- Q. 志望動機
- A.
住友ゴム工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒住友ゴム工業株式会社のレポート
公開日:2017年12月12日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
住友ゴムの企業研究の際に有益だった情報源は,住友ゴムのwebサイトです.タイヤ業界は,BtoBでもありBtoCでもある業界です.BtoCの会社は,一般の方でも公式サイトが読みやすく設計されています.その公式サイトには,他のタイヤメーカーとの違いや技術が多く記載されています.そのサイトをよく読み,住友ゴムの歴史や特徴を理解しました.また,学内で開催される会社説明会にも参加しました.大学にもよると思いますが,この会社説明会にて簡単なアンケートがあります.必ず出席する必要はないとは思いますが,出席すると良い思います.タイヤメーカーを受ける学生は,化学系が多いですが機械系の学生も必要とされています.学科が違うからなどと諦めずに,出身学科を機にすることなく受けることをお勧めします.
志望動機
私は,自動車の死亡事故をゼロにしたいと考え,貴社を志望しました.私は,人命を守りかつ自動車の本質である走りや利便性を心から楽しむことができる車社会を作りたいと思っています.自動車の安全は,センサーや衝突安全ボディなど自動車メーカーで向上させることも可能です.しかし,センサーが危険を感知し自動車を止めるためにはタイヤの性能が大きく影響します.人やモノへの衝突を防ぐためには,路面と唯一接するタイヤが重要であると考えています.貴社は,チューブレスタイヤやハイドロプレーニング現象の解明など,より安全な自動車社会に向け業界初の技術を多く生み出している未来を見据えた企業です.また,貴社の価値観にある『目標を高く』という理念もより良い未来に向けて大変重要であると感じます.私は,貴社のフロンティアスピリットのもと死亡事故ゼロの目標に向けタイヤから自動車の安全を向上させたいと思っています.
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容/自己 PR/学生時代に最も打ち込んだこと/仕事を通じて成し遂げたいこと。また、当社でそれが実現できると考える理由。/自由記述
ES対策で行ったこと
住友ゴムのエントリーシートは,オープンESがベースとなったものでした.そのため,早い段階からオープンESを記入しておくと住友ゴム以外の企業でも役にたつと思います.
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
何回も参考書を復習しました.数を受けることも重要で,なんども練習するといいと思います.
WEBテストの内容・科目
一般的な,テストセンターで受験するタイプのものでした.言語非言語性格
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生3 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事2年目から3年目
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接合格の電話の際にフィードバックがありました.そこで,実際に人事のかたがおっしゃていた評価ポイントは,理論立てて話していたこと,堂々としていたことでした.自己PRなどはしっかりとハキハキ伝えることが重要だとおもいます.
面接の雰囲気
集団面接でした.開始前に人事の方が緊張をほぐしてくれるような雑談から始まりました.面接自体は,圧迫ではなく学生の話をしっかり聞いいてくれるような雰囲気でした.
1次面接で聞かれた質問と回答
研究内容を教えてください.
私は,大学院にてタイヤの騒音低減について研究しています.低騒音タイヤ開発において,タイヤと路面との衝突音の予測技術の開発が重要です.そこで私の研究では,タイヤ衝突音のうち,特にタイヤが路面に衝突する際の発生音に着目した評価モデルの開発を目的としております.研究では,実験ではタイヤが路面に衝突する際に発生する加速度と音圧に比例関係があるということが分かりました.実験の結果を踏まえ,観測された傾向を数式モデルや物理モデルに落とし込むために,プログラミングや簡易物理モデルを作成し実験値と計算値の比較を行っています.現状では,上手く実験を再現することが出来ていないため新たな予測モデルを作成しています.
自己prしてください.
私は,『現状に満足せず,向上心を持ち続ける』ということを念頭にいれいつも行動してきました.例えば,アルバイトで の時間帯責任者への昇進です.私の働く店舗では,今まで学生で時間帯責任者に昇進した人がいませんでした.しかし, 『現状の役職のまま4年間続けてきたアルバイトを終えたくない』という気持ちと『時間帯責任となり店舗運営に加わりた い』という思いがありました.そこで,時間帯責任者になるため,自分の課題は何かを考え一つ一つ課題の改善に勤めました.また視野を広げ店舗全体を見ることも意識しました.その後,店長・エリアマネージャーとの面談を経て無事昇進する ことができ,今では時間帯責任者を任されて1年が経ち,さらなるステップアップのため自身の役割と店舗全体の状況を見 つめ直し行動しています.このように,何事にも挑戦し行動することを自分の長所であると考え,今後も向上心を持ち行動を起こしていきます.
