【理系の未知へ】【20卒】大和証券の冬インターン体験記（理系/総合職）No.5378（北海道大学大学院/男性）（2019/4/18公開）

大和グループの活動に興味を持ち，大和グループのトップに位置する御社，大和総合研究所のインターンシップに採用と考えた．また，高校の先輩が証券会社で働いており，非常に楽しいといっていたので，自身の目で確かめようと考えた．

普段から株式投資等を行っているため，事前に学習したことは多くないが，御社と野村證券の違い，強み弱みを調べた．

会社の概要説明と理系の方が活躍する職種紹介，座談会

1日目にやったこと

午前は会社の概要説明のあと，理系の方の職種紹介と各職種の方々による職種説明がメインであった．午後も職種紹介の継続と座談会が1.5時間程度設けられたようなタイプのインターンであった．

なし

インターンシップのフィードバックとしては，講義が中心のインターンであったため特になし．しかし，1.5時間程度の座談会が用意されており，3人の社員さんから具体的な話をうかがうことができた．

証券会社で活躍する理系の人々の実務の想像が全くついていなかったかつ，証券会社特有の言葉の多くを理解することが非常に難しく，社員さんの説明を理解することすら大変であった．また，ワークの内容も非常に難しく，1時間程度の短時間でワークを100%理解するのはほぼ不可能であると感じた．非常に難しい内容であった．

野村證券と御社の違い，また強み弱みを具体的に聞くことができ，大変勉強になった．また，普段は工学系の方が多いインターンにシップによく参加するが，今回が理学系，文系等が多いインターンシップであったため，多分野の方々と交流を深めることができ，就職仲間の幅が広がった．

証券会社に関して知識がない人は可能な限り，事前に知識を詰めることをオススメする．単語単語が非常に難度が高いため，全くついていけない恐れがある．

自身は工学系の出身であるため，ほとんどの方が理学出身であるということもあり，少し畑違いであるなと感じてしまった．学問を極めている方が非常に多いため，論理的であるが，工学系との物事の考え方の差を身をもって実感してしまった．非常に学問に近い職種が多かった．

私は今ある技術や情報を用いて，どのように現場に反映するかといったような工学の分野で研究を行なっているが，貴社で働くのは理学系の学問に近い職種が非常に多かった．クォンツなどの統計的分析や数値解析等の非常に学問の基礎になる部分の知識が重要視されているから．

志望度が下がった理由としては，座談会での社員さんのほとんどが理学部出身の方が多く，工学部の出身の方がいなかったため．理由を確認したところ，ある社員さんが工学部の方はわざわざ証券会社にこなくても，活躍できるフィールドが数多く存在すると言われたため．

インターンシップでは単語単語が非常に難解であるため，各職種の業務内容を浅く理解することはできるが，深く理解することは非常に難しく，志望動機を固めるのが難しいと感じたから．

インターンシップ参加前の志望業界としては，自身の専攻が活かせれば，業界は特に気にしないと考えていた．私の将来の夢は，ITの力で世界を変えることであり，私の将来の夢と企業の方向性が一致するような企業を中心にインターンシップに参加した．証券会社をはじめとして，ITが使用されている幅広い業界研究を行った．

貴社のインターンシップの参加を通じて，理系は理系でも理学系が多く活躍するフィールドよりも自身と同じバックグラウンドをもった工学系，情報系が多く活躍しているようなフィールドで働きたいという思いが非常に強くなった．理系という枠でも，やはり専攻ごとに考え方が異なることを感じ，働く上で，意見の対立が起きそうだなと感じた．