【未来を拓く高速道路の挑戦】【19卒】西日本高速道路（NEXCO 西日本）の冬インターン体験記（理系/総合職技術系土木職）No.3303（京都大学大学院/男性）（2018/9/13公開）

西日本広域に当たる高速道路網を管理する、西日本高速道路株式会社のインターンシップに参加することで、高速道路の土木技術者が高速道路の設計・計画・施工・維持管理・運用における業務にどのように取り組んでいるのかを業務体験や現場見学を通して学びたいという思いから参加しました。

エントリーシートのみの選考でインターンシップの参加可否が決まるため、どれだけ参加動機を簡潔に書けるか、また参加動機を自分の研究分野や経験に論理的に結び付けて書けるかの二点を意識してエントリーシートの作成に取り掛かりました。

姫路市の山間部の高速道路の新設現場の見学やスマートインターチェンジの見学。スマートインターチェンジの設計のグループワーク。

1日目にやったこと

姫路市の山間部の高速道路の新設現場の見学し、スマートインターチェンジを見学しました。その後、見学した経験を基に、スマートインターチェンジの設計のグループワークに取り掛かりました。

人事の社員(入社10年目ほど)

なし

人事の社員の方から、いただいたフィードバックとしましては、私たちのグループが設計した高速道路のスマートインターチェンジは、ほぼ実際に設計されたものに近い構想となっており、地図上の等高線や高速道路の形をよく理解していたという好意的なフィードバックをいただくことができました。

専攻分野の異なる初対面の学生と共に、スマートインターチェンジの設計に関するグループワークに取り掛かることが大変でした。普段高速道路のスマートインターチェンジを見学し設計するという経験はなかなかできないものなので、学生同士で、一つの高速道路建造物を設計するというグループワークは難易度の高いものでした。

新設現場に携わる入社1年目の社員の方お話やスマートインターチェンジの設計に携わるベテラン社員の方のお話を聞くことで、高速道路の土木技術者として高速道路の設計や施工に携わる上での姿勢や大変さ、課題などを直接聞くことができ、大変良い勉強になりました。

インターンシップの参加前には、企業のホームページで業務の理解を深めたり、会社説明会で社員のお話を聞いたりするなど、西日本高速道路の土木技術者として働くイメージをより具体的にすることが有効だと思います。

私は、インターンシップを通して、高速道路の設計・施工業務に関する理解が深まったため、西日本高速道路の土木技術者として働く自分を想像することができました。中でも、施工の際、ゼネコンや建設コンサルなど様々な対外協議を通して、一つの高速道路構造物を作り上げることの大変さとやりがいを実感できたことが一番の理由です。

インターンシップに参加した上での感想や勉強になったことに関する質問が本選考の面接で為されましたが、一つの質問に過ぎなかったので、インターンシップの参加が内定の必要条件ではなく十分条件だと感じました。ただ、インターンシップに参加することで、西日本高速道路での業務理解が深まり、本選考の内定に近づく可能性はあると思います。

高速道路の土木技術者として、高速道路の施工現場や設計に携わる社員の方のお話を聞くことができ、自分の働いているイメージを想像することができたからです。また、サービスエリアでご馳走になった昼食が大変豪華で、(田舎の高速道路見学だったため遠路はるばるやってきた)インターンシップの参加者への十二分な心遣いが感じられ、大変な好印象をもちました。

インターンシップ参加した後日、OB訪問の案内が来るなど、インターンシップ参加者が本選考に有利となるような企業側の気遣いが感じられたからです。本選考の面接でも、インターンシップの感想や勉強になったことについて聞かれたので、インターンシップの参加が(少しは)有利に働いているように感じられました。

土木工学を専攻していたことから、高速道路や鉄道など、西日本や関西の社会インフラを管理する企業に関心をもっていました。中でも、高速道路に関心があり、西日本全域の高速道路を管理する西日本高速道路株式会社か、関西都市圏の高速道路を管理する阪神高速道路株式会社のどちらを第一志望にするべきかを迷っていました。

高速道路の土木技術者として、高速道路の新設や設計に携われる頻度ややりがいから、西日本高速道路株式会社への志望度が大変上がりました。また、インターンシップでの学生の質問への社員の方々のご対応やサービスエリアでのご馳走など、企業としてのサービスに魅力を感じ、是非とも入社したいという思いが強くなりました。