【革新的な食事革命】【23卒】日清食品ホールディングスの研究開発の本選考体験記 No.31972（京都大学大学院/女性）（2022/6/23公開）

希望する職種を選択した理由を教えてください。/あなたが今まで一番勝つまでやめない執念をもって取り組んだことを教えてください。/人とは違うUniqueさを活かして物事に取り組んだ経験を教えてください。/あなたのCreativeさを象徴するエピソードを教えてください。

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

設問がかなり独特なので、その中で自分らしさを最大限出せるように工夫した。

企業HPや説明会の内容、また就活会議やワンキャリアを参考にして推敲した。独自性を出せるように意識した。

就活会議、ワンキャリア

入室して待機、順次面接。

プレッシャーに関する質問の回答を褒められたので、そのようなタフな精神が評価されていたのかもしれない。

アイスブレイクから非常に穏やかで、時折笑いが起こるような場面もあった。こちらの話を丁寧に聴いてくれた。

なし

就活会議、ワンキャリア

楽器をやっていたみたいだけど、その時学んだことは？

オーケストラに入っていた際、チームのまとめ方を学びました。その時私は同期の同じ楽器の中でトップだったのですが、練習の参加具合ややる気は人によってばらばらで、例えば発表会の時になかなか練習に人が揃わなかったりと苦労することもありました。私はそのような時に、カリスマ的に皆を引っ張っていくというよりは、皆の意見に耳を傾けることで少数意見も考慮したような練習日程などにするよう意識しました。その時に理想のリーダー像についていろいろと考え、私の理想は「それぞれ違うバックグラウンドを持つメンバーの良いところを活かし皆を同じ目標に向けられる人」であると決めました。その後の演奏会の時にもその際の経験を活かし、上手く皆をまとめていくことができたと思います。

プレッシャーを感じた時、どう対処するか。

やっていることに対して、どこかに自分が楽しい、または面白いと感じるところを見つけて、それをモチベーションにするように心がけています。例えば先程の演奏会においては、ここの和音をきれいに弾きたいという想いや、終わった後の高揚感などをモチベーションにしていました。また、これは研究においてもそうだと思っています。もちろん研究では上手くいかない時の方が多いですが、私は生命現象の面白さをモチベーションにして失敗したときも何か新しいことが示唆されていないか考えるようにして研究に励んでいます。このように楽しいと思えるところを見つけることによって、プレッシャーにも簡単には負けないようなモチベーションが生まれ、最後までやりきることができています。

到着後に交通費の精算をして待機、順次面接をして終了後は速やかに解散。

やりたいことがハッキリしている点は評価されたのではないかと思う。また、海外展開をこれからもっと目指している企業でもあるので、海外で働きたいというところも評価されたかもしれない。

面接官が非常に気さくで陽気な方で、笑いもあり、こちらの話も丁寧に聴いてくれた。全体的に和やかな雰囲気だった。

なし

就活会議、ワンキャリア

入社後にやりたいことは何か。

私は特に基礎研究に興味を持っており、中でも完全栄養食の事業に携わってみたいと考えています。基礎研に興味がある理由は、自分の現在の研究で生命現象の深いところを突き詰めていく面白さを感じており、入社してもそのような面白さを感じて研究を行っていきたいからです。完全栄養食については、御社はこれまで、消費者の求めるものを生み出す技術力によって革新的な商品を生み出しているので、その技術力をもって、私は世界中のどんな人々でも買えて簡単に調理できるような栄養のある食事を生み出したいと考えています。その際、私のこれまで学んできた生物化学の知識を活かして、栄養成分の研究やそれを含む食品の開発に貢献したいと考えています。

将来的に海外で働くチャンスがあれば、行きたいか。

はい。私は小さい頃海外に住んでいた経験があり、その際から海外の文化に興味を持っているので、将来海外で働く機会があれば是非海外に行きたいと思っています。
→海外で過ごして気付いたことなどはあるか。
海外の若者は日本の若者よりも政治や国際問題に関心を持っていると感じました。特に短期留学をした際に、向こうの学生は国際問題に非常に関心を持っており、かつそれに対する自分の考えも持っていてすごいと感じました。私もそのような姿勢を見習うべきだと感じて、帰国後は国際問題解決に関わるサークルに所属し、身近なところから少しずつでも社会貢献できるように努めています。また、それまでよりも国際問題のニュースに気を配るようにもしています。

到着後に交通費の精算をして待機、順次面接をして終了後は速やかに解散。

2次面接と同様に、入社してからやりたいことが具体的か、また芯を持っているかどうかは評価されていたのではないかと思う。

最終面接ということでこれまでよりも緊張感があったが、比較的穏やかで時折笑いもあるような雰囲気だった。

なし

就活会議、ワンキャリア

技術面接での質問 ・薬を作るまでにはどのような段階を踏む必要があるのか ・どのように食品に応用できるか など

研究員は専門分野の人ではなかったので、分かりやすい説明を心がけた。例えば、相互作用タンパク質の具体的な名前は出さず、その役割を一般的な言葉を使って説明するなどした。また、薬についてもそこまで専門の方ではなかったので、ヒトとの疾患の関連や、作用機序なども簡潔かつ簡単な言葉を使って説明するようにした。また、食品への応用はなかなか難しいためあまり考えていなかったので少し詰まってしまったが、健康食品や完全栄養食などを行っている企業であるという観点から、健康に貢献できるような商品開発という方向でその時思いついて考えたことをなるべく簡潔に説明するようにした。このあたりももっと対策しておくとよかったと思う。

栄養科学など基礎研究は忍耐力は必要だが、それでもいいか。

はい。もちろん基礎研究はすぐに悔過が出るものではないというのは承知しており、それでもなお挑戦したいと考えています。すぐに結果が出ないからこそ、突き詰めて研究できるという面白さがあると思っていますし、やはり生命現象の面白さを突き詰める研究に非常に興味を持っているため、基礎研究の方により魅力を感じています。また、栄養科学は今の自分の専門とは全く異なる分野ではありますが、そのように新しい分野を学べる事、またそこに自分の知識や経験を活かしていけることにもとてもワクワク感を感じているので、そのような意味でも是非挑戦したいと思っています。もちろん商品開発も自分の開発したものが商品になり世に出るというやりがいがあり魅力的ですが、以上のような理由から、私は基礎研究を志望しています。