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株式会社日本政策金融公庫 報酬UP

【中小企業を支える社会的責任】【18卒】日本政策金融公庫の総合職の本選考体験記 No.3974(慶應義塾大学/男性)(2017/12/12公開)

株式会社日本政策金融公庫の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒株式会社日本政策金融公庫のレポート

公開日:2017年12月12日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

選考フロー

企業研究

他の政府系金融機関とどのような違いがあり、どのような使命感や目的意識をもってお仕事をされているかということについて注目しました。また政府系金融機関の中でも特に中小企業が対象であるということ、そして融資業務を専門に行っていることなどが特徴であると知ることができました。このような会社の特徴を知ることができたのは主に就職活動サイトや新卒採用ホームページを見たからです。その上で、実際にこの会社のインターンシップにも参加させていただくことができました。そこでは職員の方から会社の内部についてのお話をいただいたり、業務体験という形で融資可否の判断を行うようなワークをすることができました。このような経験が非常に本番の選考で役立ちました。

志望動機

私が考える貴庫の志望動機は社会的使命です。それは、日本を支える中小企業や農林水産業者を資金の融通によって支えていることです。公共性の高い株式会社として、民間の金融機関では出来ない政策金融を的確に実施する点が魅力に感じました。私がインターンシップで学んだことは2つあります。1つ目は、貴庫の業務内容です。貴庫は地域活性化や事業再生などの役割を果たしています。インターンシップに参加し、融資業務の経験や職員の方々との交流によって、より深く仕事の醍醐味を理解することができたと考えています。そして、業務を理解した上で私が働く際のイメージの醸成ができました。そして、社会人として働くにつれて基礎的な能力や考え方を養っていきたいです。

エントリーシート 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

志望動機(なぜ日本公庫で、なぜ中小企業事業か)

ES対策で行ったこと

就職活動サイトなど参考にしたことと、インターンシップに参加した自分ならではの経験を伝えることを意識しました。

WEBテスト 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

これまでに何度もWEBテストを受験していたので特別に対策をすることはありませんでした。言語分野が弱かったので一部復習をしました。

WEBテストの内容・科目

読解と数学と性格診断のWEBテストです。

1次面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1月に開催されるインターンシップにも参加していたので会社に対する理解度が高かったことは評価されたと感じました。

面接の雰囲気

事前に書いたエントリーシートと他社選考状況を元に、あらゆる角度から自分についての質問が飛んできたので、やや緊張しました。

1次面接で聞かれた質問と回答

あなたの思う自分の強み

私の強みは【課題解決力と協調性】です。私は長期インターンで営業を経験し、現在は学生チームのリーダーをしています。当初、成約の獲得目標を達成できない時期がありました。そこで、現状の課題を細分化して処理することを意識しました。目標が達成できない原因を噛み砕くと、重要な課題は目標への執着心が足りない点とチームの結束力が足りない点でした。前者の課題克服のため、私がメンバーの出勤日に業務内容の報告を義務付け、1日単位での目標と現実の差を明確にして、チームに目標数値を意識させました。後者の課題克服のため、私が職場以外での交流の場を設けて、チーム全体の仲間意識を高めました。これらの課題を克服していく上で、様々な価値観を持つ学生メンバーを束ねることは大変でした。しかし、メンバーの意見を尊重した方針決定によって対応しました。その結果、現在はより高い目標数値を達成できています。

日本政策金融公庫の特徴と魅力

私が貴庫の一番の特徴であると考えるのは、公的金融機関として日本の家計や企業を資金面からサポートしている点です。貴庫は政府から全ての出資を受けるという特徴を持ち、これは一般の金融機関とは全く異なります。その結果、日本を支えるという社会的責任が業務に伴うといえます。また、貴庫の魅力は事業内容だと考えます。特に中小企業事業に貴庫ならではの魅力を感じます。日本のほとんどの企業は中小企業であり、中小企業が日本経済の中心であると考えられます。しかし、中小企業は大企業と比べて民間金融機関からの融資などにより資金調達することが厳しい状況下にあります。この現状においても中小企業を支えられる貴庫は社会性の高い金融機関であるといえます。このような業務を通して中小企業を支えることが日本経済を支えることにも繋がるという点は貴庫ならではの持ち味だといえます。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

