19卒 本選考ES
技術職
19卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
-
Q.
研究テーマ/ 専攻概要
-
A.
地熱発電所等で発生する硫化水素は、人体に有害でありその分解処理が必要です。これを安価でクリーンに行う方法として「太陽光と光触媒を用いて硫化水素を分解、無害化しさらに水素を生成させる技術」が注目されています。本研究では、実用化を念頭に安全・安価な材料のもと光触媒を合成し、その性能向上を目指しています。 続きを読む
-
Q.
あなたが現在取り組んでいる研究(専攻)や、研究活動を通してあなたが得たものは、世の中の何をどのように良くすることに貢献しますか?
-
A.
私が現在取り組んでいる「人工光合成」技術は、化石燃料の大量消費による環境、エネルギー問題の解決に繋がる 技術です。再生可能エネルギーである太陽光を有効利用することは、我々人類が今後長きに渡って地球で生活して いくためには必要不可欠です。したがって今を生きる私たちは、化石燃料が尽きる前に次の基軸となるエネルギーを開発していく必要があります。また、私が研究活動を通して得たことは周囲と協力する大切さです。これまで自分ひとりで何かを達成することが多かったのですが、実験方法や研究内容に関して研究室内外から多数の意見を頂いたことで研究を効率的に進めることができました。私は今後、何らかの形で技術者として働き、周囲と協力し合って世の中を少しでも快適・便利にできるような技術開発やモノづくりに貢献していきたいと考えています。 続きを読む
-
Q.
いずれかの質問を選んで、ご回答ください。(選んだ質問の数字を○で囲んでください) 1. あなたが今興味を持っていることを教えてください。(研究以外) 2. あなたが過去から今まで継続して取り組んでいることや心がけていることを教えてください
-
A.
私は現在、米リップル社が提案する「ブロックチェーン」を活用した送金技術に興味を持っています。現在の国際送金技術には取引手数料が高い、取引に時間がかかる、資産消失のリスクがあるといった課題があります。そこでリップ ル社はこの課題を解決すべく、あらゆる通貨に交換可能な仲介物として「XRP」という通貨を産み出しました。XRPを用いることで、これまで取引完了まで3日程度かかっていた国際送金は4秒まで短縮され、また人件費や為替手数料が無くなることにより送金コストも約60%削減されます。しかし、このXRPを用いた国際送金にも課題があります。国際送金には不正な送金が行われないように承認作業が行われますが、この承認を行うネットワークメンバーはリップル社から選出されており中央集権的(管理者がいる状態)であるということです。中央集権は管理者に大きな問題が起こ った時や破産、破綻により通貨の価値が崩れてしまいます。そのため、今後は技術を高め、分散型ネットワークを作り非中央集権なシステムを作っていけるかが鍵となります。私はこのシステムが世界中の銀行で採用され、より便利な国際送金が実現され経済の発展が促されることを期待しています。 続きを読む