18卒 本選考ES
研究職
18卒 | 東京大学大学院 | 女性
- Q. 研究で最も苦労した事は何ですか?あなたはどのような工夫をしてそれを乗り越え、どのような成果に結び付けましたか?(800字以内)
-
A.
大学での研究において、目的物質の単離がうまくできず、とても苦労しました。私は、大学の卒業研究として、真菌由来の新規天然有機化合物の探索を行いました。天然有機化合物の単離という実験において、通常は5~6回の精製を繰り返せば1つの化合物が単離できます。しかし、私の場合、対象としていた物質とかなり物性の近い化合物が存在していたいため、その二つの分離することが少し難しかったのです。私は粘り強く20回以上精製操作を繰り返しましたが、それでも分離できませんでした。そこで、別のアプローチがないか周りを見渡してみると、通常精製の段階では使われない、使ったことがない機械があることに気づき、それを使ってみることにしました。また、一人で抱え込まず、先輩に相談したことがきっかけで、他にもアプローチを見つけることが出来ました。初めて使う機械を用いて分離を行った結果、目的物質の単離に成功しました。それだけでなく、その物質の新規類縁体も同時に単離することが出来ました。この経験で、諦めそうになっても一旦冷静に周りを見渡すこと、そして時には周りを巻き込んで協働することで新たなアイデアが生まれることを学びました。 続きを読む
- Q. あなたが田辺三菱製薬で実現したいことは何ですか?(400字以内)
-
A.
私は、広く医薬品開発の技術を学び、世界に目を向けた新薬開発に携わりたいと考えています。これまで私は、大学と大学院で異なるテーマで研究を行い、分析技術を身につけてきました。異なるテーマで生命科学を追求したことで、生物というものを多角的に見る力を培ったと感じています。貴社に入社した場合も、まずは様々な分野の医薬品の開発に携わり、医薬品についてたくさんの知識・技術を身につけたいです。そして、その知識を様々な分野の研究者と融合させることで、画期的な新薬を生み出したいです。また、大学で英語研究会に所属した経験を活かして、海外の事業にも積極的に参加したいと思います。市場が世界で一番大きいアメリカでの事業を発展させると明言している貴社で働くことで、世界の患者さんを救う新薬開発に貢献したいです。 続きを読む