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事マネージャー
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
取り組みに対する働きかけで,どのような事を考えどのようなプロセスで実施したかを伝えるようにしました.結果だけでなく,プロセスを話したことが評価に繋がったと思います.
面接の雰囲気
圧迫感はなく,学生の話をしっかりと聞いていくれるような雰囲気でした.逆質問の時間もあり不明点をクリアにすることができました.
2次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れ取り組んだことはなんですか.
店舗初の学生時間帯責任者へ昇進することに取組みました.(時間帯責任者は,担当の時間帯の責任者をさし,発注やクレーム対応,現金管理,また人材育成も行います.) 取組んだ理由は,学生のうちに様々な年齢やバックグラウンドを持った人と働き,その中で時間帯責任者としてマネジメント力をつけたいと思ったためです.責任者になるために,既存の責任者と私とのギャップから『先輩従業員に対して行動是正のフィードバックができていない』という課題を把握しました.フィードバックをするには信頼関係の構築が重要と考え,普段からどの従業員に対してもコミュニケーションをとることを意識しました.まず他愛もない会話からはじめ,次に食事会に参加するなど徐々に壁をなくしていきました.すると,従業員と私の間に信頼関係が構築され,行動是正のフィードバックを伝えていけるようになりました.結果,店長とエリアマネージャーから時間帯責任者の認定を頂くことができました.この経験から,信頼関係を築くことがチームで働く上で重要であることを学びました.
サークル活動では,どのような担当で何をしましたか.
サークルでは,合宿の企画担当でした.私は,100人規模のテニスサークルの合宿を企画実施しました.この役職についた理由は,今までの合宿に対して私を含め多くのメンバーから不満の声があったためです.これまでは,テニスのみをする合宿でした.しかし,メンバーの望んでいることはテニスだけをする合宿ではなく,合宿を通じてメンバーの一体感を高めることでした.そこでまず,希望開催地の意見を知るためにアンケートを取りました.その結果,最終的には沖縄での実施となりました.しかし,今まで沖縄で合宿をした経験がなく,ましてや100人規模の団体行動は未経験でした.そこで,緻密に合宿の計画立てをしました.100人規模で移動となるとバスで移動すると楽ですが,できるだけ多くの希望を叶えたいという思いがあったためより少人数の車移動にしました.しかし,そうすると車が30台ほどになります.そのため,まず想定された問題が空港での乗車です.あまり長時間車も停車できないことや,車の手続きなどで待ち時間が長くなるなどの問題が考えられました.そこで,運転手を前の便の飛行機に乗車させ事前に手続きを済ませることでスムーズに乗車するようにしました.このように,事前に飛行機,宿,レクリエーションなどを計画することで合宿を成功させることができました.この経験から,事前に問題を想像し計画を立てる大切さを学びました.
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員2名
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
評価されたポイントは,研究内容を相手に伝わりやすく話したところだと思います.研究内容の質問の際に理系でない方もわかるように説明してくださいと指示がありました.そのため,専門用語をあまり使わずに分かりやすく伝えることを意識しました.
面接の雰囲気
今までの会議室のような場所ではなく,応接室のような場所での面接でした.相手は役員の方でしたが,学生の話に耳をしっかりと聞いてくれる暖かい雰囲気でした.
最終面接で聞かれた質問と回答
研究内容を教えてください.
私は,タイヤ騒音の中でも50%ほどの寄与を占めるパターン振動音の発生のメカニズムの解明を目的に研究をしています.タイヤ騒音は,自動車騒音の中でも50〜85%ほどの寄与を占めているため問題視されています.この背景より,低騒音タイヤの開発が求められています.タイヤ騒音の要因の一つにパターン振動音(タイヤパターンブロックが,地面と衝突離脱する際にタイヤが加振されて発生する振動音)があります.このパターン振動音の発生メカニズムは解明されていません.衝突音の発生原因に適切なアプローチをするために,騒音発生メカニズムを解明することが重要です.私の研究では,パターン振動音の予測モデルの構築を行っています.パターン振動音に着目するため,パターンブロックが一つのみ付いたタイヤを用いて,パターンブロックと路面が衝突する際の音圧とパターンブロックの加速度を測定しました.実験の結果,加速度と音圧に比例関係がありました.そのため,衝突時のパターンブロックに発生する加速度が分かると音圧の予測が可能であることがわかりました.よって,『パターンブロックと路面が衝突した際のパターンブロックに発生する加速度』を算出するモデルを構築することにしました.パターンブロックと路面は,弾性体と剛体なので弾性物体の衝突で用いられるヘルツの接触理論をモデルに使用しました.この理論では,衝突時の変形量がわかるため,その変形量から加速度を算出しました.現在では,モデルの精度は実験値と比較すると二分の一ほどです.現在のモデルでは,パターンブロック端の変形により生じる加速度のみ算出しています.そのため,今後はパターンブロック全体が振動する際の加速度にも着目し,精度のよいモデルに向け研究を進めていきます.
