22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 東北大学大学院 | 男性
-
Q.
あなたが現在取り組んでいる研究の概要を教えてください。50文字以上600文字以下
-
A.
私の研究テーマは「長石の熱発光を用いた地熱探査法の開発に関する研究」です。この研究は、既存の地熱探査法のデメリットであるコストの高さとリードタイムの長さを解消し、地熱資源開発の促進を図るものです。熱発光は、熱発光強度と温度が結びついている現象で、この関係を用いて地熱探査を行います。研究手法として性能評価、シミュレーション、地熱地帯へのフィールド調査と実証など様々な手法を駆使ししています。学問分野としては地球化学や地質学などに加えて、鉱物科学や反応速度論など幅広い分野を組み込んでいます。私はこの研究テーマに学部生のころから取り組んでおり、対象鉱物である長石を炉で加熱することで熱発光にどの程度の影響があるのかを調べる性能評価から始めました。修士では熱発光強度と温度を反応速度式で表し、熱伝導モデルを構築するなどのシミュレーションを中心に行っており、今後は実際の地熱地帯でのフィールド調査や実証を行っていく予定です。修士課程を修了するまでに部分的にでも査読付きの論文として発表できるレベルにすることを目指しています。 続きを読む
-
Q.
あなたが現在取り組んでいる研究テーマを選択した理由を教えてください。50文字以上300文字以下
-
A.
私がこの研究テーマを選択した理由は、再生可能エネルギーである地熱資源開発を促進させたいと考えたからです。特に日本は火山が多く、地熱資源量も世界第3位を誇っていますが、開発は進んでいません。再生可能エネルギーが主力電源化する中で、出力が不安定な太陽光や風力に対して、純国産資源であり、安定的な発電が可能という優位性を持つ地熱資源を日本でもっと活用すべきと考え、開発の進まない理由の1つである地熱資源探査法のデメリットを解消することを目指す研究テーマを選びました。 続きを読む
-
Q.
学生時代に最も力を入れたこと及びその成果を教えてください。500文字以下
-
A.
私が学生時代に力を入れて取り組んだことはサークル活動です。広報・渉外活動の責任者として組織内の改革を行いました。私はロケット製作・打上サークルに所属していましたが、活動費を確保するために広報・渉外活動を積極的に行う方針がありました。そのためのルールが乏しく、初歩的な連絡ミスなど、いくつか問題が発生していました。この状況ではスポンサー企業との信頼関係を損ねてしまうと感じたことから、組織構成の改組やルール作り、マニュアル作成などを行いました。賛意を示すサークル員ばかりではなく、難色を示した者もいたのですが、粘り強く話し合いを重ねることで最終的には賛意を示してもらえました。結果として、後輩に引き継いだ後ですが、新たなスポンサーと契約が決まったことや、新たにSNSを開設したなどの成果を得られました。この経験を通して、賛成する人同士で内容を高めていく話し合いだけでなく、反対する人への理解促進や、反対の理由を分析して不安や不満を解消するための話し合いも非常に重要であるということが学べました。 続きを読む
-
Q.
上記取り組みで特に工夫した点や苦労した点について教えてください。420文字以下
-
A.
上記の取り組みで苦労したことは、組織全体の不満を解消しつつ必要な業務を効率よく遂行していくことです。これは苦労したことであると同時に、上記の組織改革を行った理由でもあります。このサークルでは、サークルに所属するにあたっての義務を限りなく少なくする方針になっていたため、サークル活動への参加の姿勢が個々人で大きく異なっていました。他のサークルや部活にも参加している人も多く、個々人の活動参加の意欲、参加時間の長短などに非常に幅がある組織でした。そのような中で、個々人の不満を可能な限り解消した状態で、組織運営に必要な業務が効率的に行われるような組織の体制になるように、自分の部署のサークル員や他の部署の幹部と綿密に話し合いを重ねて組織を改組しました。 続きを読む
-
Q.
当社を志望した理由を教えてください。250文字以下
-
A.
私の就職活動の軸は、「再生可能エネルギーの仕事に関わること」と、「インフラで人々の生活を支えること」の2つあり、これらの軸に同時に深く関わるのにエンジニアリングを行う貴社が最も適していると考えたからです。貴社は従来の製鉄設備に加えて、近年は再生可能エネルギーへの投資が旺盛になっていることから洋上風力やバイオマス発電プラントも手掛けていることから、貴社に属してエンジニアリングという形であれば、これら2つの軸に対して同時に深く関われるのではないかと考えました。 続きを読む