【17卒】エイベックスの冬インターン体験記（総合職）No.589（2017/12/14公開）

常に変化を求められるエンタメビジネスを扱っている人たちがどのような考えで、様々な企画やイベント、サービスを行っているのか知りたいと思ったから。

面接の前にこの会社がどのような事業を行っているのかについて調べ、面接で専門的なことを聞かれた際に答えられるようにしていた。また、エンターテイメント全般に関する知識を幅広く吸収し、面接で引出しの広さをアピールした。

1次面接 → 最終面接

頑張ったことや志望動機に関しての深堀りはあったものの、上記のような斬新な質問に関しては深堀りは少なくアイデアを見ているように感じられた。面接官の方のうちの1人が話しているときに上を向いたりしており、あまり話を聞いていないように感じられた。

今一番キテいるなと感じるエンタメはなんですか。

私はUSJだと思います。USJはマーケティングがとても優れたテーマパークで、年パスを利用してリピーターを多く獲得しており、音楽を聴けるジェットコースターや後ろ向きに走るジェットコースターの導入など他の施設にはないアトラクションでテーマパークファンを虜にしています。また、ワンピースやモンスターハンターといったアニメやゲームのナンバーワンとコラボすることを通して更に多くのファンを取り込んでおり、こんなテーマパークは他にはないと思います。

売れる歌手と売れない歌手の違いはなんですか。

プロモーションの仕方だと思います。世の中には歌のうまい歌手なんて5万といます。そういった中で、どのようにして売り出していくかが重要だと思います。たとえば、AKBでも各々にキャラを設定し、ドラマやバラエティ、モデルなどのジャンルで各々が活躍し、グループの人気に還元しています。このようにキャラをどうやってつけて、売っていくかが最も重要であると考えます。

1次とは異なり、こちらの話を真摯に聞いてくれているように感じました。2人とも女性だったこともあり、あまり深堀りもありませんでした。しかし、1次では全くされなかったESからの質問も何問かありました。ですが、対策をしていたので普通に答えることができました。

リーダーシップを発揮したことを教えて下さい。

プロ野球の球団で長期のインターンをしたことです。インターンでは、観客動員数やグッズの収益を伸ばすための施策を考えるというマーケティング業務が中心でした。私は、社会学部ということで、マーケティングの知識が全くない状態だったため、最初は役に立つことができませんでした。この状況を改善すべく、商学部の授業を受講し、マーケティング関連の本を何冊も読み、スポーツマーケティングのゼミにも入り、知識を蓄え、どうしたら観客動員数を伸ばすことができるのか考えました。私がインターンをしていた球団は12球団で最もファンのリピート数が多かったため、将来の観客層として期待できる若者を新規顧客として獲得しようと考えました。アイデアで終わらせるのではなく実際に、「一定の期間チケットを大幅に安くすることで大学生を野球場に集客する」というイベントを企画・実施し、計2000人以上の学生を集客することに成功しました。

頑張ったことを教えて下さい。

学生生活で最も頑張ったのはサークル活動です。サークルでは、本学の学生がさまざまな業界の実情を把握し、就活の視野を広げることを目的として活動しています。その活動の一環で、毎年様々な業界で働く卒業生の方々にインタビューし、それをまとめ、20Pのフリーペーパーとして配布しています。今年は私が編集長を務めました。例年1000部作るものの、半分ほどが手に取ってもらえずに余っている状況がありました。なので、私はこの状況の打開に取り組みました。まず、現状の問題点を探るべく友人たちにリサーチを行いました。次に、学内セミナーの参加状況協を調べ、就活生のニーズについて考えました。ここから「分量の多さ」と「人気企業の固定化」という2つのキーワードを導き出しました。そこで、分量を減らした4Pのリーフレットを作成し、他大と比較した本学の大手企業内定率や人気業界内定率を掲載しました。また、従来の20Pのフリーペーパーに関しては今年から開設したHPに移行しました。その結果、リーフレット800部のうち650部を手に取ってもらうことに成功し、HPのアクセス数も増やすことができました。

エイベックスがやるべき新規事業について考えよ

前半にやったこと

1日目は、会社概要に関しての話があった後、「気づき」の講義というアイデアを出すための考え方などを学び、それをもとに簡単なグループワークを行った。2日目も引き続き「気づき」の講義の後、新規事業について考えるグループワークをひたすら行った。

後半にやったこと

3日目の朝に中間発表を行い、フィードバックで厳しい意見をもらった。その後から各班にメンターが1人ずつ付き、意見が行き詰った際などにアドバイスをしてくれた。また、社内見学やVR体験などもできた。4日目はグループワークがほとんどだったが、「気づき」の講義が2回あり、大変勉強になった。5日目は発表の後に、フィードバック、そしてその後に懇親会が行われた。

人事部長/役員2名/人事7名/メンター6名

商品券5万円

役員の方から「君たちの案は着眼点がとてもよく、まとまっている」との好評価をして頂いたが、「採算性に関してはまだ詰められていない」と指摘され、学生の立場でそこまで求められるんだなと感じた。

潜在ニーズについて考えるために、何度も深堀りすることが重要だということを学び、何度も何度も「なんで」という問いをし続けることを求められ、今までそのようなことをしたことがなかったので大変だった。