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18卒 本選考ES
技術職
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Q.
あなたの研究テーマや得意技術について専門外の人にもわかるよう説明し、 その技術を用いてどのような社会課題の解決に貢献できる(したい)か説明してください
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A.
バイオフィルム(微生物集団)内部での不均一性及び微生物の振る舞いを解析することを目的に、微生物をセンサとして用いた解析チップの実現を試みています。 微生物は環境中においてバイオフィルムという微生物集団を形成し、その内部において相互作用することによって高度に環境適応しています。しかし、バイオフィルムは空間的な広がりを持ち、また内部での微生物活動は複雑なため、その内部の解析は従来の分析技術では容易ではありません。そこで私はバイオフィルムの内部を解析するための手法開発を目的にしました。 私は微生物同士がシグナル等によって相互作用していることに着目し、微生物自体をバイオフィルムからの相互作用因子を受け取るセンサに利用することを考案しました。その微生物が増殖可能な微小環境を作製・配列することでバイオフィルムの位置ごとの不均一性を解析できるセンサを開発することとしました。具体的には微小培養環境として栄養や環境因子の物質透過可能の膜を持った微小ゲル状ビーズを用いることにし、そこに微生物を内包しました。さらに、半導体作製などで利用されるフォトリソグラフィーを用いて作製した多くの微小孔が配列されたチップにこのゲル状ビーズを充填することで、それぞれが独立した環境因子応答培養チップを作製しました。このチップ上にバイオフィルムを形成し、その内部の微生物の放出する因子をチップに反映することで分析する準備が整いました。 私はこの微小加工技術とバイオセンサ作製の知識を用いて、家庭で使用できる医療機器を開発したいと考えています。医師不足である現在、病院のベッドの数も減少しており、手軽に受診や入院ができなくなっています。私は病院に行く前後のフォローをするため、健康状態をセンシングする医療機器を開発することによって家庭で病気の予防、また術後などのケアが可能になると考えています。 続きを読む
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Q.
志望動機
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A.
私は微小加工技術とバイオセンサ作製の知識を用いて、家庭で使用できる医療機器を開発したいと考えています。貴社は人間と機械が調和した最適化社会の実現に向け、非常に高い技術で新たな価値を持った製品の開発をしております。特に技術・知財本部では外部の研究機関と共同し、最先端の研究が行われており、私も貴社で最適化社会に必要となる人々がより快適で健康にいられるための価値を研究したいと考えたために志望致しました。また、貴社のSINIC理論では、現在は生体制御技術が必要とされており、さらに未来には精神生体技術が求められるだろうことを考えた研究をしていきたいです。 続きを読む
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Q.
学生時代に周囲を巻き込んで困難を乗り越えたエピソードを説明してください。 その中であなたの果たした役割やこだわった点を具体的に説明してください。
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A.
私は周囲を巻き込んで監督のいない陸上競技同好会の目標設定と競技力向上を行い、駅伝大会での3位入賞を達成しました。私は大学時代に陸上競技同好会に所属し、長距離主将を務めていました。長距離ブロックは関東の同好会が集まる駅伝大会を目指して練習に取り組んでいましたが、同好会には監督がいないため、練習方法が確立されておらず、やる気があってもなかなかタイムが縮まらないため、駅伝大会の最高順位は6位でした。そこで、私はメンバーと相談して、一度も成し遂げることのできていない3位以内を目指すことを提案し、そのために長距離メンバー40人の競技力の向上に取り組むことにしました。その方法として、私は有名な監督やコーチ、トレーニング理論の研究をしている方に理論的な練習方法の知識を教えてもらい、その知識をメンバーにフィードバックしました。具体的には週4回の練習メニューを以前よりも理論的に作成をし、同時にそれぞれの練習の意図を説明して理解してもらうように努めました。さらに練習の動画をマネージャーに撮ってもらい、フォームの確認も行うようにしました。これによって練習の効果が高まりお互いに切磋琢磨し、駅伝大会では過去最高の3位を達成しました。この経験を通して周囲を巻き込み、自分の知識を伝えることによって大きな目標に取り組んでいくことができるようになりました。 続きを読む