【新規性満載の保険マーケ戦略】【23卒】日本生命保険相互会社の冬インターン体験記（文系/総合職）No.27686（非公開/男性）（2022/6/24公開）

金融業界全般に興味を持っており、その中の1つとして生命保険業界のインターンにも参加してみようと思った。大企業を志望していたこともあり、生命保険業界の中でも有名であった日本生命と第一生命のインターンに応募した。

まずは先輩など相談しながらESの準備をしっかりと行うこと。その後、企業分析(特に第一生命との違い)を行う。

企業への理解度を問われた印象がある。特に第一生命との違いは明確にしておいたほうが良い。

既存商品のマーケティング戦略立案ワーク

簡単なワークの説明→グループワーク→座談会→終了

保険商品の販売促進のためのマーケティング戦略を学べる

保険のマーケティング戦略立案

1日目にやったこと

前半に、生命保険業界全般についてやその中での日本生命の立ち位置や強みの説明が行われた。午後からはグループワークが行われ、現状のマーケティング戦略の課題点やマーケティングを行う上でのターゲット設定など議論の土台を固めていった。

2日目にやったこと

具体的な施策の提案から決定、簡単な数字の算出なども行い、施策の妥当性などの検討まで行った。また、3日目の発表に備えてパワーポイント資料の作成も並行して取り組んだ。

3日目にやったこと

最初に少し発表中日の時間があり、その後各班が発表を行い優勝チームを決める。その後少しFBの時間が設けられ、3日間の振り返りを行う。最後には座談会の時間があり、疑問について何でも質問できる時間がある。

不明

なし

社員の方に何度か中間報告を行い、そこで議論に対するアドバイスを貰う。また、グループワークの後には座談会も用意されているため、そこで社員の方に業務や社風についてざっくばらんに質問することができる。

マーケティング戦略を考える際に既に行われているものが多く新規性を持たせる事に苦労した。意見自体はいくつも出てくるのだが、どれも既に行われており、発表の評価基準である新規性を持たせることが難しい。そのため、ターゲットを決めた後の戦略案の発散のタイミングで多く時間を使ってしまった。

グループの半分くらいの学生がメインとなって議論を進めていた。

生命保険業界の働き方について理解が進むため、自分の働き方との適性を知る事ができる。私は、「新しいものを作りたい」という思いがあったため、生命保険業界での働き方はあまり自分には合わないと理解する事ができた。自分に合わないことを知るというのもインターンシップに参加したからこそだと思う。

マーケティングの基礎について学んでおくと良いかもしれない。新商品を考えるのではなく、既存商品をどう売るかを考えるワークなので、市場把握能力があると活躍できると思う。

数ある仕事の1つを体験したという感じなので、総合職として入社した後の働き方が明確にイメージできるかと言われれば難しい。確かに、既存商品のマーケティング戦略を考える部署はあると思うが正直配属次第な部分が大きいので、働くイメージをつけるならば営業ワークを行った方が現実的だと考える。

学生のレベルがあまり高くなかったこと、インターンで日本生命の細かい仕事についての理解が進んだことが理由だ。まず、学生のレベル感としては論理的に自分の考えを説明できる人であれば充分戦えるレベルである。仕事については座談会を通じて細かいところまで理解できるので、志望理由やキャリアプランは他人より深く考えることができる。

夏に損害保険業界のインターンシップにも参加しており、そのインターンと比較すると生命保険業界の商品幅の狭さを感じてしまったからだ。損害保険業界の商品はこれからリスクになり得る事象全てが商品になり得るが、生命保険業界の商品は人の命という変わらないものを対象としているため商品の幅の狭さを感じてしまった。

おそらくインターンシップでの活躍度は見られているのではないかと感じた。そのため、インターンシップで活躍することさえできれば有利に選考を進めていく事ができると思う。

金融業界を幅広く見ていた。理由としては、自分自身が経済学部出身ということもあり金融に興味があったからだ。冬の時点では、キャッシュレス業界に特に興味を持っていた。生命保険業界については、夏のインターンシップに参加する事ができなかったため冬に参加してみようと考えていたが、あまり志望度が高いわけではなかった。

生命保険業界はあまり自分に合っていないと認識する事ができた。私は社会人として、「新しいものを作りたい」という思いがあったのだが、同じ金融業界内のキャッシュレスや損害保険と比べて作れる商品の幅が狭いことをインターンを通して認識した。そのため、同じ保険として一括りにしていた損害保険と生命保険だったが損害保険の方を強く志望するようになった。