17卒 本選考ES
総合職
17卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
三井物産 世の中にあるものやサービスを繋いで新たな価値を生み出し、日本の人々の衣食住のいずれかを豊かにするアイディアを説明してください。〜800字
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A.
「地方を拠点とした中小企業」と「高級バス」サービスを繋げ、「快適な通勤時間」を生み出すことで「地方に住んだり、地方を訪れる人の生活」を豊かにできる。現在、地方が人や企業を呼び込もうと様々な取組みをしているが、地方再生や安い家賃のために中小企業の誘致が成功しても、社員が都市から通したくなければ本末転倒である。そこで都市の主要な駅から地方を繋ぐ高級通勤バスを運行し、長い通勤時間を、読書や自分の趣味の時間に充て、「朝活」として有意義に過ごせれば、社員も心地よく地方で過ごせると考えた。 高級バスの料金は社員が一部出し、他を浮いた土地代を用いて企業が賄う。高級バスはコストが高いため、1日に何本も出すことができない。社員は定時にバス停に到着しなければ、自腹をきって他の移動手段で出勤するしかないため、遅刻の減少につながる。同じ問題で帰宅時間も揃えなければならないが、それによって残業をゼロにすることが出来るのではないだろうか。どうしても残ってしまった仕事はバス内でするという手もある。毎日利用することでバス会社は安定した利益を得ることができ、バス内で飲料や軽食を販売したり、ネイル・マッサージなどのサービスを提供できればそれによる利益も出るだろう。 また地方に住む人の暮らしを便利にするため、社員を会社に送った後は、ラゲッジスペースに乗せておいた生活必需品などの物品を移動販売する。または、献血車のように簡易的な医療機器を載せておき、移動診療所として利用出来れば、高齢者が都市にある病院に行きづらいという問題を解決できる。会社が長期休暇の場合は海外旅行客などを地元の宿まで乗せれば地方活性化、宿泊施設不足解消の糸口になるだろう。 将来、地方により多くの中小企業が進出すればコスト削減や運行本数を増やせる。自動運転や電気を動力にしたバスが理想的だが、日本の技術発展を待ちたい。 続きを読む