タイヤの研究をしているとのことだけど,研究で大変だったことはありますか.
パターン振動音のメカニズム解明のためのモデル化方針を立てることに苦労しました.モデル化での課題は,タイヤパターンと路面の衝突の際にどのような現象が起きているかを推定することでした.私の研究は,パターン振動音の発生メカニズムを解明し,パターン振動音そのものの低減化を目的としています.一方で,これまでのパターン振動音に対しての対策手法は,タイヤパターンを不規則に設置することで,音のピークを抑え低減化するというタイヤパターン配置方法の最適化問題として対策されてきました.そのため,タイヤパターン個々の衝突に関する先行研究がなく,モデル化の方針を立てることが困難でした.初めは,タイヤパターンの衝突ということばかりを意識し,衝突現象の推定ができませんでした.そこで,広い視野で文献調査をしました.例えば,建築業界の床騒音やゴルフボールとドライバーの衝突音に関する文献なども読みました.また,検索をする際には,『パターンブロックと路面の衝突』を『弾性体と剛体の衝突』のようにそれぞれの性質に焦点をあてました.すると,タイヤとは一見関係のない分野からヒントを得ることができました.様々な分野の衝突現象で共通していたのが,ヘルツの接触理論という考えでした.よって,私の研究においてもヘルツの接触理論を使用するモデルを考案しました.他分野であっても,『弾性体と剛体の衝突』のように現象の性質を考えることでモデル化に着手するためのヒントを得ることができました.このように,研究を通じて柔軟な発想で物事に取組む重要性を学びました.今後は,より高精度のモデルを構築するために,視野を広く持ち現象解析に取組んでいきます.
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
他の会社と迷っている事を伝えると,数週間の猶予を頂くことができました.また,内定者と社員との懇親会があり疑問点などを聞くことができました.
内定に必要なことは何だと思うか
タイヤメーカーは日本に複数社あり,競合が多いです.そのため,他社との比較をし企業のユニークなところを見つけるといいと思います.また,タイヤメーカーは化学出身の学生が多いですが,タイヤを作成するために機械の知識も必要です.また,タイヤの挙動などを理解するためには力学的知見も必要です.そのため,あまり関係なさそうな学科だと思ってもまずは受けることが重要だと思います.学科が違うからと諦めずにエントリーするといいと思います.
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
相手に話す際に相手の立場にたって,話すことができる人が評価されると思います.研究内容の説明など,人事や文系の方は詳しくありません.そのため,相手に合わせて説明の仕方を変更するなどの配慮が必要です.また,おどおどせず堂々と話すことも重要だと思います.
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接は,人事だけでなく役員や副社長の方が担当されます.そのため,少し迫力がありますが,負けずに堂々とハキハキ話すことを意識したほうが良いと思います.砕けすぎもよくありませんが,緊張のしすぎで話せない方が問題です.暗記した事を伝えるのではなく,自分の言葉で話すと良いと思います.
内定後、社員や人事からのフォロー
他社の内定が決定したため,決定し次第辞退させて頂きました.そのため,特に内定後のフォローはありませんでした.
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住友ゴム工業の 会社情報
会社名 | 住友ゴム工業株式会社 |
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フリガナ | スミトモゴムコウギョウ |
設立日 | 1917年3月 |
資本金 | 426億5800万円 |
従業員数 | 39,975人 |
売上高 | 1兆1773億9900万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 山本悟 |
本社所在地 | 〒651-0072 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 |
平均年齢 | 40.7歳 |
平均給与 | 633万円 |
電話番号 | 078-265-3000 |
URL | https://www.srigroup.co.jp/ |