がメインだったと思う。それに合わせて人物像も重視されていたと感じる。
面接の雰囲気
全体的に穏やかな雰囲気だった。インターンの時にいらっしゃった社員の方ばかりだったので、少し落ち着いて臨めた。
面接後のフィードバック
研究概要発表をもう少し端的にできるといいという話をいただいた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議、ワンキャリア
1次面接で聞かれた質問と回答
技術面接の質問(研究内容に対して、発表したことだけでなく関連する非常に細かい内容に関しての質問が多かった)
・○○に関して知っていることはある?
→特に研究発表で話した内容ではなかったが、登場したタンパク質の性質に対する質問だった。たまたま前日にざっと見ていた論文がその内容だったので、「今パッと正確には出てこないのですが、××されたときに△△と変化するという報告があったと記憶しています。」のように答えた。自分の研究内容だけではなく、その中の登場人物について広く関心を持って日頃から情報をチェックしているかが問われていたのではと思う。
・研究する時に気を付けていることは?
→「結果をきちんと捉えることです。特に上手くいかなかったと思われる結果については、自分の想像していたこと以外に何か新しいことが示唆されていないか考えるように心がけています。」
様々なことや人に関わり柔軟に良いところを引き出す姿勢が強みということだが、具体的なエピソードを教えてください。
アルバイトで個別指導塾の講師をしているのですが、その際に、どの先生に対しても不満を言っているという、いわゆる「問題児」の生徒がおり、その子が私にも回ってきました。その際私は、「問題児」というイメージを一度完全に捨ててフラットな視点に立ち戻り、普通に会話を重ねて、その子の良いところを見つけて柔軟に授業をすることを心がけました。そうしたことによって生徒も心を開いてくれて普段の生活のことから勉強まで質問をしてくれるようになり、最終的には私の授業なら受けてもいいと言ってくれました。この経験から、偏見のないフラットな視点で誠実に人に接することの重要性、また、自分から心を開くことで相手も心を開きお互いに誠実に接することができるということを学ぶことができました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年05月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事、部長クラスの研究員
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
入室して待機し、順次面接。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一番は研究に対する姿勢だと思う。次に、「新しい風を吹かせる」ような性格かなどの人物面を見られていたと感じた。
面接の雰囲気
部長クラスなので最初の印象はかっちりしていたが、こちらの話を丁寧に聴いてくださり、全体として穏やかだったと思う。
面接後のフィードバック
通過の連絡の際に、「サイエンスをしっかりやっている」との評価をいただいた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
生物化学と物理化学が好きというのは珍しいけど、どんなところが好きか。
どちらも科学というか、自然界の美しさを捉えていると思います。生物化学に関しては、先程も少し述べたように、分子・原子レベルの反応が、こんなにも複雑な夾雑系においてきれいに制御されて起こっているところが非常に面白いと感じています。物理化学に関しては、実は最初は全く好きではなかったのですがある先生がきっかけでとても魅力を感じるようになりました。その授業では、例えばペットボトルの水が液面で気液平衡になっていることなど身近な現象から入っていくのですが、私はそのように身近な現象が1つの式によって表されるといのが非常に美しいと感じ、これが物理化学を好きな理由になっています。このように、2つとも自然界の美しさや面白さを感じられる学問であるところに非常に惹かれています。
技術面接の質問 ・なぜその方法を取ったのか ・なぜその細胞を選んだのか など
実験手法について、なぜそれを選んだのか、その方法で分かることと分からないところは何か、分からないところを示すにはどうしたらよいか、など、自分で目的意識を持って研究方法を選択しているかが問われる質問を多くされた。ただ今までの方法を踏襲しているというのではなく、最適な方法を選んでいること、最適ではない場合はその問題点を意識して今後それを埋められるような実験を考えているかが見られていたと思う。逆質問の際に、これまで会社で行われてきたことにとらわれずに新しいことに積極的にチャレンジしていく人物を求めているというような話をされていたので、研究に対する質問でもそのような考え方をしているかどうかが見られていたのかもしれない。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年05月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
製薬企業の中でも一番勢いのある企業だから。また、インターンや面接を通して社員の方が本当に情熱を持って研究しているのを感じ、この人たちと働きたいと思えたから。
内定後の課題・研修・交流会等
交流会があるとのこと
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
最終面接通過の電話をいただいた時点ですぐ承諾し、また周りにも同じ企業を受けた人などはいなかったので、承諾検討期間などは不明。
内定に必要なことは何だと思うか
製薬企業の中でも、研究に対する姿勢を非常に重要視されている企業だと感じた。特に私は研究職ではなく臨床開発職での選考だったが、研究という仕事を行うことに変わりはないというスタンスなので、やはり普段の研究をしっかり行うことが一番だと思う。あとは、職種が細かく分かれているので自分の志望職種についてしっかり理解しておくことももちろん必要だと思う。求める人物像については部門によって違うと社員が仰っていたので、自分の応募する部門の社員インタビューなどを見ておくと参考になると思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
研究、またそれ以外のことに対してもしっかりと自分の考えを持っていて、それを行動に移せる人かどうか、が見られていたポイントの1つではないかと思う。インターンの際にもそういった人が多く、レベルの高い人ばかりだった。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次面接から最終面接までには数日しかなかったので、前々から対策しておくほうが良いと思う。また、インターンを通じた選考と通常選考の2種類があったが、やはりインターンに参加している人はより志望度が高いように感じるし、企業もそのように受け取るのではと思う(実際の所は全くわからないが)。
内定後、社員や人事からのフォロー
現時点では特にないが、内定者交流会があるという話があった。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 成長市場で働きたい
- 海外拠点で働きたい
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
日清食品ホールディングス株式会社
迷った会社と比較して中外製薬株式会社に入社を決めた理由
日清食品では商品がなじみ深く楽しい研究ができると思ったが、やはり研究のレベルとしては製薬企業の方が深いところを研究しているのを、面接などを通して実感したため。また、中外製薬の方が自分をより評価してくれたというところも大きかった。さらに、面接官の方の研究・仕事に対する姿勢に非常に魅力を感じ、このような人が沢山いる企業で働きたいと思った。また、日清食品と比べると将来の安定性やグローバル性も勝っていると感じ、将来海外で仕事をしてみたいという私の希望も叶えやすいと考えたのも理由の1つだ。
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中外製薬の 会社情報
| 会社名 | 中外製薬株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | チュウガイセイヤク |
| 設立日 | 1943年3月 |
| 資本金 | 732億200万円 |
| 従業員数 | 7,972人 |
| 売上高 | 1兆1706億1100万円 |
| 決算月 | 12月 |
| 代表者 | 奥田 修 |
| 本社所在地 | 〒115-0051 東京都北区浮間5丁目5番1号 |
| 平均年齢 | 42.6歳 |
| 平均給与 | 1207万円 |
| 電話番号 | 03-3281-6611 |
| URL | https://www.chugai-pharm.co.jp/ |
| 採用URL | https://www.chugai-pharm.co.jp/recruit/new/index.html |