エントリーシートに書いた内容をそのまま答えるような質問がほとんどだったので、エントリーシートと異なることを言わないようにしました。このような誠実さが重要だと思います。

面接の雰囲気

ここが最終面接だということは知らされていました。また年次が非常に高い方が出てきたので緊張しましたが、難しい質問はむしろ少なかったです。

最終面接で聞かれた質問と回答

日本政策金融公庫の志望理由と中小企業事業に興味を持った理由

貴庫を志望する理由は2点あります。1点目は仕事内容です。それは、日本を支える中小企業や農林水産業者を融資によって支えることで、貴庫独自の業務であることに魅力を感じました。2点目は職員の方です。インターンシップでお話した職員の方から業務への熱意を感じ、雰囲気が自分に合っていると感じました。中小企業事業を志望する理由は2点あります。1点目は企業への貢献度です。中小企業を融資で支えることで、企業が成長していく姿を見られることにやりがいを感じるからです。2点目は企業経営者との関わりです。他の事業部と比べて、経営者の方と長期に渡って関われるとインターンシップで知りました。経営者の仕事への熱い想いを伺いながら、企業の課題解決に深く長期的に関われることを魅力に感じました。

イノベーション支援事業についてどのような関心を持っているか

私は資本制ローンによるイノベーション支援に注目しています。この貴庫でしかできない業務に興味を持ちました。その理由は2点あります。1点目は他の民間金融機関ではできない制度だからです。日本の成長のために必要な新事業の育成を他の機関では出来ない制度で融資できることにやりがいを感じました。このようなやりがいが感じられる職場で私は仕事をしたいと思っています。2点目は中小企業の視点です。中小企業の目線に立つと、資金面と財務面の2つの側面から援助を受けられる仕組みは貢献性が高いと感じました。また、貴庫が融資をおこなうことによって、ベンチャーキャピタルや民間金融機関などの「呼び水」効果をもたらす影響度の大きさに興味を持ちました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

就職活動については続けてもいいとのことでしたが、内定をいただいた翌日に健康診断書の提出を求められました。

内定に必要なことは何だと思うか

非常に短い時間の面接で学生が適正を持っているかどうかを判断していくため、面接の短時間で自分のアピールポイントや会話力があるということを面接官にわかるように示さないといけません。そのため自分を取りつくろったり嘘をつくというよりかは、誠心誠意に答えることが必要だと思います。面接中の発言でエントリーシートやこれまでの面接と異なる意見を発信したり、自分の強みとずれたPRすることは逆効果なのかもしれないです。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

金融業界を受けていく中で、なぜ民間金融機関ではなく政府系金融機関に興味を持ったのかということと、いくつかある政府系金融機関の中でなぜ日本政策金融公庫に入りたいのかということを明確に伝えることが重要です。

内定したからこそ分かる選考の注意点

1次面接の後、その場で次回面接の日程を調整することになりますが、あまり日にちをあけた日程を希望すると、志望度が高くないことが伝わってしまいますので、面接官に提示された日程で次回の面接を受けることを勧めます。

内定後、社員や人事からのフォロー

6月中に内定者向けに懇親会が開かれました。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

株式会社みずほフィナンシャルグループ

迷った会社と比較して株式会社日本政策金融公庫に入社を決めた理由

私は金融業界の中でも、もともと政府系金融機関に興味を持っていたので入社を決めました。迷っていた民間の金融機関との違いでは、新入社員に対するフォローの手厚さが大きく異なります。入社してから3ヶ月間低迷の研修が設けられていたり、初めの1年間だけでなく、階層別に分けた研修などが非常に多いということは新入社員を非常に大切にしている企業だというふうに感じました。このような人材を大切にする意識は民間金融機関以上にあると思いました。

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日本政策金融公庫の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社日本政策金融公庫
フリガナ ニッポンセイサクキンユウコウコ
設立日 2008年10月
資本金 11兆7685億円
従業員数 7,299人
売上高 7493億8000万円
決算月 3月
代表者 田中一穂
本社所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番4号
平均年齢 42.1歳
平均給与 864万円
電話番号 03-3270-7440
URL https://www.jfc.go.jp/
採用URL https://www.jfc.go.jp/n/recruit/
NOKIZAL ID: 1575563

日本政策金融公庫の 選考対策

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