【冷凍食品の未来】【19卒】味の素冷凍食品の冬インターン体験記（理系/総合職）No.3925（徳島大学大学院/男性）（2018/10/17公開）

興味を持ったきっかけは大学の先輩に働かれている方がいたということと、食品業界の中でも成長分野である冷凍食品業界であるということ。また１Dayで参加しやすく、選考が有利になるとのうわさもあったため（実際には大したアドバンテージはなかったが）。

会社のホームページで企業理念や方針、商品一覧などはチェックしたが、特に深く勉強したことなどはなかった。

味の素冷凍食品の掲げる理念に沿った新たな冷凍食品の商品を企画する

1日目にやったこと

まず初めにアイスブレーキングとしてA4紙を各班どれだけ高く積み上げらるかのようなゲームを行った。その後、会社として大切にしている事などを話して頂いて、事業内容の説明に移った。休憩の後、GWとして商品開発ワークを行い、フィードバック。最後の現場の社員の方との質問会で終了。

人事部の社員２名と現場の社員１名

企業のキャラクターのストラップ

『「働く」ということは自分の価値を仕事に反映し、自分を含めた誰もが望む形「価値」を生み出すこと』だとおっしゃっていたのが印象的で、自分の強みを社会で活かすにはどうすればいいのか、また面接などではそれをどうアピールすればいいのかを考えるきっかけになった。

特に全体として大変だったことはなかったが、しいてあげるなら質問会の時間にあまり質問する人がいなかったため、自分で何回も質問したということくらい。GWで大変だったことは既存の冷凍食品にはない商品を考えるいうことだったので、非現実的にならない範囲で斬新なアイデアを考えるのは大変だった。

冷凍食品業界はここ数年で大きく成長したが、それと同時に消費者の年代層や使用用途も変化しつつある。そこでその変化を掴み、市場のニーズに応えていくことでまだまだ成長可能な分野であるということを教えて頂いき、それまでより冷凍食品事業に関心が増した。

最近の食品業界の動向をある程度しっていたので、話して頂いた内容が入ってきやすかった。なので全くの無知でも構わないとは思うが、多少そういった知識があると説明会や質問会、GWが有意義になると感じた。

冷凍食品の価値をもっと消費者に伝えて、地位向上するにはどうすればよいか、それには自分の専門性や強みがどのように活かせるかを考える良い材料になったので、何となくのイメージができた。また仕事のスケジュールやプライベートのことなども話して頂けたので、ぼんやりと想像することができた。

本選考で通る、通らないという手ごたえを感じるような内容ではなく、より会社や業界について知ってもらうことがメインのように感じた。そのためインターンに参加している方が面接のときに話しやすいとは思うが、選考の結果に影響があるようには感じなかった。

冷凍食品事業が今後まだ成長可能であり、食品業界の中でも優良な分野であると感じたから。また福利厚生やワークライフバランスなどもしっかりしているように感じた。あとは味の素グループということで、他のグループ会社と共同で取り組むことができ、いろいろな事にチャレンジできそうだった。

直接的に選考に有利に働くわけではないが、業界や会社に対する理解を深められるという点では、面接の際に話す内容に厚みが出るため、参加する個人の取り組みにもよるが有利になるのではないかと思う。

もともと栄養学が専攻であるため、最初から食品関連には絞っていた。しかしそのなかでメーカーなのか卸売りなのか、小売なのかは説明会やインターンに参加して見極めていくというスタンスで就活に取り組んでいた。だがやはりもともとメーカーに興味があったので、メーカー中心に見ており、その理由づけや確認の為に他の業態も見ていた部分が大きい。

もともと冷凍食品に対して良いイメージはなかったが、このインターンに参加して冷凍食品に対する認識が良いものに変わった。それからは他の冷凍食品会社についても調べるようになり、それが他の業種・業界に対してもプラスになった点はあった。食品の分野では珍しく今後まだ成長が期待できる分野なので、是非今後就活する方にも薦めたい業界である。