【挑戦のDNAで未来を創る】【18卒】トヨタ自動車の技術総合職の本選考体験記 No.2977（同志社大学大学院/男性）（2017/12/6公開）

　トヨタ自動車では，「何故トヨタなのか」を強く主張する必要があります．自動車メーカーについて調べ，また他の自動車メーカーとの違いを理解し面談などの際に説明する必要があります．「何故トヨタなのか」を自分自身に落とし込むために利用した情報源は，リクルーター，会社説明会，自動車技術会の会誌，OB，モーターショーなどです．
　これらのなかでも，一番有益だった情報源は，リクルーターとの接触です．トヨタ自動車の技術職での採用は，学校推薦が主な入社ルートです．そのため，リクルーターとの接触は大切です．私自身リクルーターからの推薦で内定を頂くことができました．リクルーターとの面談で気をつける点は，トヨタに行きたい！トヨタでないとダメだ！という思いを常に伝えることです．リクルーターとの接触は一度でなく複数回あります．そのため，毎回の接触で「何故トヨタなのか」のヒントをリクルーターとの会話から取得します．リクルーターは学生をしっかり見ています．始めは固まった志望動機が言えなかった人でも，毎回の接触で「何故トヨタなのか」をしっかりと言えるようになることで評価されます．
　リクルーターとの会話に困らないように，モーターショー，自動車雑誌，なぜ車が好きか，会社説明会，トヨタ自動車のwebサイトなどをしっかりと確認することをお勧めします．

　私は，自動車の負の側面である死亡事故をゼロにしたいと考え，貴社を志望しました．自動車は，乗って楽しく，便利である一方，今でも多くの事故が発生しています．私は，安心して車の良さ楽しさを感じてもらえるような車社会を作りたいと思っています．そう思った理由は，事故や故障のある自動車だと自動車の本質である走りや利便性を心から楽しみ感じることができないと思ったためです．死亡事故ゼロの実現は難しい課題です．しかし，先輩社員のお話の中で，「世界初の取り組みに対して，社員一人一人の挑戦の連鎖で実現してきた」と熱心にお話されていたことがとても印象に残っています．このように貴社は，今までない技術を一から構築するという挑戦のDNAが浸透しています．私は貴社ならば難しい課題に対しても力を合わせて成し遂げることができると感じました．私は貴社の一員となり，死亡事故ゼロの自動車社会に向けて挑んでいきたいと思い貴社を志望致しました．
　

学校推薦のため，会社側から特に指示はありませんでした．学校推薦は，原則合格した場合の内定辞退をタブーです．

トヨタ自動車を受ける場合，「何故トヨタなのか」を意識して受け答えする必要があります．就職活動を早めに始めることが重要です．トヨタ以外の会社も調べ，その都度トヨタとはここが違うなど意識すると良いと思います．トヨタ自動車と聞くと，クルマの会社というイメージがもちろんあると思います．しかし，クルマというモノだけでなく，トヨタが目指す未来像なども調べてみると志望動機に繋がると思います．学校推薦は，学内での争いになると思いますがしっかりと自己分析や企業研究をすると大丈夫です．

内定が出る人の特徴としては，就職活動のスタートが早い，自己分析の結果と企業の相性を考えて会社選びをしているか，自分の足で出向いて直接企業やリクルーターと話しをしているか．などが重要だと思います．面接の回数をこなすことも重要です．本命の企業の前に友達や先生，就職課の方に練習をしてもらうといいと思います．

トヨタ自動車の学校推薦は，リクルーターとの面談が全てです．リクルーターに指名を頂かないと最終選考に進むことができません．そのため，リクルーターとの接触の際は毎回が本番のつもりで挑む必要があります．しかし，緊張しすぎて自分の良いところが伝わらないといけないので，緊張感はもちつつ会話のキャッチボールをするイメージで接触すると良いと思います．

リクルーターとの定期的なやりとりや，モーターショーなどのイベントの参加．

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コンチネンタル・オートモーティブ株式会社

私が入社を迷った企業は，コンチネンタルオートモーティブです．将来，自動運転など自動車の安全に関わる仕事がしたかったため，車載センサーやカメラなどの自動車部品を作っているコンチネンタルと迷いました．しかし，コンチネンタルは外資系のため働き方が異なります．その中でも日本の拠点での開発が限られているという点が決めてになりました．また，コンチネンタルは選考が早く，入社目標のトヨタ自動車が控えていたため内定を辞退しました．