【無線通信の未来を拓く】【21卒】ソフトバンクのエンジニアの本選考体験記 No.9854（千葉大学大学院/男性）（2020/7/22公開）

自分のやりたいことを明確にしたほうが面接官の方は仕事に関する認識、会社に対する理解ができていると判断してくれると思います。

基本的に和やかに始まった。緊張せずにいつも通りでやるように言ってくれた。途中から私の話に対して「それは違うなあ」とか否定的なご意見もいただいたが
ピリピリするような感じではなかった。

研究で頑張ったことは？

研究活動をする上で最も困難だったのは自分の全く知らない数学の分野を扱う必要があったことです。ある数学の分野を研究成果に盛り込む必要がありましたが、同じ研究室の仲間をはじめ担当の教授も専門ではなかったため、自ら進んで他学科の専門の先生とコンタクトを取り、私の研究への応用の方法をご指導いただきました。今までの勉強の専門外の内容を1から始めることは困難でしたが、専門の先生のお力を借り共同での活動を始めるという新たな試みによりその困難を克服しました。一人でただ成果を出すだけでなく集団による相乗効果を感じました。また、一見共通点のない学問の領域でも、融合することで新たな発見が見つかるという経験もすることができ、視野が広がりました。

会社に入ってやりたいことは何か

ソフトバンクでやりたいとは、今以上の無線ネットワークの品質を強化し地域差のない高水準なネットワークサービスを提供することです。計3000万回線を超える端末に対し、現在のような大都市に村れたエリア設計だけでなく、小さい都市や田舎向けの基地局設定やエリア設計の開発業務をおこない、快適さをより広い範囲で届けることが目標です。駅周辺の大混雑を回避するような新しいシステムを考えたり、接続が不安定となるエリア検出が簡易にできるシステムを構築したりすることで、さらなる効率化、高速化を実現したいです。やがては1つのエリアについて、自分がマネージャーとなり1からネットワーク構築ができる人材へと成長したいと考えています。

不採用にするための面接ではなかったように思いました。こちらの入社の意思があるかどうかを見極められたように感じました。そのおもいをしっかりと伝えました。

相当和やかでした。こちら側に寄り添ってくれて、私が緊張しないようにあえてご自身が課長と思われないようにしてくださったみたいです。

インターンの経験について感想は？

ソフトバンクのインターンは配属先がネットワーク系だったこともあり、自身の研究内容と関連していたことで、理解や知識をより深めることができました。自分が勉強している内容が仕事としてどのように活かされているか、またこれから勉強をしていくうえでどのようなことを考えて研究活動していくか、のイメージを膨らませることができました。社員の方々の知識や仕事に対する熱意に尊敬し、自分もそのような人材になりたいと強く思いました。ソフトバンクバリューを意識している社員さんが多く、特にスピード感や執念を、インターン中に常に感じました。年次の高い方が下の方に親身になって指導してくださる環境は、自分が入社した時に自己成長につながるという点で素晴らしい環境だと思いました。

逆質問：ずっとソフトバンクで仕事をされているのか

社会人になって数年でソフトバンクに入社したそうです。ソフトバンク入社後は現在に至るまで15年ほどソフトバンクでお仕事をされていました。ソフトバンクの良さとして、まず自由にやりたいといったことができる、ということを挙げていました。自分の提案があった場合に上司を説得さえできれば実現することができる点に大きなやりがいがあるとおっしゃっていました。以下、その方がおっしゃっていた内容を要約します。「今は家庭を持ったことで挑戦的な気持ちが薄れ、チャレンジの意味も変わってきている。ソフトバンクに対してのマイナスな側面がない以上離れようとは思わないが、ほかの企業にどう思われるか、自分の価値がどれだけあるのかはソフトバンクでしかほとんど仕事してないから知ることができない。それを知るための活動はしている、転職活動ではなく。」