【19卒】キユーピーの冬インターン体験記（文系/研究開発コース）No.3553（お茶の水女子大学大学院/女性）（2018/9/12公開）

食品メーカーを志望していること、中でも大学の先輩も多くいらっしゃるので良い会社なのではと思って応募しました。食品メーカーは採用人数が少ないので、インターンシップへの参加は顔を思えてもらえるチャンスになるかなと思いました。

愛社精神が強い会社だとOGより聞いていたので、キューピーの社是社訓はきちんと覚えておきました。志望理由も、「自分はキューピーの社是社訓に共感している」ことをにおわせながら書きました。

エントリーシート → 最終面接

食への興味関心が高い点を評価した、と後に人事の方からコメントをいただきました。面接でも、他社の製品を含めて、商品の良いところ悪いところなどを質問され、深掘りもかなりされました。また、キューピーの面接は挙手制です。関係あるか分かりませんが私は全ての質問で4人中1番目か2番目には答えるようにしていました。

研究内容を文系の人事でも分かるように説明

ESにも同じ項目があったのでそれに沿って話しました。詳細は共同研究のため割愛しますが、難しい言葉を使わずに、なおかつ短くまとめるように意識をしていました。研究内容についての質問は、やっている内容以上に「分かりやすく論理的に話せるかどうか」が見られていると感じていたので、私は①ゴール、②ゴールを達成するために行っていること、③研究の難しいポイント、④現状どこまで進んでいるか、⑤課題解決のために何が必要であると考えているか、を話していました。

キューピーの商品の改善ポイント

「離乳食のパッケージが瓶であること（他社メーカーだとレトルトパウチが多い）」
瓶の離乳食は「持ち運びが便利」、「安定性があり外出時もあげやすい」、「食べ残しをとっておける」というメリットが考えられる一方で、衛生面には不安があると考えました。実際に私の身近では、口を付けた離乳食を常温のまま持ち歩き、数時間後にまた食べさせているお母さんもいました。月齢の小さく、食べきれないお子さん用に、小分けサイズになった離乳食があると良いなと思いました。
→「小分けにすると値段が高くなるが、それはどう考えるか」と質問されました。

キューピーの商品を利用して新メニューを考える

1日目にやったこと

自己紹介、社員の方の紹介グループワーク（潜在ニーズをみつけるワーク、1グループ6人くらい）、社員の方とのランチ（2~8年目くらいの方々）、研究所見学、会社概要の説明

2日目にやったこと

調理実習（キューピーの商品を使った新メニューを1人1品キッチンで作りました。その後、ターゲットやコンセプトを含めて発表、全員で試食、の流れで行いました。エビフライなど、火を使うものは作ってもらえるので料理が出来なくても大丈夫だと思います。）

研究所のリーダークラス

なし

壊すことを恐れるな、という言葉が印象に残っています。新商品を考えていると、どうしても初めに思いついたものを大切にしてしまい、それをベースに考えてしまいましたが、何度もアイデアを壊していくことを恐れないことの大切さを学びました。

特に宿題などはなく、一日一テーマだったので大変なことはあまりありませんでした。ただ、2日目は個人でのワークだったのもあり、他のインターンシップであるように、グループでめちゃめちゃ仲良くなったり（仲良くはなりましたが）、終わった時にものすごい達成感があったり、というのは感じられず少し物足りなさを感じました。