【未来を予測、お客様に寄り添う】【23卒】積水ハウスの冬インターン体験記（理系/総合企画コース）No.23708（非公開/男性）（2022/4/25公開）

最近はハウスメーカーであっても住宅以外の分野に力を入れ始めているように感じ、実際にはどのような業態なのかを知りたいと思ったのがきっかけです。加えて、ハウスメーカーとしての仕事にも興味があり業務内容を詳しく知ることが目的でした。

ESではハウスメーカー同士だと住宅事業において他社と明確な差別化をするのは難しいと感じたため、企業理念をベースとして、住宅以外の事業に関する興味関心を伝えるように意識した。

1日目と2日目は会社理解のための動画視聴が大半。ただし1日目に図面から逆算してお客様のニーズを予測するワークがある。3日目は総合企画職の社員を交えての座談会。

ワークについては最初に説明があり、その後ブレイクアウトルームに分かれて各グループで作業。終了後は数グループが発表し、その後フィードバック。

お客様のニーズを把握するための考え方。

図面から逆算してお客様のニーズを予測するワークがあった。５人程度のグループで実施された。

1日目にやったこと

積水ハウスの家についての動画視聴。その後、図面から逆算してお客様のニーズを予測するワークを実施。あまりない形式のグループワークなので難しかったが、どの学生も意欲的で参加しやすい雰囲気だった。

2日目にやったこと

積水ハウスが行なっている取り組みについての紹介を動画を交えながら勉強する。実際に担当している社員さんもいるので、学生から質問しながら座談会のような形式で進められた。

3日目にやったこと

総合企画職として働く社員さんとの座談会。複数の部署から社員さんが1名ずつ来ていただいており、ブレイクアウトルームで分かれて実施される。話を聞きに行く社員さんは学生が選び、興味のある部署の話を聞きに行くことができる。

なし

学生の人数が多かったので個人として社員の方とお話しする機会はあまりなかった。ワークのフィードバックは全体に対して行われたが、お客様の家族構成や趣味、そもそもなぜ家を建てようとしたのかを把握するなどお客様に寄り添って考えることが大事であると感じた。

そこまで苦労したことはなかった。強いて言うならば1日目のワークの際に、全員の意見を取り入れると図面的に矛盾が生じたりと、どの意見を採用するかを決めるのに時間を要した。結果的に良い塩梅でまとまったが、情報量の少ない中で予測をするのは難しかった。

５人程度でグループワークを実施した。特定の学生が目立つというよりは全員が意見を出し合いながら取り組めたと思う。

家はお客様にとっても一生に一度の大きな買い物であるため、一人一人にどれだけ寄り添って考えられるかが大切というのがよくわかった。その上で、お客様のニーズを引き出す力やそれを実現するための技術力、プラスアルファの付加価値をどれだけつけれるかが重要だと実感した。

他のハウスメーカーの製品の特徴や会社としての取り組みをある程度勉強しておくと、違いがより一層わかりやすいかもしれない。

今回は総合企画職として、コーポレートスタッフとしての職種で応募しましたがそこに関する業務理解はいまいち出来なかったかなという感想。やはり住宅が売上の多くを占めており、重要な柱であるためそこに関する説明が多かった。半日を3日ほどのスケジュールだと細かな業務理解は困難な印象を受けた。

ハウスメーカーとしての能力を携えながら、住宅以外の事業に力を入れるというところに興味を持っていましたが、やはり売上としても住宅関連が大きく、人員もそこに対して多く必要とされているように感じたので、純粋に住宅事業だけに携わりたいという人以外は熱意があっても必要枠が少ないように感じた。

志望度が下がった理由は良くも悪くもまだまだ住宅事業の色が強すぎるように感じたからである。企業ページでは住宅以外の事業に関しても取り組みを増やしているといったことが記載されているが、そこに関わっている社員さんはまだまだ住宅関連に携わっている方に比べると少ない印象を受けた。

インターンシップ参加者に対して早期選考の案内があるため、その点については有利になり得ると思われる。早期選考では選考の一部免除もあるようなので、通常選考よりも通りやすいのではと思う。

街づくりに携わりたいと思い、ゼネコンやデベロッパー、ハウスメーカーといった業界を中心に見ていた。ゼネコンやデベロッパーでは都市部を中心として大規模的な開発が目立っているが、積水ハウスのようなハウスメーカーは各地方で地域に根ざした活動をしていることに惹かれて志望していました。各業界ごとに強み弱みが異なるのでそこを見極めながら就活していきたい。

住宅業界といえば、ガツガツした雰囲気で残業も多く、良くも悪くも昔ながらの伝統が強く残っているという印象でしたが、実際にはそのようなことは感じず、利益のためというよりもお客様を大切にすることが第一というような考えが根本としてあるように感じた。ただし会社としてはやはり住宅以外の事業に乗り出すのは簡単なことではないのかなという風にも感じた。