【22卒】ＪＦＥスチールの夏インターン体験記（文系/夏季インターンシップ）No.14608（東北大学/男性）（2021/5/18公開）

他の学生とのかかわりも基本的になかった。もともとは５日間の現地での開催だったので、コロナウイルスがなければ関わりは多くあったと思われるが、コロナウイルスの影響で２日間のオンライン開催であったためグループワークもなく関わりはなかった。

インターンシップに参加したからこそ学べたことは、「社員の方の仕事に対する思い」である。正直企業説明に関しては、企業の採用ＨＰに書いてある部分も多かった。しかし、パネルディスカッションのパートではなかなかお話を伺うことが出来ない社員の方から貴重なお話を伺うことが出来た。そのため、「社員の方の仕事に対する思い」は参加したからこそ学ぶことが出来たと考えている。
参加してよかったと思うこととしては２つある。１つ目は「社員の方の思い」を学ぶことが出来たことである。鉄鋼という基幹産業に携わっている誇りや仕事においての難しさ等はやはり参加しなければ学べず、参加してよかったと感じるポイントだった。２つ目は「アフターフォロー」である。もともとは５日間だったものが２日間になったので冬にグループワークや座談会等を限定で開催して頂けた。

インターンシップ前に「質問したいことをまとめておく」ことが重要であり、準備しておけばより有意義なものに出来たと考えている。企業に対する知見は選考において必要であるが、インターンシップ自体に関しては必要性は感じなかった。

想像できた理由は２つある。１つ目は前述したように「社員の方のお言葉を伺うことが出来た」からである。様々な立場の社員の方から実際に働いてみないと分からない言葉をライブで伺うことが出来たため、より明確に働いている姿をイメージ出来た。２つ目は「質問を数多くできた」からである。疑問に思っている部分を解消して頂けたので、よりイメージを明確にすることが出来た。

本選考で内定が出るか出ないかはインターンシップに参加した時点では全く分からなかったので、「出るとは思わなかった」と回答させていただいた。なぜわからなかったかというと「他の参加者との関わりがなく自分の実力を相対的に理解できなかった」からである。しかし、志望動機を固めることはできたので、ある程度選考を通過することは出来ると思った。

志望度が上がった理由は２つある。１つ目は選考である。自己寸評という珍しい形式であり、他の企業よりも表裏なく書かせていただいた。それにもかかわらず、通過したということは自分の内面的な部分もマッチしているのだと感じ、志望度が上がった。２つ目は社員の方が魅力的だったからである。オンラインだったため部分的にしか理解出来てはいないものも、「仕事に対する誇り」を皆さんが持っているところに非常にひかれ、志望度が上がった。

アフターフォローを含めて直接的な選考免除とかはないと思われるが、インターンシップに参加したことで社員の方の「人」の部分をよく理解することが出来、そこは選考において有利になると感じた。

インターンシップ参加後には参加者限定で「グループワークのある１日インターンシップ」や「座談会」を開催して頂けた。

インターンシップに参加する前は、働くということ自体があまり理解できていないため、幅広い業界と企業を見ていた。そのため、鉄鋼業界に対してそこまで強い思いはなく、日本製鉄とJFEスチールの２社をなんとなくという思いで見ていた。しかし、インターンシップに参加したことで基幹産業に携わることの魅力を感じ、鉄鋼業界に対する志望度が上がり、JFEスチールに志望度が上がった。

インターンシップに参加したことで、固く冷たい人ばかりだと思っていた社員の方のイメージが明るい人も多いというふうに変わった。実際に熱い思いを持っている社員の方もいたため、イメージは変わった。しかし、真面目な方がほとんど出会ったため、そう言った意味ではイメージに変化はなかった。このことから、日本製鉄よりもJFEスチールの志望度が高くなるという志望企業の変化があった。