22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 岐阜大学大学院 | 男性
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Q.
トヨタ紡織を志望する理由を記入してください (400字)
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A.
私は研究室では分子レベルの素材を取り扱っており、その知識と技術を活かして、日本の基幹産業で製品開発に携わりたい。その中でも、私たちの生活に密着しながら、自動車の室内設計を手掛ける貴社で、五感に訴える「快適な車室空間」を構築したいと考えた。シートは車室空間の快適さを追求する上で、重要な役割を担っている。そこに、私が大学で培った化学の知識や貴社のコア技術を融合し、目的に応じた多様なシートを開発できたら面白いと考える。 また、貴社は自動運転を想定した車室空間の研究開発など、高い目標を達成するための挑戦を続けている。私自身も研究活動や資格の取得などに挑戦し、結果を生み出してきた。今後の人生においても様々なことに興味を持って挑戦を続けていきたいと考えている。だからこそ、創造と挑戦を続ける風土があり、人材が集まる貴社へ入社したい。 続きを読む
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Q.
あなたの特徴を記入してください。(400字) (自己PR、強み・弱み)
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A.
私の強みは「物事を納得できるまで、とことん追求する」ことである。 私は大学院の研究活動において未知な化学物質の構造決定を行っているが、条件変更での再検証や、先輩や先生との相談を繰り返しても、研究成果が出ない状態が続くことがあった。そこで私は、関係論文の徹底的な読み込みと、過去の実験結果を参照しながら、実験中の細かな変化や気づきもメモに残すように心がけた。そして、自分の意見を持って周囲との議論に臨み、実験結果を納得のいくまで分析することを繰り返してきた。この地道な取り組みが実験手法の有効性に繋がり、未知の化学物質の構造決定に成功し、学会発表の機会を設けた。その際、物事に没頭してオーバーワークになる節があったため、今は自分ができる仕事量を適切に管理し、仲間と協力しながら実験計画を立てるよう心がけている。 追求を諦めないという強みを活かしつつ、周囲と連携しながら「製品化」というゴールを追求していく。 続きを読む
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Q.
学生時代に、主体性を持って取り組んだことを記入してください。(400字)
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A.
外部大学院の試験に合格するため、TOEICで730点の取得を目標とした。ゴールから自分がやるべきことを逆算し、計画を立てて勉強を行った。 過去問分析を徹底的に行って必要な情報を収集・把握し、毎日5時間以上を学習に費やした。復習したテストを数日間寝かせた後に再び解き直し、自分の成長や欠点を数字で明確に示すことでモチベーションを高く維持した。さらにリスニング力を強化するため、生きた英語をとことん学べるセブ島への短期語学留学に挑戦した。マンツーマン授業の他にも、宿泊先では自ら声掛けをし、同じ大学のメンバー6人で頻出単語や例文のクイズを作成しあった。孤児院のボランティア活動では、現地の子どもたちと体を使ったゲームなどを通じて積極的に交流した。 帰国後に受けたTOEICでは目標を15点上回る745点を獲得し、外部大学院の合格に繋がった。大きな目標を達成できたことは私の人生において自信に繋がっている。 続きを読む
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Q.
研究課題または興味のある科目を記入してください。(350字程度)
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A.
ポリフェノールの一種であるプロシアニジンの酸化機構の解明を研究テーマとしている。ポリフェノールは酸化酵素などが原因で酸化が進行することが報告されているが、その際の構造変化には未知な部分が多い。 それを解明するべく、化学の力でプロシアニジンを作り、酸化反応を行って、構造の同定を試みる実験を行なっている。現在は、分析結果から得た推定構造を確定させるため、その化合物の部分構造を変化させ分析している。ポリフェノールは生活習慣病の予防や美肌作用など、様々な健康効果が注目されている。また、数千もの種類が存在し、食品によってそれぞれ構造や効能も違ってくる。そこで、酸化後の新規構造を同定し、酸化前のポリフェノールよりも優れた点を見つけることで、病気の予防・治療に応用できる可能性を秘めている。 続きを読む