【18卒】トヨタ自動車の技術総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.2977 （2017/12/6公開）

リクルーター面談

リクルーターが学校に来て学生と話します．私の場合は，リクルーター二人に対して私のみでした．雑談形式で自身について聞かれます．堅苦しくなく，穏やかな雰囲気でした．

リクルーター面談

飲み会が設定されます．飲み会の席で，志望動機やガクチカなどを聞かれます．飲み会の席とはいえ，リクルーターの目は真剣でした．会話のキャッチボールをすることを意識して，参加しました．

spiは参考書を繰り返し行うことが重要です．

一般的な，試験場で受けるspiです．言語，非言語，性格試験

大学での研究内容や授業で興味を持った内容についてご記入ください／大学時代にあなたが最も力を入れて取り組んだことをご記入ください／大学時代にチームを巻き込んで成果を出したエピソードをご記入ください。／トヨタを志望する理由とやりたい仕事をご記入ください。

エントリーシートは，リクルーターの方が何回も添削してくれます．フィールドバックに対して，答えるような形で内容を濃くしていきました．

面接では，志望動機，ガクチカ，研究内容などを聞かれました．面接官からのフィードバックでは，うまく話せていますね，よく伝わりました．との意見を頂きました．面接では，自分が言いたいこと伝えたいことを簡潔にわかりやすく話すことが重要です．私は，そのわかりやすく伝える点を面接では評価されたと思います．

面接は，会議室のような場所で人事一名，技術者一名で行われました．雰囲気を堅苦しくなく，穏やかでした．難しい質問はあまりなく，エントリーシートにそった質問でした．

学生時代に力を入れたことを教えてください．

私が最も力を入れて取り組んだことは，海外でのインターンシップです．このインターンシップに参加した理由は２つあります．一つ目は，将来グローバルに活躍できるエンジニアとしての国際感覚を養うため．二つ目は，海外での就業体験という新たな経験がしたかったためです．研修では，先進安全＆歩行者安全の部署にて包括的な安全技術を学びました．お世話になった企業では，日本のインターン生を受け入れることが初めてのため具体的な研修内容が決まっておらず，研修に空きの時間が発生してしまいました．しかし，インターンシップという限られた期間のため，研修をより充実させたいという思いがあったので，積極的にエンジニアの方とコミュニケーションをとり自分の要求を伝えました．その結果，予定にはなかった他部署の見学や実データを用いた性能評価にも取り組むことができました．この経験を通じて，受け身でなく積極的に行動する大切さを学びました．

研究内容を教えてください．

私は，タイヤ騒音の中でも50％ほどの寄与を占めるパターン振動音の音源探査について研究しました．タイヤ道路騒音は，自動車騒音の中でも50〜85%ほどの寄与率を示しているため問題視されています．この背景より，低騒音タイヤの開発が求められています．タイヤ騒音の要因の一つにパターン振動音があります．パターン振動音とは，タイヤパターンブロックが，地面と衝突および離脱する際にタイヤが加振されて発生する振動音です．この振動音に対して，今まで様々な低減化対策が行われてきました．しかし，個々のパターンが路面に衝突する際に発生する，衝突音のメカニズムは解明されていません．衝突音を発生させる原因に適切なアプローチを可能にするために，騒音発生のメカニズムを解明することが重要です．騒音発生メカニズムを解明するためには，まず音源を特定することが必要です．そのため，音源同定について研究しています．

学校推薦のため，会社側から特に指示はありませんでした．学校推薦は，原則合格した場合の内定辞退をタブーです．

トヨタ自動車を受ける場合，「何故トヨタなのか」を意識して受け答えする必要があります．就職活動を早めに始めることが重要です．トヨタ以外の会社も調べ，その都度トヨタとはここが違うなど意識すると良いと思います．トヨタ自動車と聞くと，クルマの会社というイメージがもちろんあると思います．しかし，クルマというモノだけでなく，トヨタが目指す未来像なども調べてみると志望動機に繋がると思います．学校推薦は，学内での争いになると思いますがしっかりと自己分析や企業研究をすると大丈夫です．

内定が出る人の特徴としては，就職活動のスタートが早い，自己分析の結果と企業の相性を考えて会社選びをしているか，自分の足で出向いて直接企業やリクルーターと話しをしているか．などが重要だと思います．面接の回数をこなすことも重要です．本命の企業の前に友達や先生，就職課の方に練習をしてもらうといいと思います．

トヨタ自動車の学校推薦は，リクルーターとの面談が全てです．リクルーターに指名を頂かないと最終選考に進むことができません．そのため，リクルーターとの接触の際は毎回が本番のつもりで挑む必要があります．しかし，緊張しすぎて自分の良いところが伝わらないといけないので，緊張感はもちつつ会話のキャッチボールをするイメージで接触すると良いと思います．

• 社員の魅力・実力
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コンチネンタル・オートモーティブ株式会社

私が入社を迷った企業は，コンチネンタルオートモーティブです．将来，自動運転など自動車の安全に関わる仕事がしたかったため，車載センサーやカメラなどの自動車部品を作っているコンチネンタルと迷いました．しかし，コンチネンタルは外資系のため働き方が異なります．その中でも日本の拠点での開発が限られているという点が決めてになりました．また，コンチネンタルは選考が早く，入社目標のトヨタ自動車が控えていたため内定を辞退しました．