【消費者目線の革新】【23卒】小林製薬の冬インターン体験記（理系/研究開発職体験アイデア創出コース）No.27390（非公開/女性）（2022/6/6公開）

自分の研究内容に近い製薬企業や、生物化学系として消費財・食品メーカーなどを見ている中で、商品もよく知っている小林製薬に興味があった。他の消費財メーカーとは違った独特な視点が面白いと思っていたので、ニーズの捉え方などを知りたいと思い応募した。

特にないが、自分独自の視点を出せるようにESを工夫した。企業HPなどで求めている人物像などを調べて参考にした。

独自の視点を持っているかは重視されていたのではないかと思う。

会社説明会、商品開発のグループワーク

会社説明会の後に、商品開発を体験するグループワークがあった。2つ合わせて午後に行われた。

商品開発におけるニーズの掴み方や、小林製薬独自の視点

在宅ワークのお困りごとを解決する商品の提案

1日目にやったこと

会社説明会があった後に、小林製薬ならではの、消費者に寄り添い「痒い所に手が届く」ような独自の視点を持った商品を開発するグループワークを行い、その流れや雰囲気を体験した。

研究開発職、人事

なし

発表後のフィードバックやその後の座談会で話す機会があった。常にアンテナを張って「こんな商品があったら役に立つのでは」といったことを考えているという社員の方がいて、小林製薬らしさを感じた。

最初は平凡なアイデアしか出ず、小林製薬らしさを出すのが難しかったが、ペルソナを細かく設定し、コロナ禍という現代ならではのお困りごとに着目したことで段々とアイデアが生まれてきた。消費者目線でものを考えることの重要性を改めて認識することができた。

グループワークでは、様々な学生と関われたことで、自分にはない「お困りごと」の視点を知ることができた。会社に入って商品開発をするとこんな感じでアイデアが生まれていくんだろうなということを体験できたと思う。

小林製薬は製薬会社と消費財メーカーの中間の立場に近いので、広い分野を浅く研究していくというスタイルというのを知れたのが大きかった。製薬・消費財のどちらも研究できるという良い点がありつつ、逆に狭い範囲の分野を徹底的に詰めるというほどの深い研究はしていないという話が実際の社員からも出ていたので、向き不向きがあるのを実感できた。

小林製薬の研究開発分野について事前に良く調べておくと、もっとグループワークが進めやすかったかと思う。ただグループワークは丁寧な説明の後に行われたので、特に困ることはなかった。

現場社員の方とお話しする機会があったのでやりがいや面白さなどの話を聞くことができ、またグループワークによって商品開発の流れなどの業務内容の理解は深まった。ただ、私の志望していた研究職は深く詰める研究をするタイプだったので、小林製薬の研究職は自分には合っていないなと感じ、自分がそこで働く姿はあまりイメージできなかった。

自分はもう少し深く詰める研究をしたいと思っていたので、小林製薬の志望度は下がったため。皆が知っているメーカーで志望者は非常に多くなることが考えられるので、志望度の高さをアピールすることが非常に大事になると思うが、その点で他の人に負けてしまうと思った。ただし、研究の経験などの意味では関連があるので、ある程度可能性はあると思う。

小林製薬は浅く広くの研究をしているとのことだったので、自分のやりたい深く突き詰める研究はできないと考えたから。商品自体は魅力的で開発も面白そうだと思うが、研究スタイルが合っていないので志望度は下がった。このことをインターンで知ることができたのは良かったと思う。

インターンシップ参加学生の中で優秀だった人には早期選考の案内が来るという話を聞いたから。また、早期選考の案内が来なくても、本選考でインターンシップ参加経験が有利になるという話を聞いたことがあるため。

自分の研究内容に近い製薬企業、また生物化学系として消費財や食品メーカーを見ていた。中でも、商品自体に愛着が持てそうで管理職になっても楽しく働けそうな消費財や食品を第一志望業界として考えていた。人の健康に貢献したいと考えていたため、全業界を通じてヘルスケアに力を入れている企業を調べ、インターンシップの応募などもしていた。

小林製薬はやはり独自の視点を持っているため、消費者からの支持があり、他企業との競合に負けないような独自のマーケットを開発していることを再認識した。そのため将来性も十分あると感じた。しかし、社員座談会で聞いた話などから自分の本当にやりたい研究はできないと思ったため、志望度はインターンシップ参加前よりも下がった。